2024/06/08 のログ
キール > たどり着けば、手桶に湯を掬い、肩の上まで持ち上げ傾ければザバッととろみのついた白い湯が体を撫でるように流れ落ちていく。

その熱さを感じれば小さく体を揺らしてから男はそのまま湯船に脚を沈めていく。
とろみも強く、熱も長く感じるそれを味わいつつ湯船に背を預け深い吐息を漏らす。

「ふぅ…。」

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からキールさんが去りました。