2024/07/18 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 「おーんせん♪ おーんせん♪」
湯けむりで視界が悪くなるほどの広い露天温泉
浅め、ぬるめ、広い露天という豪華なものだが場所がよくないのか、宿の人気もあまりない、いわゆる穴場になるような温泉宿
その温泉の岩場をたたたっと走る小さな少年
栗色の混じった赤い髪の毛、ルビーのような赤い瞳は大きく、雰囲気からして好奇心と人懐っこさに満ちている。
元気よく走っていったまま――

「とうっ!」

と迷うこと無くジャンプして
ばっしゃーん
と大きな水柱をあげて温泉に飛び込む。
温泉は浅いのでこんな勢いで飛び込めば当然底にしたたかにおしりだったり、脚だったりを打ち付けそうなものだが

「…………ぷっはー♪ 」

少年はまったく答えた様子もなく、じゃばじゃばと温泉をかきわけ歩く。腰をおろせそうなとこを捜してから腰をおろし、気持ちよさそうに目を細める

シャルティア > 手で温泉をかき混ぜながら自分にあてる。
脚を伸ばしゆらゆら。
気持ちよさそうに、大人しく温泉を楽しんでるが――脚をバタバタと温泉のなかで蹴り出し、水面を波立たせる。
ちょっと楽しくなってきたのか脚をちょっとだけ持ち上げてバタ足。
水面をバシャバシャ蹴ってプールみたいに遊ぼうとして

「――あ、だめだ」

ぴたりと止まる。
何人かのヒトに、バチャバチャは温泉でするのはだめとしかられたのだ。
そこはいい子である少年は、誰もいなくても脚をおろして我慢する。

「むー、ガマンしていい子にしても……だーれも褒めてくれない。 だれか人はいないかな、いないかな」

と、周囲をキョロキョロとして

シャルティア > 「むー」

顔半分を沈め、ぷーと膨らませた頬、口からの泡をぶくぶくと立てる。
温泉は気持ちよくてぽかぽかでだいすき
でも、人懐っこくて甘えん坊の少年は人肌とか他人が居ないのはちょっとさみしい

温まった少年は立ち上がって、温泉から出ると脱衣場のほうへと駆け出してしまう

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からシャルティアさんが去りました。