2024/05/22 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「──あ゛ーぃ……」

──夜。
一人ふらりと混浴の露天風呂に現れた金髪の男は、さっとかけ湯を済ませるとおもむろに
湯の中に身を浸し、湯の熱さが芯に染み渡る感覚に奇妙な声を漏らしていた。

「……フー、今日も素晴らしい湯加減だすばらしい。風呂ってなんでこんな気持ちエエんですかねぇ……」

ワハハハ……とご機嫌そうに笑い声を上げつつ独りごちると、湯船の縁にぐでりと背を預け。
夜空に浮かぶ月など仰ぎ見ながら、湯の中で両足を投げ出し寛ぎモードに移行してゆく。

「ンフー……極楽極楽。──後は、ステキな女の子の一人でも入ってきてくれりゃー言うことねぇーんだがのぅ……」

のんびりと風呂を堪能して満悦そうな息を漏らすと同時に、へらりと笑ってそんな
詮無い欲望など口にしたりつつちらりと出入り口の方に視線をやってみて。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にアストラさんが現れました。
アストラ > 鼻歌まじりにがらりと開いた露天風呂の扉。
男湯か女湯かもちゃんと確認しないのはどちらでもいいと思っているからで、手ぬぐい一枚を胸に当ててぎりぎり脚の付け根の中心を隠しただけの全裸で、露天風呂に足を踏み入れる。
長く波打つ青銀の髪に、娼婦と見まごうほどに整った肉感的な肢体。
先客の姿と視線が合えば「あら!」なんて懐かしい顔に微笑を浮かべて歩み寄っていく。

「久しぶりねぇ。元気だったかしら?」

妖艶な笑みで寛ぐ男の顔を覗き込み、覚えてる?なんて茶化すように問いかけながら、白く長い脚を温泉に浸ける。
体の前を隠していた手ぬぐいをはらりと男の頭に落としたら、一糸纏わぬ媚体を隠しもせず、両手で髪をかき上げる。
白い無毛の脇からはずむように揺れる豊満な乳房も、その先端の突起も、細くくびれた腰や肉感的な太腿、その中心の無毛の恥丘までも男の眼前に惜しげもなく。

「一人? ご一緒してもいいかしら?」

と、軽く首を傾けて問いかけた。

エレイ > 「──お?」

視線を向けた所に現れたシルエットは、湯煙の向こうでも女性らしさが際立つのがひと目で分かるもの。
期待に表情を緩めながら、現れた女性のその姿を認めれば──久々に見たその顔に、
パチクリと目を瞬かせた後、男も表情を明るくした。

「おおう、アストラじゃねぇーかッ。おう久しぶりだぜ、俺様は無論元気そのものだがどこもおかしくはない」

ニカッと笑顔を見せてビシリと大仰にサムズアップして、元気アピールをしていれば、
その頭に手ぬぐいをぱさりと落とされ顔が一旦隠れる。それをくい、と退けて
改めて彼女の、忘れようもないその肉感的な肢体を目を細めて眺め回しながら、
魅惑のラインを描く脚を湯に浸してゆく動作を目で追って。

「フハハ、忘れていたら我ながら記憶障害を疑うレベルだぜ。見ての通り一人なので
お前全力でご一緒していいぞ」

戯けた問いかけにケタケタ笑って答え、一人かという問いにも頷きつつ歓迎の意を示し。

「──しかしホントに久々すなあ。アストラこそ、俺様とのことは『覚えて』おるかね?」

ニンマリと笑ってそう言いながら、彼女に身を寄せて耳元で囁く。
彼女の身体が『覚えて』いるなら──男の『声』がすでに彼女の身体に作用しているはずだが、果たして。

アストラ > 「ふふ、相変わらずで何よりだわ」

王国語を外国語に翻訳した後にさらに翻訳したようなふしぎ言語は変わらずのようでおかしそうにくすくすと笑う。
手ぬるいで軽く髪をまとめたら、軽くかけ湯をして腰を滑らせるように腰を浮かせて湯舟に身を沈める。
サムズアップする明るさも整った見目も変わらず元気なようで、最後に会ってからどれくらいだったかしら、なんて会話もしつつ懐かしい顔を見つめ返す金の瞳が数度瞬いた。
湯舟が波打ち、歓迎した男がおもむろに身を寄せれば、囁く声にうっとりと白い頬を紅潮させる、雌の顔。

「そうねぇ、時間も空いてしまったし、忘れちゃったかもしれないわ。
 私があなたの何だったのか……思い出させてくれる?」

男の声を聴くのも如何せん久々なもので、せっかく"躾けられた"体も、まだしっかり思い出せていないかも、なんて嘯くように口元を吊り上げる。
男の地肌に直接柔らかな弾力の乳肉を押し付けながら、耳をさらに傾ける。
その声で"思い出させて(命令して♡)"と誘うように。

アストラ > 【移動】
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からアストラさんが去りました。
エレイ > 「クフフ、OK──じゃあしっかりと思い出させてやろう」

間が空いても記憶の中のそれと相違ない笑みを見やれば、男も愉しげに笑みを深め。
その後のことは、湯煙の向こうに秘されて──。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からエレイさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > 風呂上がり。少しのぼせたか、身体の熱を脱がすため浴衣をはだけ、廊下から歩いてくる方からは見えない角度で共同休憩所で寛いでいる。ソファーに深く股を露わに開いて座っていれば外からは丸見えだが、男が見られて困るものでもないし。テーブルの上にあった新聞を手に取り、流し読みしながら涼をとっていた。
夜気に当たりに行けば熱を覚めるのも早いのだが、寒暖差が激しそうだ。風も強い。色々考えて面倒くさくなり、旅籠に囚われた気持ちで暇を持て余していた。

グスタフ > 新聞には、東方との交流の活発化の記事。
異文化の流入の良き面、悪しき面、有識者のコメントなどが並んでいる。
有識者とは、誰ぞのことをさすのだろうかなどと読みふける。

気付けば少し寒くなってきた。風呂に入り直すかと、浴衣を結んで廊下を行く。

脱衣所につけば、そこに浴衣を脱ぎ捨てて。なんとはなしに、鏡に映った自分の身体を見る。傷だらけの身体。
古傷は残っていないものもあったが、こんな季節の変わり目には疼く。

グスタフ > 中には誰もいない。軽く流してすぐに湯船に浸かる。
腰から下をつけ、何度か湯をかけ流して肩まで浸かった。
息が漏れる。深く呼吸を整え、じんわりと熱が身体に沁み入ってくるのを感じる。

夜も更け、風の音を聞きながら目を閉じていれば……。
女日照りで、勃起したままの下半身だ。手ごろな相手がいればいいのだが。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からグスタフさんが去りました。