2024/10/04 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にシグルズさんが現れました。
シグルズ > 「ふィ~~……。いい汗かいたぁ……。
 労働の後のお風呂は、いつも以上に格別だね」

独り占めの露天風呂にほとんど肩まで浸かり、手足を伸ばして寛いでいる青年。
労働、いい汗といっても、単なる荷物運びである。
しかしながら生まれてこの方、汗をかくといえばセックスであり、労働というものにほとんど縁のない青年にとっては、ここ最近の労働への興味は自身のなかでの大きな変化だった。
混浴の露天風呂に期待して入ってきた手前、独り占めの環境は嬉し悲しではあったが。
見上げれば、青い空に幾筋かの細い雲がたなびいている。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にエウヘニアさんが現れました。
エウヘニア > 先日の不運は置いておいて。気分転換を兼ねて水浴び場を訪れる。
この時間帯はあまり人がいないのは分かっていたから混浴と札がかかっていてもさして気にすることはなかった───が、最低限の自営を兼ねて。水浴び場で貸し出している入浴着を纏っている。
薄い生地のそれはそのまま湯につかっても問題ない…とはされているが実際誰もいなければ素肌で浸かるほうが心地よいのは確かだ。

露天の少しひやりと感じる外気と、立ち上る湯気に目を細めながら。
青空も綺麗だなあ、と視線を上に。
だから先客に気づいたのは一拍後で。

「う。」

異性。立派な、角…角??と若干の興味をそそられたがそれは表情には出さないで。
入浴着を借りていたぶん心境に余裕はある。
先客への挨拶をかねて軽く頭を下げて──

「すみっこおじゃましますねー…?」

ヘラ、と緩い笑いを浮かべて言葉通りに露天の一角にお邪魔させてもらうことにした。
ちゃぷん、とお湯を揺らす音。
緊張感はあれども、温泉の心地よさはちょっと抗いがたい。

シグルズ > そういえば以前に水浴び場を訪れたときには、客が少ないのをいいことに大声で歌っている男がいた。
これだけ声の響き渡る場所なら、存外と気分の解消になるのかもしれない。
――と、声を張り上げる前に耳を澄ませたところで、露天風呂に通じる戸が開く音を耳が捉える。
寸でのところで喉元まで上ってきていた声は止まり、半開きの口のまま新客に頭を向けたのは、やや間抜けな表情に見えたかもしれない。

「あー……、どうぞどうぞ……?
 服着たままお湯に入ってくる人なんて初めて見たよ。
 そういうのもあるんだね、ここ」

マナーを完璧に把握はしていないなりに、彼女の断りに応じる。
どうしても注目してしまうのは、彼女の体――を覆っている、今まで見たことのなかった衣服だ。
風呂とは素っ裸で入るものである、と学んできただけに。
彼女にとっては裸体をまじまじと見られているに、何ら変わりはないかもしれないが。

「そんなに端っこに行かなくてもいいんじゃない?
 ハダカノツキアイとかブレイコウとか言うみたいだしさ」

くいくい、と湯から出した手で手招きをする。
彼女にその素振りがなければ自分から立ち上がろうとしている様子が、浮き上がりかけの腰から分かるだろう。

エウヘニア > ちゃぷ、と肩まで使って、ほわぁと弛んだ吐息をつくまでそう時間もかからない。
あんまり油断しすぎるのは良くないのは分かってはいるけれど。

「服……、ああ、混浴なので入浴用のローブというか簡易着というか……
希望があれば貸し出してもらえるので。
ここは露天以外も浴場があるのでその間に体が冷えないように、らしい、です、よ…?」

聞かれると、案内にあった文言をつらつら受け売り通りに紡ぐ。
簡易着というだけあって薄っぺらいそれは、濡れると当然体の稜線を隠すという効果は半減するので、そっと視線から隠す程度の小細工は弄しつつ。

人懐っこいタイプなのか手招きして誘ってくれるのに若干戸惑う。
戸惑っていたら腰を引き上げようとするのにぱしゃん、とお湯を跳ねさせて手を振った。

「いやー…私は隅のままでも…って
ちょ、あっ立たないでください!?」

相手に距離を詰められるよりは、自分のペースで近づいたほうがましっぽいと判断。
軽く腰を上げてちゃぷちゃぷ湯面を揺らしながら距離を埋める。
会話するには困らないくらいのこの距離なら、問題ないんじゃないかなあ、と思える許容範囲にて改めて身を沈めた。
実際一人半、くらいの間を空けた距離。

「……私シェンヤンの人じゃないのでー
でもまあ、お風呂が気持ちいいのは理解できます」

聞いたことはあるような言葉だけれど、しらないふり。
ぷいぷい、と首を横に振ってから、否定だけでもない言葉。
外の開放的な空気と、温泉の熱。独特の心地よさは良いものだ、と女なりに堪能している模様。

シグルズ > 「ははあ、なるほど。
 確かに体を温めに来てるのに、冷やしちゃったら逆効果だもんねぇ……
 てことは、裸を見られるのが恥ずかしい人が隠すためのモノじゃないってことだ」

体調管理というものにほぼ気を使わない青年だが、知識自体はある。
彼女の説明には納得し、そして誤解していたことにも気づいてしまった。
入浴着を着用していたとて、裸を見られることに忌避感があるのではないのだと。
体の曲線を隠すような仕草には全く気づかず、偶然出会った美女の柔らかそうな体を楽しそうに眺めており。

「えっ…!?
 あ、うん。分かった。
 ――それにしてもキミ、ちょっと遠くない。
 アレかな、冒険者の職業病で、間合いを取っておかないと居心地が悪いってやつ」

浮きかけた腰は再び下ろした……と思いきや、移動してきた彼女との間にある1.5人分の間隔に不服そうな表情を浮かべて、やっぱり立った。
青年は当然のように全裸。
こちらに視線を向けていたならば、やたら長太い怒張の垂れ下がりが嫌でも視界に入ってしまったかもしれず。
移動先は彼女の真隣、肌の触れ合うゼロ距離の位置。
何なら抵抗されなければ、腕は彼女の括れた腰に伸びて、再び距離を空けられないよう捕まえようとすらしていた。

「こういうときに使えって教わったんだけど、おかしいな……ま、いいか。
 お風呂は気持ちいいし、美女が隣にいると気分もいい、最高だね♡
 オレはシグルズ、美女さんの名前は?」

屈託のない笑いを浮かべて、真横にいる彼女の顔を覗き込む。
腰を捕まえていたならば、水中で指は入浴着の裾へと向かい。
裾を少しばかり肌蹴けてしまうと、太腿から臀部にかけての女性らしい曲線に指先を這わせていく。

エウヘニア > 「…ええ、ええ、いや…?
なんでそこだけ曲解、いや私は恥ずかしいから着てます、よ!?」

あえて見る必要はどこに…!と声を大にして言いたい所。
実際声に出しているが、そこまで大きくないのは余所への迷惑、というか目立ちたくないのかもしれない。

「や、うん、ええそうですね、初対面ですし、おしゃべりだけならって
 …!……!!!?」

ざぱ、と湯の切れる音が隣で響く。
こちらと違い羞恥心だとかはあまりないのか──立ち上がった相手は当然裸で。
裸で。

阻止しようとした光景がむしろ近い位置で展開されたのに絶句した。
医者みたいなこともするし、異性の裸に耐性がないわけじゃないとはいえ。

「ぅ……え、あ、あ!?」

一瞬思考停止してる間に隣というには近い距離に相手がいる。
そこまで引っ付く必要はどこ…!と訴える間もなく、腰を捉える手が逃亡を阻止してくれる。

「や、美女、と褒められるのはうれしくないわけじゃ、ない、けど…!
え、近い、近いですよ…!?」

んー!と密着を解こうとして小さく藻掻く。
しれっと人の入浴着をはだけさせようとする手を捕まえたりなんだり忙しい中の自己紹介、若干のジト目を向ける。

「え、エウヘニアって言います、けど
この状況で余裕ありますね…!?」

湯の中、他人の指が太ももをなぞるのに、びくりと体が震えた。

シグルズ > 「こんな綺麗な体をしてるのに恥ずかしいって、オレはもったいないと思うな。
 隠されるほど見たくなる気もするし……
 っていうか、この服、水を吸うと逆にエッチだよね。
 おっぱいの形なんてほとんど丸見えだし♡」

動いている腕のせいで若干見づらくはあるが、それでも成人した女性の胸部を完全に隠すことは難しい。
女性らしい曲線に薄い生地がピッタリ張り付いている、むしろ卑猥ですらある格好をニヤつき顔で指摘した。
抵抗するより早く逃亡を邪魔した太い腕に力を込めて、彼女の体を抱き寄せる。
体の側面はほとんど密着同然だ。

「近い方が美女さんの――エウヘニアの顔も体も、よく見えるだろ?
 オレが余裕あるんじゃなくて、キミが慌てすぎなんだと思うんだけど」

余程本気の抵抗をするのでなければ、青年の腕はびくとも動かないだろう。
むしろ逆に力を強め、彼女が逃げられない状況にあると知らしめてやり。

「……いつ誰が来るかも分からないところで、イヤらしいことするの、ゾクゾクしない?」

水中で指先が少し離れたかと思えば、次に向かったのは彼女の乳房。
膨らみの下側、下乳の曲線に沿って指先が動き、少しずつ頂点に向かって移動していく。

エウヘニア > 「ふつーだと、おもい、ます!」

無駄かもしれない抵抗は目下続けているが。本気というか男の腕、体つきに比してずいぶんと密度が重く感じる。
というか角の形状がミレーのものとも若干違う気がするのだ。
だからこそ印象的だったといえるのだけど……今はそれに言及するような余裕がなくて。

「…!!」

ぎくん、と体が強張る。いろんなところからの攻防に自分の体を隠すのがおろそかになっていた事実は認める。
言葉にされる恥ずかしさに喉を震わせて。

「~~~~!」

慌てすぎ、と言われたってこの状況であわてない人がいるんだろうか。
………たまに薬を届ける娼館の高級娼婦ならそうでもない…気はする。状況をうまく逆手にとれる、そんなタイプがちらりと浮かぶが自分はそうじゃない。
でも、浅く呼吸を吐き出して、極力パニックにならないように努めるのだけど。
ぎゅ、と腕に力が込められてより距離が近くなるのに、ますます追い詰められた。

「…………み、みられながらする趣味、は…っ」

ない、と涙目で辛うじて答える。
無防備になった分、指が胸元のふくらみをなぞるのに背筋が戦慄く。
そこを守るのは湯の中で揺らぐ薄い布一つ。下着もなくやわらかな形と感触が指先に返され。

ぅく、とくぐもった喉奥の震えが、間近の距離にあるなら聞こえただろう。

シグルズ > ちらちらと、彼女の視線が頭の辺りを動いていることに感づく。
青空を眺めて気を紛らわそうとしている、というわけでもなさそうだ。
その視線の意図に思い当たれば、ニンマリと唇が笑いの形になって。

「これね、オレのオシャレ……ってはずはなくて。
 エウヘニアが秘密を教えてくれたら、オレも秘密を教えてあげる♡」

彼女の薄っすらパニックが治まらないうちに、腰を抱いた片腕で軽々と体を浮き上がらせて、広げた脚の間に収めてしまった。
女性としても小柄な体躯は、青年の身体にすっぽりと包み込まれているに近い姿勢。
ヒップの谷間には先程僅かなりとも目にしてしまっただろう、図太い肉茎が嵌ってそのサイズを知らしめ。
抵抗しようとする動きに逆らい、お湯のなかで両手が乳肉を優しく鷲掴みにして、その柔らかさを確かめる。

「大丈夫、大丈夫♡
 今日はお客さん少ないって言ってたし、一番混むのは日が沈んでからだからさ。
 見られながらはイヤでも、見られそうだったら、どうかな…?」

はむっ♡ と無防備な耳たぶに唇で噛みつきながら、間近にある耳孔に囁きかける。
彼女の身体の柔らかさに発情するよう、尻の合間に収まっている怒張は急激に存在感を増していき。
両手は明らかに愛撫の目的を持って乳房を揉みほぐし、ついには指先が乳肉の先端へと伸びていった。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からシグルズさんが去りました。
エウヘニア > 【移動いたします】
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からエウヘニアさんが去りました。