2024/09/25 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」女風呂」にエルミアさんが現れました。
エルミア > 夜も深まれば、普段は人の多い温泉だって貸し切りのように疎らになる。
流石に向けられる目が多いとばれるかもしれないが、今ならばそれもきっと大丈夫。
静かに脱衣所から浴場へのドアを開いてから、ヒョコッとそちらへと顔を出す。

「右よーし、左よーし…うん、大丈夫っ」

現れた少女の姿はタオル一枚を体に巻いた状態、隠匿魔法で耳と尻尾はちゃんと隠しています。
凝視されると不自然かもしれないけど、湯気が漂っていたりしてるから何とかなると思いたい。
ペタペタと濡れた床を気を付けて歩き、今日の疲れをゆったりとお湯に浸かって落とそうと。
チャプンと浸かる温泉は、少し温めのお湯が満たしているところ、だって熱いのは苦手なんだもの。

エルミア > 巻いていたタオルを幾重に畳み、ポンと頭の上に添えておき。
軽くお団子に纏めた空色の髪がお湯に浸からないように、湯舟の縁に凭れ掛かるように背を預ける。
念の為に一度だけ周りをキョロキョロ見回して、今のところは近くに誰も居ないのを確認してから。
静かに目を閉じて、この心地良い温もりを堪能するのだった。

ただ余りの心地良さにちょっとだけ気が緩み、疲れもあってかウトウトとしてしまう。
時々カクンッと頭が揺れるも、そこは何とか堪えてみせる。
仕事疲れからくるものだけど、傍から見るときっと遊び疲れた子供が…なんて思われる事だろう。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」女風呂」からエルミアさんが去りました。