2024/02/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 路地裏」にメアリさんが現れました。
■メアリ >
ご案内:「王都マグメール 路地裏」からメアリさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にメアリさんが現れました。
■メアリ > 数日冷たい土と石の上で過ごしていた身体を労うべく訪れた温泉。
折角ならば室内にあるお風呂ではなく屋外の露天風呂へと、うきうきとしながら真っ先に向かったのは少し前のことで。
誰も居ない貸し切り状態の露天風呂の中でのびのびと足を伸ばし、まだ春が遠そうな夜の冷たい空気を
湯から出ている肌で感じながら、芯まで冷えていた身体を温めていた。
浴槽の縁にもたれかかり、湯口から流れ出るお湯の音に耳を傾けながら両目を閉じてのんびりと過ごしている。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にアキアスさんが現れました。
■アキアス > 貧民街出身ながら、あるいはだからこそか。
ある程度稼げるようになってからは、好んで活用している温泉宿。
自宅に風呂を構える程度には風呂好きで、特に広い露天風呂も好んでおり、九頭龍山の温泉宿にもよく訪れる。
そこと変わらない温泉が楽しめるこの宿はそれ以外にもお楽しみがあり。
「っふー、さむさむ。……ぉ♡ いいねぇ、お嬢ちゃん、ちょいと御相伴に預か――……」
それが今回のような、混浴を楽しめる状況。
意図してのことも、意図しないこともあるが、どちらでも好色な男としては望むところ。
それがなくとも従業員の提供するサービスもあるのだけれど……
「……メアリか? ぃや、こいつは――……今日はツイてるな……ぁ♡」
温泉に身体を付け、遠慮も無く先客の身体を眺めまわして。
その視線が相手の顔にまで辿れば、討伐や護衛の依頼で何度か一緒になったことのある傭兵の女。
相手の性格などもある程度知っていれば、いきなり叫ばれたりもしないだろうとへらりと相好崩して。
冷たい空気から逃げる様に、大きな身体を湯に浸からせ湯船揺らしては、
再度ちらりと相手の男好きのする身体を盗み見た。
■メアリ > 湯口からお湯の零れる音に耳を傾けていたものだから、そこに人が入ってくる音がすればすぐに気が付く。
閉じていた目を開けると同時聞き覚えのある男の声がした気がして、顔をそちらに向けると、そこに居た
見覚えのある顔に人当たりのよさそうな微笑みを向けて。
「あら、アキアス様。お久しぶりですねぇ……少し前の護衛の依頼ぶりでしょうか。」
いきなり叫ぶこともなければ、同じ湯船に入り込んでくる男に嫌悪感を示す素振りもなく。
一切隠されていない凹凸の目立つ肉感的な身体を晒しながら、平然とした様子で返事を返した。
湯船の縁に肘を付きながら身体ごとそちらに向けると、以前護衛を共にした時にはゆったりとした服で
隠れていたであろう筋肉質な身体を、頭のてっぺんから足先まで確かめるように堂々と見つめている。
思った以上にしっかりとしている身体にふむ、と感心した様子を浮かべながら双眸細めて
「……ところで一つ確認したいのですが。ここ、女湯ではありませんでしたか?」
自身が入った時は確かに女湯であった。
しかしこの妙な風呂屋の特性上知らぬ間に混浴に変わっていたなどもありうる話であって。
そんな話も知っているからこそ、一応確かめるつもりで何気なく尋ねてみたりして
■アキアス > 不躾に向ける男の視線を受けても、身体を隠すこともなく、忌避するでなく。
何のことはないというように自然体で返事を返してくる相手。
数度依頼を共にした折に水浴びなどの機会にも同じ様子であったかとも思い出しながら。
自身の手にも余りそうな豊かな乳房や、くびれた腰。
女らしい肉付きの中、しっかりと鍛えられた筋肉も見え、娼婦などとは別物の魅力を見せつけてくるようで。
こくりと生唾飲みながらに、ゆっくりと湯の中を彼女の方に近づきながら。
「そぅな、あの依頼主の護衛依頼はもぅ受けねぇけど。
……ぁ? ぃや表示は無かったから混浴じゃねぇか……?」
以前一緒になった護衛依頼は依頼主も横柄でケチ、儲けは兎も角、気分は頗る悪くなった。
彼女が一緒でなければ護衛対象を殴ってご破算になっていたかもしれない。
そんなことを思い出しながら答えるのは、入浴時の表示。
確かに何も表示は無かったが、思い浮かべる感想は彼女と同じ。
男女別のはずの湯が混浴になったり、湯の成分が欲を煽るものになったり。
性的な事故が起きやすいというのが暗黙の事実の宿でもある。
相手もこちらの体を見るなら、引き締まり無駄な肉を落とされた身体にあちこち傷があるのが目の当たりになるだろう。
眼前の魅力的な相手にやや欲を擡げ始めた雄の器官も隠すことはなく。
■メアリ > 「ふふ、それは同感です。あの時は随分と振り回されてしまいましたからね」
護衛する側の立場が今にも護衛対象に殴り掛かりそうな雰囲気だった以前の仕事を思い出して、息を抜く様に
笑いながらも、男の言葉には同感と一つ頷く。
「そうでしたか。勝手に混浴にされるのは利用者側としては困りものですねぇ。」
困る、といいながらもその声に困った様な色はなく、むしろ白々しささえ感じられる言い様。
男の身体には傷があちこち見受けられたが、特に左脇から臍の下にかけて存在する、良く目立つ大きな刀傷に
無意識に視線の先は向いて……
そのついでに何故か擡げ始めている中心にも視線が向くと小さく笑って
「あらまぁ。ここの露天風呂は媚薬の湯ではなかった筈なのですが、ねぇ……?」
言外にこの宿の妙な仕組みを知っている事を伝えながら、揶揄うような口振りで声を掛けつつ
視線を男の中心から上げて緑味の強い碧眼を見つめる。
■アキアス > 嘗ての嫌な依頼も、こうして思い出して語るには丁度いい話題でもある。
彼女のような相手との話の種になるならむしろ得とも言えると思いながら。
「困ったり、嬉しかったりだなぁ、俺としては」
へらへらと緩んだ笑みを浮かべ、目の前の相手の豊満な胸が形取る谷間を眺める。
彼女の視線がこちらの脇腹にある傷をながめるなら、僅かに笑みは薄くなるも、
すぐにそこを撫で、特に忌避するモノでもないというように示しながらに再度笑みを深めて見せ。
「どうだかなぁ、成分も知らねぇ間に変わることもあるらしいぜ?
それが無くても、メアリの裸見てこうならねぇってのは無理な話だけど、なぁ♡」
揶揄するような言葉と、男の瞳を覗き込む色濃い青色。
それらを向けられ正面から受けるようにしながら、また湯を揺らし彼女に近づいていく。
湯の下で男の手が彼女の右腿にある大きな傷跡に触れようと伸びながら、身体が当たりそうなほどに近づこうとしてゆき。
■メアリ > 相手のわき腹の傷は視界に入ったために視線の先で捉えていたものの、そこに忌避するような感情はなく
それどころかそれに対してどうこうと感じることもない。ただ単純に目に入った、という感覚。
わき腹を撫でて笑みを深める男の姿を見れば、不思議そうに小さく首を傾げながらこちらもまた笑みを返して
「そんなこともあるのですね。それは知りませんでした。
でも常にお湯が巡回しているのですから、変わっていても不思議ではありませんね。
……以前水浴びを共にした際にも、裸を見ていたではありませんか」
初めて見るわけではないでしょう?と可笑しそうに笑いながら、湯の下で忍ばされているその手をノールックで
捉え、ぎゅうと手の甲から握り込んだまま湯船の上に持ち上げる。
「ふふ、女性の脚に無断で触れようとするとは……いけない手ですねぇ。」
互いの胸が触れ合いそうなほど、もしくは触れているかもしれない、そんな至近距離で人当たりの良さそうな
柔和な笑みは妖しいものへと雰囲気を変えると、自ら男の方へ身体を寄せ、その豊満な肉体を筋肉質な腕に
押し当てながら耳元に顔を寄せて囁いた。
「触れたいのならば、口説き文句のひとつやふたつ添えるくらいしていただかなくては……」
ねぇ?と笑ってはふぅっ、と男の耳元に息を吹きかけ、悪戯を仕掛ける。
■アキアス > 「あの時は流石に依頼中だったからなぁ、っとと」
こちらの傷への何事かあるかと思えば、特に言及はない。
とはいえ男も伸ばす指の先は傷に触れようとしてではなく、脚に触れようとして、なのだから。
偶さか目に入っただけかと思っていれば手の甲を捉えられる。
おどけたようにしながら返す言葉は、依頼には真面目に取り組む男の姿勢を思い出させるだろうか。
彼女の肢体に鼻の下を伸ばすことはあっても、依頼中には手を出すことはなく。
もっとも、それどころでないくらい、鼻持ちならない依頼主に苛立っていたのもあるかもしれないけれど。
「っお、柔らけ……♡ いや、つい、なぁ? 解るだろ?
湯で肌が色付いて。男なら、誘われねぇわけがねぇ良い女振りだからなぁ……♡」
気の利いた口説き文句とは言えない、欲望に正直な言葉を返し。
腕に感じる柔らかな質量の感触に、悪戯な彼女の行動に下肢の熱を昂らせながら。
瞳を細め、彼女の艶やかな唇にと顔を寄せ、口唇を重ねてしまおうとして。
■メアリ > 「ふふ……まぁ、良いでしょう。及第点、といったところですが。」
以前仕事を真面目にこなしていた男の姿と、今目の前で正直な言葉を零し欲望を全面に押し出す姿は
あまり結び付けられず。
ただ仕事と私情を分別付けて仕事するというのは悪い事でもないし、むしろ印象は良かったりもする。
気の利かない正直な口説き文句に小さく笑いながら、男の手を離し、寄せられた唇を受け入れ口づけを交わすと
男の頬に触れながら一度唇を軽く離して、今度は自ら角度を変えて男を誘うように啄むようなキスを――――
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からメアリさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からアキアスさんが去りました。