2024/08/25 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にミタマさんが現れました。
■ミタマ > 今日は休日。冒険者としての依頼もなければ、自分のお店の予約もない。
それならば!と向かった先は、そう。―――九頭龍の水浴び場。
全身を苛む熱気。じんわりと浮かぶ汗。空調の効いた部屋でのんびり過ごすのはいいけれど、
それだけだと不健康になってしまうので……文字通り、大きなお風呂で汗を流しに来たのである! …… まる。
「さぁさぁ。やってきましたよ、水浴び場!
……うん、なんかあからさまな白濁風呂がありますねぇ。多分あれ、過剰過ぎる媚薬とか入ってそうな奴です。
ま、まだまだ入る必要はないですねー。よっこいしょっ!」
そうして、脱衣所から持ってくるのは木のお盆と、その上に乗ったキンキンに冷えた飲み物入りの瓶とグラス。
ビンの中身は一見、果実ジュース。けれど実は果実酒。
外見は子供なれど、1000年を超える長寿族であるため、今日はあったか~い温泉と、つめた~い飲み物でかんぱーい!の気持ちでやってきたのです。
とはいえ、まずは流し場で髪の毛や尻尾をわしゃわしゃと洗い……。
数十分後―――。
「さて、入りますか~っ。心地よい温泉がわたしを待っていますよーっ♪」
白い髪の毛と尻尾をしんなりさせた状態で、のんびりするアイテム一式を持って浴槽へ。
透明度が高い普通の温泉を陣取れば、ちゃぷん。と足を、身体を沈め……。
「んんんー………はぁぁぁぁぁ……。
おっと、ここでジュースをひとくちー……。 ……んく。 ぷふ~……。」
グラスに果実酒を注ぎ、一口。熱々と冷々が同時に襲いかかってきて――ああ、至福。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にミタマさんが現れました。
■ミタマ > 「お昼、露天の風呂。明日の事を考えずに果実酒を一杯。
老成したつもりはないですがー……非常に心地よいですねぇ……。
後は酒の肴でも。と思いますが……流石にそれは高望みでしょうか~……」
恐らく、休日。
日頃の疲れを自宅で癒やしたり、休日だからこそ稼ぎ時だ!と冒険に出かけたり。
自分と違って、友人と共に素敵な時間を紡いでいる人も多そうな時間帯。
自然と視線が空を通り、脱衣所の方に向いたりもするけれど。
それはそれとして、お酒が美味しい。水滴浮かぶグラスを撫でて、黄金色の液体をもう一口。
甘酸っぱさの奥に膿をちりちりと刺激する酒の風味が襲いかかってきて……。
「ふは~……。まぁ、このお酒の美味しさに免じて、この寂しさは置いときましょうか~。」
■ミタマ > 「ほふ。さて、さてー……今日は一度、このまま。」
ふらり。と頭が揺れたのは、お酒を飲んで、長湯したからか。
適度なふわふわ感に襲われたのなら、そろそろ一度上がり、宿でゆっくり休むのもよいかもしれない。
ざばぁ……と、湯から出れば、貼り付くタオルにくっきりと浮かぶ両性の証拠も隠さず、
誰もいないことをいいことに鼻歌なんて歌いながら、脱衣所に向かうのでありまして――。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からミタマさんが去りました。