2024/08/14 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にメアリさんが現れました。
メアリ > 温かな灯に照らされた異国情緒あふれる室内、オリエンタルな椅子やテーブルが並べられている広い
共有スペースの窓際にて、ゆったりと浴衣を身に纏っている女はひとりで静かに酒を楽しんでいる様子。

湯上りで身体が火照っているせいか、それとも酒が効いて酔いが回り始めているのか、浴衣の襟元から覗く
首元はほんのりと朱く色付いているのが伺える。

女の豊満な胸はどうにも収まりが悪いようで浴衣の胸元は他の男性客の様に大きく開いており
その胸元や浴衣からすらりと伸びている長い手足には、平民の一般女性ではないと推察できるような
戦傷の痕が幾つも顔をのぞかせていた。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にクロスさんが現れました。
クロス > (ギルドの依頼やら貧民地区での集金が終わり、褒美としてこの旅籠にやってきたのだ。
体は芯まで温まり、外の温度が高いこともあり丁度いい温度となり心地よかった。
冷えたグラスに氷を入れ、ラム酒を持ち歩きながら丁度いい場所を探そうとし、広い共有スペースを歩いていると一人の女を見つける。
大胆に浴衣を着崩している女を見つけて近くへ)

「…あ?メアリじゃねぇか…」

(顔を覗こうと視線を向けるとそこには見知った顔があった。
湯上りか酔いかはわからないが火照っているのがよくわかり、着崩しているのもそう言うことだと理解したのだ)

「なんだ、久しぶりじゃねぇか…
お前もここの来てたとはな?」

(向かいの席に腰を下ろして酒を注ぐ。
グイっと飲み干し、喉の奥に溜まる酒の香りを吐き出して旨そうに過ごした。
再度、メアリの方を向けばはだけた浴衣から見える豊満な胸。
だが、戦場で付けた多くの傷が目立つ体が覗かせていた。
普通の男ならその傷に少し動揺するかもしれないが、男からすればそそられる一品であった。)

メアリ > 「……あら、クロス様。お久しぶりですねぇ。
こんなところでお会いするなんて。」

外をぼんやりと眺めながらまったりと過ごしていた中で、知った声が聞こえると反射的にそちらを見る。
向かいの席に座った男の顔を確認すれば、椅子に座り直して身体の向きをそちらへと向けつつ
手の温度が移る程に持っていたグラスをテーブルの上に置く。

「ギルドや貧民地区の方ではなくこことは……。
お互い足繫く通う様な場所ではないでしょうに。」

テーブルの向こう側で美味しそうに酒を飲み干す様子を見つつ、ゆったりと言葉を口にしながら偶然を可笑しそうに笑う。
酒瓶を手に取れば女もまた自らのグラスに酒を満たして、満ちたグラスを口元へと運んだ。

クロス > 「まあな。
俺も普段は行くことは無いんだが、今日は行っても良いと思ってやってきたもんでさ…。」

(普段は自分に褒美なんてするほど律儀なことはしない。
だが、たまにガス抜きをしなければ依頼にも仕事にも影響が出ると思いその処置として訪れただけであった。
しかし、こうも運よく会うとは意外でもあったのだ。)

「…にしても随分と飲んでいるな
そんなに飲んで大丈夫かよ?酔いが回って廊下で寝ちまうんじゃねぇのか?」

(テーブルに置かれたグラス。
そこにメアリが持参したか買ったであろう酒瓶を注ぎ再度飲み始めたのだ。
喋り方や体の火照り具合からしてかなり回っていることだろう。
長いこと色々と見知った間だと思っているため、少々心配でもするかのような口調を向けた)

メアリ > 「そうだったのですね。
久しぶりにこうして元気そうなお顔を見れて良かったです。」

偶然ながらも知り合いに会えて嬉しいようで、女の顔には機嫌の良さそうな笑みが浮かんでいる。
そうしてまた、グラスを口元で傾けて柑橘系のさっぱりとした果実酒を口に含んだところで
心配そうな声が掛かると、ぴたりと手を止めグラスへ視線を落とした。

「……言われてみればそうですねぇ。
さっぱりとしていて湯上りに丁度いい味なので、飲む手が進んでしまいました。

廊下に寝る事になっても大丈夫ですよ。
きっとここの床は森や洞窟の地面に比べれば寝心地も良くて身体に優しいと思いますし。
ほら、室温だって外の熱さに比べたら随分心地よいでしょう?」

ふふふ、と口元に手を添えて笑いながらご機嫌に冗談めいた事を話す。
その様子からも酒が効いているのはよく分かるかもしれず。

「クロス様も飲んでみますか?これ、とても美味しいのですよねぇ。」

そう言って酒瓶を男の前へと押して勧めて

クロス > 「その手の酒は止め所わからなくなるから気を付けとけよ…
…ま、確かに自然界で野宿するのを考えれば十分だろうな?
だが、あんたの場合そのまま寝たら部屋に連れ込まれるんじゃねぇのか?
そんなに大胆な服装になっちまってたらよぉ?」

(さっぱりとして癖が少ない酒は飲みやすくジュースの様に飲みやすくなってしまうことだろう。
見た感じ、そうなってしまったのが目に見えてわかりやすい程に飲んでいるのがよくわかっていた。
その後、廊下で寝てしまっても平気と言うが、問題はそこではないと思っていた。
確かに、メアリの体には無数の傷があり戸惑う男性客も多いことだろう。
だが、冒険者ならば見慣れてそんなことも気にしないことも多い。
傷が無くとも豊満で抱き心地の良さそうな体、それならば十分にお持ち帰りされる可能性もあるだろう。
はだけて胸元が見えてしまっている浴衣を指さしてクツクツと笑いながらそう告げたのだ。)

「…ん、折角だしいただくか…」

(一度注いでしまった酒を飲みほして酒臭いため息を漏らす。
差し出された酒瓶を貰い、自身のグラスに注いで飲めばさっぱりとした口当たりに飲みやすいのど越し。
普段、かなり度数がきつく匂いも強い物を飲んでいるため、酒かと疑う程であった。
少し注いだ果実酒を飲み干せば小さく「うまい」と満足げに呟く)

メアリ > 「休暇中だったものですから、色々と気が緩んでしまっているのかもしれません。
……うーん、そうですねぇ。たまにはこのような場所で一期一会というのも悪くないかもしれませんねぇ。」

胸元を指摘されると一度視線をそこに落とすも、再び顔を上げれば男の顔を見ながら再び戯れめいた
口調で本気かどうか判断しかねる様な事を口にする。

「そうでしょう?
クロス様にとってはもしかしたらジュースのように感じられるかもしれませんけれどねぇ。」

以前男が飲んでいた酒、それに今手にしているラム酒を見れば、薦めた酒は少し物足りなく
感じさせるかもしれないが、それでも女にとっては心地よく酔うには十分な物で。

随分と飲んでいると理解していても尚、自身のグラスの中に残っていた酒を変わらずちびちびと
飲み進めながら女は徐に足を組んで、ほぅ、と酒気の帯びた吐息を零す。

「……そうだわ。私、クロス様に聞いておきたい事があったの。」

ふと思い出した様に女は声を上げると、伏せがちだった瞼を持ち上げて男を真っすぐに見つめて

クロス > 「ハッハッ、あんたがそう言うんだったらいいんじゃねぇのか?
ま、あんたのその容姿なら、さぞいい男と巡り合うんじゃねぇのか?」

(本気なの冗談なのか判断が難しい喋り方で返される。
だから、ここは冗談だと聞き入れてこちらもそう返す。
酒のほろ酔いもあり少々大き目な笑いをしながら。)

「ま、そうだな…あまり飲まないタイプの類だが、中々にいい味をしているぜ…?
…金だったら勘弁してくれよ。回収先が平民地区まで広がったら少々面倒だしな…」

(たまに気分転換で飲むには十分な程の酒。
そんな話をしながらも相手の方もまた飲み進める様子を見るが後のことは相手次第、その後は任せることにした。
その後、何か思い出したように声を上げて真っすぐに見られる。
突然であり初めてのことに一瞬驚く。
違うことはわかっているが冷静さを戻すために軽くまた冗談を言い放ち、向き合う様にこちらも態勢を直す。)

メアリ > 「そこはご安心を、お金の話ではありませんから。
……でもそうねぇ、この賑やかな場所で話すのもなんですし、私のお部屋まで来ていただけませんか?」

お金の話、と言われてはすぐに首を横に振って違うと伝える。
女は共有スペースを軽く見渡し、自分らと同じように浴衣姿で話し込む人達や酒が入って気分が
良いのか大声で話しながら盛り上がっている集団へちらりと視線を向けた後、場所を変えようと提案した。

男がそれに了承すれば、席から立ち上がって共に自室へと向かう事だろう。

クロス > 「ん、金じゃねぇのか…なら、安心だな…」

(ふぅっと建前だけのため息を吐いて安堵の様子を見せる。
その後、見渡した先を自分も追いかけて眺めれば部屋へと案内されようとする。)

「…ああ、構わねぇぜ…。」

(相手の要件を飲み込み自分も立ち上がっては泊っているとされている部屋へ同行するのであった。)

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からクロスさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からメアリさんが去りました。