2024/01/03 のログ
リス > 「あらあら。そんな事を、カミングアウトしても良いの?
 男性は……お父様以外は、余り、お話相手とかならともかく、ですけど。
 乱暴な人は、怖いですわ?」

 小さな頃は、海の男たちに囲まれていたのと、自分に男性器もあった事もあり、男性には性欲が湧かない。
 会話とか、普通に過ごすくらいなら大丈夫なので、トラウマ、とか、苦手、と言う訳ではない気がする。
 ただ、怖い、とかそう言うのは、殴ってきそう、とか、怖そうな人、は怖いと思う。
 小心者と言う所でもあるし、チンピラとかでも、泣きそうになる。
 彼女のトラウマ程では無いが、苦手意識は、リスにもある、と伝えておこう。

「うふふ、はにかむところなんて、凄く可愛らしくて。
 思わず、口説いてしまいたくなりますわ?」

 そして、もう一つの大丈夫かと言いたいカミングアウトの事。
 彼女は、女性にもてたい、詰まるところ、同性愛者と言う意味なのだとリスは理解した。
 ふたなりで、同性愛と言うのも変だとは思うが、彼女は放していて、女性的な精神をしていると思った。
 だから、肉棒が有っても彼女の事は、女性と認めていて。
 自分も女性と思ってもらえるなら、嬉しいな、と。

「それなら、仲良く、成りましょう?
 今は、お友達、お知合い、でも。」

 別に、急ぐ必要はない。
 彼女が望むのであれば、其のまま、別の所に行ってしけ込むというのも。
 お望みなら、それ以上でも、と誘うように、耳元に唇を寄せて、囁いて見せよう。
 一寸悪い女ぽいかしら、と、冗談を言う様に、チロ、と、紅い舌を出して笑って見せた。

「冒険者が、仕事を受けるかどうかは、それこそ、本人次第ですし。
 登録をして、幽霊のようになるのもまた、生活できるなら、良いと思いますわ。

 ああ、そうそう、私、護衛を求めるときありますわ、その際は、依頼を出しますので、よろしくお願いしますね?」

 気が向いたときとか、で良いので、と。
 護衛の内容は、依頼書を見て貰えばわかるが。
 基本的には、街を移動する際の護衛で、危険は殆ど無い。
 ただ、リスがお金持ちで金払いは良いので、人気ではあるだろう。

キズナ > 「あんまりね、隠し事は好きじゃないんだ。」

オープンな性格ということもあり、普段から隠し事はしないつもりだった。
女の子に欲情するというのはまた違うけれども、そういう雰囲気なら、
なんなら抱え込んでしまいたい欲求というのは、普段から持ち合わせているからこそ。

男性嫌いがいつからかは把握していない。
ただ、気づいたらそうなっていたというだけだ。

「うわぁお、リスってばそういうタイプの人…?
んー………にししっ」

少しだけいたずらを思いついた、そういう顔をしてしていた。
まあ、抱かれるのも抱くのもいいが、自分は抱くほうがいい。
女性九割、男性九割という精神をしている以上、
どうしても受けるよりも攻めるほうがいい、と…そう思うから。

「うん、私もそのほうがいいな。
……えー、なに、私の身体目当てとかそんなんじゃないよね?」

さっきの、好きじゃないと大来たくないというようなセリフは嘘だったのだろうか。
そんないたずらっぽい笑みを浮かべて見せてから、自分はゆっくりと湯船から立ち上がる。

股間にある、自分にも生えているものを見せつけながら。

「私もね、一応そっち側だからさ?
それでもいいなら…まあ、少しくらい相手してもらってもいい、よ?」

リス > 「あら、そう言う割には。」

 タオルで隠してるよね、なんて、彼女の悪戯な返答に対してのカウンターアタック。
 それと同時に、彼女が立ち上がり、見えるのは彼女のその部分だ。
 凄く大きくて、雄々しい場所は、それでも、女性を愛するための器官だという事が判る。

「あら?先程も言ったでしょう?
 此処は、そういう人が集まるように魔法が掛けられてる、って。

 それに、仲良く慣れそうな相手。
 可愛い女性、綺麗な女性、そう言う相手と仲良くなるために。
 体を交えてお互いを知るのは、良い事、と思いますし。」

 大きな大きな、彼女の幹を、そっと手を伸ばして、裏筋をなぞるように人差し指で擽り。

「躰目当てではない、と言うとウソになりますわね?
 それ位に、魅力的なのですし。
 だって、まだ、お互いをちゃんと知り合い切れてませんし。
 これから、仲良くなるのに、お互いの体の相性も、必要でしょう。
 心は、ゆっくり繋いでいけばいいとも、思いますわ。」

「それなら……ここで致すのも、とは思いますが。
 何処か、静かな所で、しっとりと、如何?」

 此処でしていれば、もしかしたら誰かが来るかもしれない。
 それを考えるなら、部屋を一つ取って、二人きりで、熱く濃厚な時間を過ごすのは如何、と提案を。
 その間も、誘うように彼女の熱い先端を擽るように愛撫しつつ。

キズナ > そこはいいっ子なしである。
そんないたずらっぽい笑みに帰す位笑みは、どこか困ったような笑みに。

確かに大きく、凛々しいものであろう。
普通の男性のものに比べれば、それこそ雲泥の差と言ってもいいかもしれない。

「…言ってることは何かわかる気がするよ。
いいよ、私もリスのことはもっと詳しく知りたいしね…?」

愛撫される肉棒が、徐々に固くなっていく。
だけどそれ以上されるわけにもいかないとばかりに、リスの手を取り
からめるようにつないでみようか。

「…それは賛成。
人目につかないところでお互い…ね?」

などとウィンクする様子は肯定の意味を添えて。
そのまま二人、どこか個室にでも行くことになるのだろう…。

リス > 部屋移動します
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からリスさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からキズナさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 王都マグメールの平民地区に存在する老舗の旅籠。
その名物は宿の名前の由来にもなっている、遠く九頭龍山脈から
魔導機械を用いてはるばる汲み上げているという温泉である。
宿泊客は勿論、日帰りの入浴客にも解放されている温泉は、
日々の疲れを癒そうとする人々に好評を博している。

「ふぅ、……いい湯だなぁ、っとくらぁ」

そんな宿名物の露天風呂に浸かるのは中年の冒険者。
少々音程の外れた感のある鼻歌を口ずさみながら透明な湯に
肩までを沈め、両手両足をだらしなく水中にて伸ばし切る。
ごつごつとした岩で作り上げられた混浴の露天風呂には、
彼以外の客の姿が見えず、事実上の貸切状態を存分に堪能していた。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にアニタさんが現れました。
アニタ > 異国情緒漂う温泉旅館の玄関をくぐったのは、若い男女。
手を繋いだり肩を組んだりなどのべたついた接触はないものの、
親しげに笑い合う仲睦まじい、美男美女のカップルだ。
そんな二人は――受付を済ませた先、それぞれ男女の別れる直前にて一旦足を止める。

「うん、じゃあまた後で。
 ライオ君もゆっくりね? せっかくのお泊りでの温泉デートなんだから」

――男湯への暖簾をくぐる彼を見送ってから、女湯の方へと向かい――
がてら、従業員の募集に少し気を取られたりもして。
「……バイトは募集してないんかな」などと呟いた。

――さて。特にトラブルがなければ二人は合流し、夜になるかもしれない。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 男湯の暖簾を潜る学院の男子生徒とすれ違いさまに奥から姿を現わすのは浴衣姿の中年男性。
すれ違いざまに少年が会釈するのに気付けば、おう、と軽く挨拶を交わして、
廊下に足を踏み出せば、左右を見廻して、女湯に向かう少女に背中に気付き、ほくそ笑む。

「――――あぁ、矢張り、か。よぉ、アニタ。
 さっき、ライオネルとばったり出くわしてな。一緒にいるんじゃないかと思ったんだ。
 今日は仲睦まじく温泉デートかい?」

少年の方よりも寧ろ接点のある少女を呼び止め、気さくな調子で声を掛けると傍へと近寄る。
宿泊客から日帰り客まで広く一般人も利用することの多い温泉旅館。
とは言うものの、男子一人で訪れるのは些か寂しいと感じ、付けた当たりが見事に的中したらしい。
彼女が女湯の暖簾を潜る前に見付けられた幸運に感謝しつつ、徐ろに片手を伸ばすと女の腰に添えて。

「この先に、貸切の個人風呂があるんだ。……折角だから、そっちで、…な?」

腰に触れた手を臀部にまで這わせながら、強引に少女を誘えば方向転換させて。
相手がその手を振り払わない限り、貸切風呂の脱衣場へと連れ込もうとして――――。

アニタ >  ルンルン気分で脱衣所へと入ろうとしたところで、背後からの声。
 予想外のタイミングと、その声の主――今や顔を見ずとも瞬時に把握できた、彼へとぎこちなく振り返った。

「せ……先生!? ど、どどうしてここに?」

 驚き、素顔で眼を真ん丸にしながらその場で立ち竦んでしまう。
 とは言え否定的なものはその表情になく、ただ単純に驚いているだけだ。
 そうこうしている内に彼に腰を抱かれてしまえば、一瞬その腰を震わせるもその手を払うことは出来ず――

「……う……ぁ、えと…………」

 心の中で何度も離れたばかりの恋人へと謝りながらも、彼の誘いに抗う選択はもはや少女に浮かばなかった。

「……はい」

 顔を真っ赤にし俯きながらも、小さな声でそう答えては、彼と共に予定とは別の脱衣所へとその姿を消して――……

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からアニタさんが去りました。