2024/05/06 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にグスタフさんが現れました。
■グスタフ > 「あー、終わった終わった」
今日も一日、近場でのクエストをこなして宿場に戻る。
簡単な書簡を故郷に送り付けて早々に風呂場で汗を流した。
それなりに忙しい一日だったが、終わってみればなんということもない。
夜気で寒さを覚えた身体に、湯が沁み込んでいく。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にエレイさんが現れました。
■エレイ > 「──ぶえぇ~い……」
日の高い時間帯。
太陽の下、変な声を漏らしながら露天風呂で湯に身を浸して寛いでいる金髪の男が一人。
湯船の縁の岩に背を預け、濡れて張り付いた前髪をかき揚げざま、頭に載せたタオルを手に取り
軽く顔を拭っては、ぷぅ、と息を吐き出し。
「……うむ、今日もいい湯だなと関心顔になる。ここの風呂のクオリティの安定感は圧倒的にさすがって感じですなあ……」
ハッハッハ、と何が楽しいのか笑い声を上げながら、タオルを頭に載せ直し。
そのまま湯を堪能しながら、やがて音程の外れた鼻歌なんかも響かせ始める。
そんな男の近くでは、なにやら小さな物体がプカプカと浮かび、湯面が波打つのに合わせて揺れている。
それは銀色のボディに赤いつぶらな瞳の、アヒルのおもちゃだった。目的は不明だが、男が持ち込んだものようで。
陽光を照り返すそのアヒルに時々ちらりと視線をやりつつ、男はのんびりと湯を楽しみ続けていて。
なおこの浴場は混浴だが、男が入った後のタイミングでスタッフの策略により入り口のみ女風呂と偽装されており、
そうと知らぬままうっかり入ってきてしまう女性客なども現れるかもしれない。
■エレイ > そうして充分に湯を堪能し、アヒルを回収すると男は悠々と湯から上がり場を後にして──
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からエレイさんが去りました。