2024/04/23 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にニュクスさんが現れました。
■ニュクス > 湯上り後、一休みするためのロビー横の休憩所。
ソファやテーブルもあり、酒や飲み物の販売もされている。
その一角。暇潰しにもなるようにと設えたステージの上。
そこで踊り子は一人舞踊を披露していた。
ひらりと袖や腰布をなびかせ、シャンとアンクレットを鳴らす。
恵まれた肢体を誇示し、時折観客たちに妖艶な流し目を送る。
観客はそれなりにおり、ソファなどに腰掛けてその舞踊を見つめていた。
…数人、心を奪われたように陶然とした表情をしている者もいる。
その様子を見ながら、踊り子はくすっと笑みを浮かべた。
その踊りと、踊り子の仕掛けた魔力で今頃心地よい夢を見ているだろう。
夢に溺れ、時折踊り子へと精気を捧げていく。
ニュクスにとっては食事の場という事だ。
さて、次はどの子にしようかな、と妖しい舞を披露しながら観客席に視線を走らせる―――。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にレーベンさんが現れました。
■レーベン > 「わぁ……綺麗な踊り子さん、だなぁ……」
何事もなく、湯から上がって休憩所で平和にゆったりとしていた桃髪の少年。
元奴隷の彼は今日は追手の女性などに追われる心配もなさそうだったため、あとは縮こまるようにして一日を終えるだけで、そのつもりだったのだが……
その踊り子の踊りと、その肉体の美しさは少年の目を惹いてやまなかった。
それは女性に興味とともにトラウマから恐怖をも抱いているこの少年にすらも魅了してしまうほどのものであった。
それは踊り子が自分一人を見ているわけではないため、直接相対しているわけではないという安心感もあるのかもしれなかった。
「……いけない。淫紋が疼いてきちゃうから……あんまり見ないようにしないと……誰かに気づかれると恥ずかしいし」
ドキドキと、危険な昂りを感じた少年は少し前屈みになりつつ、踊り子から目を逸らそうとする。
「……っ、でもなんでだろ、すごく魅力的に見えて、つい視線が……」
ちらちらと恥ずかしそうに、気づかれることもないだろうと思いながら少年は踊り子の虜となりつつあった。
■ニュクス > (あら……?)
ゆったりとした舞踊を披露しながら視線を走らせている。
すると、一人のまだ子供と言えそうな少年が目に留まる。
ふぅんと内心で笑みを深める。サキュバスである以上、精の香りには敏感である。
やけに良い匂いのする少年を見逃す手はないだろう。
すいっと艶やかな流し目を少年に送る。
たまたま目が合った、という様子を装って目を合わせると、くすっと魅惑的に微笑んだ。
しかしそれも一瞬。
少年だけを見ているわけではない、そんな風に装いながら舞を続けていく。
舞踊の最中、物憂げな表情でちらりと紅い舌を覗かせる。
すいっと指先が胸や股間をかすめ、一瞬そこに何も着ていないように演出する。
きらり。身に着けた装飾品を明かりの反射で一瞬煌めかせる。
そうやって少年の視線を知らず知らずのうちにくぎ付けにしていくだろう。
耳目を集めるのは踊り子の得手。
思考をするよりも、舞踊を見る事のみに少年の意識を集中させていく。
■レーベン > 「ぁ……」
目が合ったと、そう感じた。
邪な目で女性を見ることに罪悪感を覚える少年は、一瞬後ろめたい気持ちとなる。
だが、踊り子の女性から視線を感じたのは一瞬のこと、単にたまたま目が合った、だけなのかもしれないとレーベンは思った。
「はぁ……っ、……」
自分などにあの踊り子が注目などしているはずはない。
気にしすぎる必要はない。
そう思考したのを皮切りにレーベンの脳内は彼女の舞踏と美しさのみに染まり始める。
「あ……つっ……」
ズボンの下で淫紋が密かに輝き、桃色の性の気配が身体からたちこめてしまう。
一瞬、踊り子の身体が裸に見えたような気がして、こんなことはいけないと奥底で理解はしているのに、身体を硬くして彼女の肢体を食い入るように見つめるのをやめることができない。
だんだんとレーベンは頬を赤く染め、透明な雫を垂らして夢心地となっていく…。
■ニュクス > ターゲットにされていない観客達にはあくまで魅力的な舞踊。ただそれだけ。
しかし踊り子に獲物として認識された数人は夢心地の世界へと旅立っている。
心地よい淫夢の中で、淫魔に精を捧げていくのだ。
そして、また一人。
少年を完全にターゲットにした踊り子は、視線を惹き、意識を惹き、少年を導いていくだろう。
注目などしているはずがない。その踊りが、いつしか少年だけを見つめた舞踊へと。
周囲は桃色に霞んでゆき、慈母のように優しく微笑む踊り子だけが目の前にいるだろう。
「うふふ……。」
蠱惑的な笑い声が少年の耳朶をくすぐる。
柔らかく揺れる乳房。滑らかな白い肌。
性交を思わせるようなゆったりと腰の動き。
ただ見ているだけで、情欲を煽り、興奮を高め、じんわりと心地よい性感に包まれていく。
包み込まれるような甘い心地よさと、痺れるような快感を少年へと与え、深く深く魅了していくだろう。
■レーベン > 「はぁ……はぁ……。綺麗、だ……」
注目されたくないと願っていたはずが、いつの間にか彼女からはっきりと感じる視線が心地よく。
豊かに弾む肉体の美しさから目を逸らすことなど考えずに堪能してしまう。
(きもちいい……うれしい……)
もはや普段の女性に対する緊張や恐怖心などは見る影もなく。
彼女と二人っきりと、そう錯覚している空間で絡み合っているという妄想にただただ悦びを感じる。
「あ……あぁ……」
女性に対する年相応の興味から逃れ、抗おうなどとしていた少年の姿はすでにそこにない。
恍惚とした表情でズボンを大きく膨らませて、虚ろな瞳でぼんやりと突っ立っている。
そんな情けない姿で踊り子の魅せる夢の中へと囚われているのだった。
■ニュクス > 完全に夢に埋没した少年の前で、踊り子は舞踊を続けている。
時折ちらり、ちらりと真っ白いものが踊りの中に混じる。
現実なのか。少年の妄想なのか。
衣装を脱ぎ捨てた真っ白い裸身がちらりちらりと垣間見える。
それはより一層少年の注視を惹く手管。
同時に柔らかい感触が少年の背中に触れる。
包み込まれるような感触と、甘い身体の香り。
「だめよ。私を見ていて……?」
背後から少年の耳にはぁっと吐息と共にかかる囁き。
裸身の舞踊は少年の目線をくぎ付けにし、柔らかい感触と甘い匂いが少年の性感を更に高める。
そうやって淫夢の底なし沼へと導いていく。
背中に押し付けられる柔らかな二つの膨らみ。
そして背後から伸ばされた白い指先が優しく少年の逸物を包み込んでいくだろう。
ゆっくりと。絡みつくように。大きく張った逸物を上下に撫でまわしていく…。
■レーベン > 「くぅ……っ、は、はぁ…………お姉さんのはだか、きれい……」
すっかり虜となってしまったレーベンは目の前で美しい裸体を晒して踊り続ける彼女を天使のように崇め、感激して興奮を抑えきれないでいた。
勃起を隠すことを忘れていることに気づいて身を逸らそうとするが、ついに彼女から直接声をかけられてその通りに従って彼女を凝視しし続けてしまう。
「あっ……♡」
背中に感じる柔らかな感触。
過去に女に襲われたときの恐怖は今はない。
彼女からの愛撫を素直に受け入れて、それにまだ幼い少年は耐えるということも選択になく。
どくっ……♡ どくん、どくん……っ
すぐに呆気なく精を漏らしてしまうだろう。
しかし、深く魅了状態にあるレーベンはそれを恥じることもなく、彼女から齎される慈悲をただ幸福なこととだけ認識して。
彼女の身体と手指に包まれたまま、身を委ね続けることであろう。
■ニュクス > 「ふふ…ほら。ここもキモチイイでしょう…?」
さす、さす。
精を零す肉茎を優しく撫でさすり、長くゆっくりとした射精に導きながら…。
もう片方の指先で陰嚢を揉み解し、更に精の質と量を高めるように。
魅惑の肉体を感じさせながら、性器を甘い手管で弄び続けていく。
「ふふふ…ほぉら…いやらしい踊りで…淫らな事も考えて…?」
裸身の舞踊を見せつけ、少年の視覚をも犯して。
囁き声で妄想を導いて、頭の中まで淫魔の事で一杯にしていくように誘導する。
「私に精を捧げる気持ちよさ……覚えちゃおうね……♡」
身体、意識、全てを快楽で染め上げて。
真っ白になった少年の思考に、踊り子に精を捧げる気持ちよさ、を刷り込んでいく。
囁き声と同時に、くりくりと少年の肉茎を弄んで射精の快感すらもそれに結び付けて…。
■レーベン > 「ふあ……っ、ああ……っ、おねえさんの手、きもちいい……」
ここがどこだったのかということも忘れ、彼女と快楽を受け入れて素直になったレーベンは喘ぎ声を響かせてしまう。
どこが感じるのか、どう触れられると嬉しいのかをすべて彼女に伝えて慈悲をねだるように。
「うっ♡ あっ♡ そこ、だめだからぁ……っ」
淫紋が施された陰嚢に触れられて、敏感なそこがさらに輝き反応して精の製造を促していく。
まさに精を濃く熟成させ、搾り取るためにつけられた淫紋は、淫魔にとって格好の餌食となるモノであった。
「ああ……♡ お姉さんの裸……おっぱいも揺れて、とっても綺麗です……」
雄としての大事な部分を守ることも忘却し、美しい裸体での舞踏を魅せてくれる捕食者にただただ感謝と精を捧げてしまう。
「おねえ、さん……♡ 綺麗な踊り……おっぱい、いっぱい見せてくれてありがとうございます……ぅ♡♡ お礼、させて……ぇ♡」
彼女の踊りに対して自分が捧げられるものなんて大したものはない。
だけれど、せめて少しでも喜んでもらえるのならと精を捧げる。
それ以外は考えられなく、そしてそうして彼女に精を貢ぐことにのみ悦びを感じる存在へとレーベンの心は作り変えられつつあった。
「あ♡ ああっ♡♡ あああぁぁっ♡♡」
どれだけ捧げても彼女から与えられる美しい踊りと快楽には釣り合うはずがない。
そう思い込んだレーベンは淫紋によって増幅された精力をいかんなく発揮して、壊れた蛇口のように射精し続けるのであった。
■ニュクス > どくん、どくん、とまき散らされる大量の精液。
白い液体を浴び、恍惚の表情を浮かべる踊り子。
白濁にまみれ一層妖艶に肢体を艶めかしく彩りながら、淫らに舞い続ける。
「ふふ…ほぉら…いっぱい、気持ちよくなろうね…♪」
淫夢に溺れ快楽の沼へとずぶずぶと沈んでいく少年。
前方と背後。夢の中でしかありえない、二人の淫魔によって少年は弄ばれつづけていく。
それは更に深い深い淫夢へと少年の手を引いていく。
白濁と快楽に染まり、何もかもが蕩け落ちていく―――。
ぱちぱちぱち。
現実では、踊りを終えた踊り子にまばらな拍手が向けられる。
当然踊り子は裸身を晒してすらいない。美しい踊り手に向けられる控えめな喝采。
そんな中、数人の者は眠りこけてしまっているだろう。
湯上りで眠ってしまう事も珍しくない。よくある光景。
そんな中で、踊り子は小さく舌なめずりをした。
眠ってしまった者達から緩やかに精気が流れ込んでいく。
今頃甘い淫夢に包まれ、心地よい時間を過ごしている。
とりわけ、あの少年の精気は見事なものだ。
(……次は、直接搾り取ってあげてもいいかしら……。)
ステージを降りながら、ちらりと眠りこける少年に視線を向ける。
ソファにもたれ掛かり、時折ぴくんと身体を震わせている。
淫らな夢の中で、踊り子の幻影に、たっぷりと甘く囁かれ続けているだろう。
『自分に精を捧げる事は気持ちいい事。素晴らしい事。』と―――。
■レーベン > 「あっ、あっ……♡ お姉さん♡ お姉さん♡ ボクなんかにこんな……」
一人でも嬉しいのに、二人ものお姉さんに包まれてレーベンは天にも昇るような気持ちで幸せな夢を見続ける。
そうして三人で絡み合う夢想の中へと深く深く沈んでいって―――。
「すー……。すー……。うぅっ……」
しばらく現実に戻ることは難しいであろう。
レーベンは長く眠り続ける。
目が覚めれば今起きたことの多くは忘れてしまっているのかもしれない。
しかし、美しくも淫靡な踊り子によって刻まれた彼女に精を捧げることの悦びは、消えることなくレーベンの魂の奥に残ってしまうことだろう―――。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からレーベンさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からニュクスさんが去りました。