2023/12/29 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にハクさんが現れました。
ハク > 「~♪」

機嫌よく鼻歌を歌いながら、脱衣所でシェンヤンドレス1組を脱いで裸体になると軽く背伸びをする。
ル・リエーの水遊場で教えてもらった準備体操として、体の関節をくるくる回すような動きをしながら周囲の気配を感じ取ってみるが、人気はない。
じゃあ別にやってもいいか、と考えて鏡の前に移動すると、右足をすっとあげ……まっすぐ天井に向けてあげられた足を右手でホールドし、I字バランスのポーズをとる。
興味があるポーズだったが、人前で披露して転倒すると流石に恥ずかしいので練習がてらやってみたのだが、どうやらちゃんとできたようで。

「まぁ、V字開脚できるからできなくはないと思ってたけど」

安心ついでにつぶやきながら、鏡の中の自分に向けて左手でピースサインを向けてから右手を離し、足を下ろす。
今度は逆に左足で同じポーズを取りつつ、ちらりと脱衣所の入口に視線を向け。
もしこの男女共用の脱衣所にお客さん入ってきちゃったら、おまんこ丸見えだなぁ、なんて考えながら入口の方にピースサインを向けてみる。
もちろん、人はいないので数秒後に足を下ろして多少ドキドキした胸を押さえながら浴室への扉をあけてそちらに向かった。

案の定、客は他に居ない。
ならば遊び放題だと考えてまずはお湯を浴び、ついで体を洗う。
全身綺麗に洗ったならば、屋内の大きな湯船に入ってしゃかしゃかと犬かきで泳ぎながらむふー、と誇らしげな顔をしてしまうなどして遊んだ。
湯船から出たら今度は全身を、尾もまとめて遠慮なくぶるりと振るって体にまとった水気を切り、次は露天風呂へ。
そちらでは遠慮なく、ジャンプからの飛び込みで屋外に響く湯の弾ける音を響かせカラカラと笑い声を上げてしまった。

――そんな事になっているのは、ついうっかり試供品として受付でもらったドリンクのせい。
栄養剤がメインではあるものの、そこに若干の興奮剤と媚薬と理性抑制剤が入ったそれを飲んでしまったがために、『やりたいこと』の抑制ができなくなってしまっている。
子供らしく、しかも普段は禁止されてるような事をやって楽しんで、しかもそれが叱られない。
だからこそ楽しげに、笑いながら雪降る露天風呂を楽しんでいた。

ハク > しばらく露天風呂から一人の快活な声が響く。
肌が紅潮するほどに湯を堪能したあとは、感じるのは人恋しさ。
誰かこないかなぁ?おしゃべりしたいなぁ、という感情のままに露天風呂から上がって屋内に移動する。

「んー」

サウナ室の方をみてそちらに入るか悩みつつ、今はまだ肌に熱を帯びているので却下。
水風呂もあるにはあるが、それなら先程屋外のつめたーい水風呂に入っては熱い露天風呂に入っていたので味わいが足りない。

「子供っぽいと思って普段はやらなかったけど……」

であれば、と呟き再び洗い場に。
この浴場に設置してある石鹸は泡立ちがよく、手でよく泡立てればモコモコとした白い泡になる。
それを大量に作っては自分の体にぺたぺたと貼り付け下着代わりに乳首や股間を隠してみた。
うまく行けば興が乗り、今度は狐耳をぺたんと伏せて泡で猫耳を作ってみたりして遊ぶ。

そうした遊びも10分ほど続ければ満足したので再び体の泡を流し、裸体のままで脱衣所そばの椅子に足を広げたままぺたんと座ってほかの客が来ないか待つことにした。
男性でも女性でもどっちでもいい。おしゃべりできれば嬉しいし、えっちでもいい。まぁえっちならちんぽあるほうが嬉しいんだけど。みたいな事を考えつつ、椅子に座ってソワソワとする。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にレモンさんが現れました。
レモン > 普段であればお金の面から絶対に使わないような温泉宿。
けれど今夜はお仕事で特別ボーナスが入ったこともあり、寒い季節に冷えた身体を温めるべく、自分へのご褒美に。

もちろん自分の正体はある程度隠しておきたいから、他に人が居なさそうな時間を狙って温泉へ。

「ふん――…ふふん――♪」
油断しきった様子で鼻歌などを歌いながら、纏った衣服を脱いでいく…
警戒心が緩んでいるのは、少年もまた、受付で怪しげなドリンクを飲んでしまい、しかもその効果が一番効いている時間帯だから。

先客の少女が無防備な格好で椅子に座ると同時、浴場に踏み入れる裸足の足音。

「ふん、ふふ――あっ!」
踏み入れてすぐに目が合う、全裸同士、子供同士。
金色の瞳を丸くして、無防備な姿に首をかしげる、これまたタオル一枚持たぬ無防備な少年。
さらりと髪を揺らし、視線を逸らすようなことはせずに、少女の身体に吸い込まれたまま。
ドリンクの影響か、恥ずかしがりもせずに裸体をまじまじと見つめながら。
「こんな時間に先客がいたんだね、こんばんは?」

ハク > 「あ」

なんか脱衣所に人の気配がある。お客さんがきたのかな、と思って耳を震わせ期待に満ちた様子でその扉に視線を向けた。
そしてガラリと音をたてて扉が開き、ミレー族の男性……少年がやってきたのを見て声をかける。
ちょうど、少年のほうもこちらをみて声をあげたのでお互いに認識ができ、にこりと笑みをうかべ。

「こんばんは、暖かくていいお湯ですよ!
 1人で1時間くらい入ってたんだけど、1人だと暇なのでご一緒していいです?」

まじまじと体を見る視線を感じ、むしろ足をわずかに広げて股間も見せるようなポーズを取りつつ楽しそうに質問をする。
もし、許可がもらえたなら立ち上がって少年についていくだろう。

「あ、私はハクだよ。よろしく!」

レモン > 「同族さん…かな?」

一目見て少女の容姿、狐耳と尻尾が目を引いた。
次いで、幼いのにどこか色気を感じるようなポーズと視線も。
ぴくり、と、少年の側頭に生えた耳が、尻から伸びた尻尾が、そして股間に生えた逸物が…持ち上がるのが見えてしまうだろうか。
少年は恥じることもなく、言葉を返す。

「わ、一時間!長湯だったねえ…もう出るところじゃない?まだ入ってく?」

そうそう、温泉に浸かりに来たのだった。
ぶるりと身震い一つさせてから、小走りでまず浴槽へ。
手桶で何度か体に流すのみで、じゃぶんと音を立てて湯の中に飛び込んだ。

「ハク、ね。ボクはレモンだよ。よろしくねえ。」

少女と言っても差し支えないような声。
呑気な調子でそう返し、悪戯心を含ませながら、湯船の中で両手を伸ばしてみせた。

「もしよければ、こっち、来る?」

まるで腕の中に少女の身体を求めるかのように。

ハク > 「そうかな?そうかもね」

同族かと聞かれれば実際には違うのだが、この国ではミレー族として冒険者ギルドや娼館で登録している。
なので、少し悩みながらにこりと笑みを浮かべて頷きつつ、椅子から立ち上がり。
狐尾をぱたりと揺らしながら、自然とこちらも少年のペニスに向いてしまう。

「うーん、でもほら、外は寒いしお風呂の種類いっぱいだし……楽しかったよ?
 大人の人とかも居ないから、泳いでも怒られなかったし」

寒いのか身震いし、湯を浴びてから浴槽に飛び込んだ少年を追いかけつつ返事をする。
ドリンクの影響で普段以上に肉体に精神が寄っているので、喋り方や内容も10歳の子供っぽくなってしまっているが、本人は気にしていない。
初対面の少年であればなおさら違和感なく聞いてしまうことだろう。

「うん、レモンよろしくっ」

挨拶されればにこりと笑みを浮かべて頷き。
レモンについていくように湯船に足をいれながらちゃぽちゃぽと音をたてて歩く。
手を伸ばされれば、うん、と頷いてレモンの手を取り向かい合って座り。

レモン > 「まさかこんな時間にこんな場所で、同族さんに出会うなんて。
不思議な偶然かな?それとも何かのお導き?」

なんて冗談めかして笑いながら、あたたかな湯の中で彼女を手招き。
彼女の視線には当然気付くけれど、それを都合のいいように解釈して。
またも、ぴくり、と動く。
動くたびに血を集め、子供の物とは言え太くなっていくそれ。

「へえ、お風呂の種類が違うんだ?
じゃあボクも色々入ってみようかなあ…もう少し温まったら。」

少女とは初対面なので、精神年齢も年相応かとすっかり思い込み。
年下に見える少女の手をしっかりと握り、ぐいっと引いて己の胸に抱き寄せようとしてしまう。
むぎゅう、と、温かい肉感を確かめるように、拒まれなければ背中に腕を回そうとするほど。
こちらへのドリンクの影響は少女よりも強かったらしく、知らず知らず発情してしまっているのが彼女には感じられるだろうか。

「ハクの身体、温かいねえ…それにいい匂い。」

すんすんと、彼女の耳元で鼻をならす仕草。
馴れ馴れしく少女の首筋に鼻を摺り寄せようとまでする。

ハク > 「もしお導きなら、アイオーン様のお導きなのかなぁ?」

んー、と楽しそうに体を揺らしつつ手招きされるままについていく。
視線に従ってレモンのペニスが揺れて太くなるのを見ながら、ちょっとだけ悪戯心が湧いてしまっている。
それを発露させるかどうするか、どうしようかなぁ、と悩みながら湯船に入って。

「うん、サウナなんかは入ってないけど、外の露天風呂とかは温度高くて気持ちよかったよ。
 雪が降ってるのもあって、頭は冷えるけど体はぽかぽか~、みたいな?」

湯船の中で重ねた手、引っ張られたら素直にレモンの胸に飛びつきむぎゅ、と薄い胸板を押し付ける。
抱きしめられたら同じようにこちらも手を回して、背中や後頭部をぺたぺたさわり。

「そんなぎゅーって抱きついたら、熱くない?
 大丈夫?んふふっっ」

抱き合いながら首元のにおいを嗅がれる。
幸いというか不幸というか、既に2度も体を洗っているので体臭はほぼなく石鹸の花のような香りをレモンは感じることだろう。
そうされながら、膝でレモンの大きくなっているペニスの裏側をこつんこつんと弱く蹴るようにして刺激を与えてみて。

レモン > 「サウナに、露天風呂!暑すぎるのはちょっと苦手かも…
ハクもサウナは苦手?でも露天風呂はいいかもね。」

あまりにも無邪気に少女を抱きしめる両手。
湯の中でぴくぴくと跳ねるふさふさの尻尾は、喜びと性欲の高まりをしっかりと示している。
それ以上に大きく反応を示しているのは、当然彼女の素肌にこすりつけられた男根で、

「うん、あったかいの、好き。女の子の身体、もっと好き。
ハクの匂い、お花の匂い。いい匂い。」

語彙を失いつつ、正直に言いながら、夢中で少女の身体を愛でる。
こちらも滑らかな肌触りだが、少女のそれには到底かなわない。
ちなみに少年はまだ体を洗っていないので、少し汗臭いかもしれない。
あるいは発情した雄の臭いを感じるかもしれない。
そうしていると下腹部に軽く当たる感覚。

「みゃうっ!」

少し情けない声を上げながら、しがみつくように少女の背中に回した手に力を込めた。

「んん…もしかして、誘ってるのかなあ?」

肩甲骨に伸ばしていた細い手をゆっくりと下げていき、湯の中へ、彼女のお尻、尻尾の付け根をくすぐるようにまさぐって。

ハク > 「うーん、別にサウナは嫌いじゃないよ?
 ただ、一人でサウナに居ても暇だなーってなったから入らなかっただけ」

はふぅ、と湯船の中でお湯を揺らしながら遠慮なくレモンの体に自分の体をこすりつけつつ質問に返事をする。
実際、サウナ自体はどちらかと言えば好きな方。
だが、今の子供っぽさが強く出ている状態ではあの中でじっとしているよりは外ではしゃぐほうが楽しい、という気持ちになってしまっている。

「いいにおい?ふふ、ありがと。レモンはまだちょっと汗臭いね。
 体洗わなきゃ。洗ってあげよっか?」

においを嗅がれながら、こちらもレモンのにおいを嗅ぎ取りながら膝をペニスにぐりぐりと押し付けてみる。
最初の接触で嫌がったりしなかったのなら、むしろ求めているのかなぁと考えて先程より強めに裏筋をこすりあげるようにしてみて。
もしそれで痛がったり、嫌がるようならすぐにとめるつもりでいるが。

「ん、ぅ?誘って……るのは、レモンのほうじゃないの?
 むう、あ、尻尾の付け根はダメだよ?そこ、すっごく感じる場所だから、ぎゅって握られたらえっちな声出ちゃう」

可愛らしい声をあげて反応するレモンを感じながら、別に彼の手が降りていき、腰からさらに下にくるのを理解しながら湯の中で尾を震わせつつそんな挑発めいた事を言う。
そしてそれと同時に、ぺろりとレモンの首筋を舐めてみて。

レモン > 「そっか、なるほどね…?」
サウナというものをよく知らない少年なので、分かるような分からないような、曖昧な相槌を打ちつつ。

「ん、汗臭い、かな…?それに、洗ってくれるの?
じゃあお願いしよっかな?」

と、彼女を離すそぶりを見せないまま頷きながら。
下腹部にぐりぐりと押し付けられる感覚に、縋るように抱きしめる腕に力を籠め。

「そうだよ?誘ってるよ?ハクが誘ってきたから、ボクも誘ってるの。」

つまり交渉成立?
彼女の言葉をしっかり聞いたうえで、分かったうえで、尻尾の付け根をまさぐる手は止めることなく。

「ここ、気持ちいいんだよねえ?知ってるとも、ボクも同じだから。
ハクはボクより年下なのに…エッチなことも知ってるんだ?
聞きたいなあ…ハクのエッチな声。
どうしたらいい声で鳴いてくれるかな?」

こう?それともこう?
人差し指と親指で、巧みに尻尾の毛並みを撫で、尻の丸みをなぞっていく。
時折後ろの穴の近くまでくすぐるようにしつつ、まるでじゃれあいの様に。

「あふっ、あっ、ははっ、、そこも、弱いのぉ…!」

温泉と発情の熱で少し汗ばんだ首筋を舐められて、猫の鳴き声にも似た声を上げてしまう。
とろんとした表情で腕の中の少女を見下ろし、背中に置いていた手が彼女の髪に絡まる。
狐耳の裏をくすぐる。
そうしてゆっくりと彼女の薄くも柔らかい胸元へと。

ハク > 「もー、レモンってば洗うにはお風呂でないとなのにー」

サウナの話はおいておいて、体を洗うという話をしたのにレモンは体を離してくれない。
むしろより密着するように抱きしめられて、不満そうなセリフを楽しそうに言ってみる。
その間もペニスに膝をぐりぐりと押し付けて刺激していれば、むしろ開き直ったかのような言葉をかけられ。

「さ、誘ったかなぁ?うーん、誘ったから誘われたの?
 そっかぁ、じゃあ、仕方ないかなぁ?」

本心で言えば誘ったつもりはある。レモンの視線や言動から、交尾を求められそうだなぁ、という気配を感じたので積極的に乗っている。
とはいえあえてわからないフリをしながら体をこすりつけつつ、ついにレモンが尾の根本をぎゅ、っと握り。

「みにゃ♥♥ っぁ、イぅっっ♥」

尻尾の付け根を握り撫でられ、お尻の穴のほうまで指を這わせられればレモンの顔の真横でメス声を上げてしまう。
同時に体もびくびくっと震わせ、気持ちよくなってしまっていることを伝えて。

「だっめ、だよぉ、尻尾ぎゅーってされたら、交尾したくなっちゃう♥」

えっちな声を聞きたい、と言われて嬉しそうにレモンの顔の横で交尾、と口にする。
その上でレモンが首筋を舐められ嬉しそうな反応を見せたなら、今度は首筋に吸い付き、キスをし、吸い上げながら……かぷ、と軽く噛んでみる。
その間にもレモンの手が胸元に伸びれば、既に勃起している乳首を触られることだろう。

レモン > 「ん-…ハクは、汗の匂いより、石鹸の匂いのほうが、好き?」

相手も獣であれば汗臭いほうが好きなのかと思っていたと、悪びれもせずに問いかける。
もうすっかり大きくなりきった肉竿は子供の物とは思えないほどになり、交尾の瞬間を待つ獣さながらの様子。
丸め込まれたのか演技なのか、納得してくれた少女に甘えるように、彼女のいやらしい声を求め、手を止めずに刺激を与えていく。

「もうすっかりメスの声だねえ?交尾したくなっちゃったでしょう?まだ子どもなのに、交尾したくてたまらないんだ?」

自分の年齢は棚に上げ、耳元でからかう声。
首筋に吸い付く唇は大人の女性ほどの厚みはないけれど、十分にいやらしい感触で少年の雄の欲求を満たしてくれる。

「ん、はぁん…いいね、慣れてる感じ。交尾大好きなんだ?んっ…、」

言い、甘噛みに身もだえを一つ漏らし。
彼女の身体が倒れないように気遣いながら、僅かに体を浮かせ、立ち上がる。
ひざ下が湯につかるくらいの高さ。
彼女にも立ち上がるように促して、顔を持ち上げて見下ろす。

「ハクも触ってみて…?ボクのおちんちん、ハクが欲しくて、すっごく硬くなってるから。」

少女の手を取り、己の下腹部へと導こう。
彼女を満足させるに足るサイズか、確かめてもらうように。
手を重ね、己の肉棒を包み込ませるように。

ハク > 「ううん、汗の臭い、好き……♥」

体を洗い清め、準備をするのはもちろん好き。
けれど男性の体臭は強いほうが好きなので、レモンの質問には素直に汗の匂いが好きだと答えながら首元のにおいを嗅いでいく。
その間も尾の根本をいじられるたびにあえぐメス声を上げてしまい。

「っはぁ♥ んっぅ♥♥
 尻尾、いじられたら、切ない、もんっっ♥♥
 うん、交尾、したいっ♥」

首筋にかぷかぷと甘咬みを続け、尻尾だけで十分に交尾の準備を整えてしまいながら嬉しそうにレモンに交尾懇願を行う。
蕩けた声で、好き、好き、と言いながら首筋を舐め、噛み、甘えるようにし。

「ん、交尾大好き♥ 体は、再生するから、処女に戻っちゃうけど……♥
 処女膜、おちんちんで、ぐちゅ♥ ってされるの、好き♥」

胸を触られながら交尾が好きなことと、再生するから膜があることを教えながら次第にレモンへの噛みつきが強くなる。
最初は軽く歯を押し当てる程度だったのに、興奮が強くなってしまったせいか少し噛みつくような感じに。
だというのにレモンが体を離し立ち上がるので少し不機嫌そうな声を漏らしてしまうが……

「ぁう……ん、ぁ♥」

まずレモンが立ち上がったことで目の前に勃起したペニスが現れ。
レモンに立ち上がらされる前に、柔らかい頬をペニスの先端にこすりつけてしゅっ♪ と摩擦で刺激しつつ立ち上がり。
触ってみて、と言われれば……

「いいの?じゃあ……んんっっ♥」

立ち上がり、レモンの案内で両手でペニスを握る。
そこで触って、と言われればにこりと笑みをうかべ……
つぅ、と的確に涎を垂らしてペニスをぬるつく唾液をまぶせば、両手でペニスを扱き上げる。
その手業は娼婦としてすっかり得意になったオスを手でイかせる手管。
油断したレモンであれば、それだけでハクの下腹部めがけていきなり射精してくれるかもしれない。

レモン > やっぱりね、と言わんばかりに、彼女の答えには満足げに笑ってしまう。
もうすっかり発情しきりの少女を見下ろし、愛し気に目を細めて彼女の甘噛みを受け入れる。

「処女なのに、再生しちゃうの…?
身体だけ処女ってこと?でも、それだと…良いのかな?悪いのかな?まあ、ハクが満足するんだったら、いいかな?」

何より自分が彼女の処女を堪能できるから、とは言わないものの。
少女の希望通りにしてあげようと、首筋に噛み痕残しつつ、勃起したソレに触れる手つきはまさしくプロの技とでも言おうか。
「んあぁんっ、、あ、だめっ、激しっ、んっ、」

いきなり射精にまで導かれそうになり、これまでにないくらい情けない声を上げてしまう。
思わず手を再び彼女の手に重ね。
不満げに口をとがらせてみせた。

「いま出しちゃったら…ハクの中に入れられないよ?」

言っているそばから少女の手の中に滴り落ちる透明な先走り。
彼女の狐耳に口元を寄せ、懇願するように甘ったるい声音で、乞う。

「ねえ、ボク…跪いた女の子を後ろから犯すの、好きなの…
とっても気持ちよくて、幸せな気分になるの…だから、ね、後ろからハクをめちゃくちゃにさせて?」

ハク > 「すんすん♥」

こちらの答えに嬉しそうにする様子を見れば、レモンの体臭を嗅ぎ取るように露骨に鼻を鳴らしてしまう。
それだけオスのにおいが好き、ということをアピールしながらじゃれ合い。

「痛いのとか、乱暴なのとか、好きだから、平気だよ?
 そう、体だけ処女だけど、交尾大好きだから、遠慮しないでね?」

レモンの問いかけには淫蕩な笑みを浮かべつつ、首筋に噛みつき堪能し。
その間に手で一度放出させようとしたが、それを止められてしまってびくりと手を引く。

「ぁ、嫌だったかな?ごめんね?
 ……ん、大丈夫だよ、おちんちん元気にする技、得意だから」

体にびゅる、っと浴びせられる精液が楽しみだったのに、止められてすこし不満そうな顔が露骨に出てしまっている。
娼婦として仕事するときはこんな顔はしないものの、これもドリンクのせいだろう。普段は笑顔で対応するところを、マーキングしてもらえなかった不満が上回ってしまった。
だから、先走りの汁が滲むのを感じ取れば、細い指先でレモンのペニスの先端を撫でて先端をくりくり、っと刺激し。
指先に絡みついた透明な粘液をぺろり、と舐めてみて。

「ん……ぁ、じゃあ、こうがいい、かな?」

そしてレモンのお願いを聞けば、こくりと頷き。
浴槽のふちまで歩いてふちに手をつき尻を突き出し、ちょうどレモンが使いやすい高さに体を差し出す。
尻尾をパタパタと振れば少しだけ大きめの尻肉の割れ目、桃色の尻穴とその下の子供らしい割れ目から発情の蜜が滲んでいるのが見えるだろう。
さらにその下にはクリトリスがぴょん、と勃起し顔を出しているのも見えて。
そうして発情した性器をさらせば、甘い桃の香りがレモンの鼻孔を擽っていく。

レモン > 痛いのとか、乱暴なのとか、という言葉に、色々と乱暴なことをする自分を想像し…未だ成長しきっていないながらも牙をむき出しにして笑ってみせる。

手に出すのを拒んでしまい、それに不満そうな顔を見せる少女に気付けば、少し申し訳なさそうに首を振った。

「ん、こっちこそごめん…せっかくの交尾チャンスなのに、ハクのお腹に出したら…なんだかもったいない気がして。たっぷりハクの中でイキたいな、って…」

ごにょごにょ、と言い訳めいた言葉を投げる間にも、彼女は当然のように挿入しやすい高さでお尻を突き出してくれる。
なんだかんだ言うことを聞いてくれる少女に感謝し、両手を彼女の腰の括れにあてがった。
けれど発情した蜜の香りに吸い寄せられ、肉棒よりも先に、やはり鼻先を突っ込んでしまう。

「くん、くん…!ハクのおまんこの匂い、甘ぁい、の…ちゅっ、んむ…」

我慢ならずに尻尾の付け根に顔を突っ込み、無様なほどに発情した熱い息を吐きかけ、舌を突き出して、開かれた脚の間から少女の蜜を舐めとり、クリトリスをも包み込むように刺激していく。
ねっとりとした水音と、舌を鳴らす音がしばらく響き。

「ん、んむっ、ハクのおまんこ、美味しい、よ…」

彼女が身をよじっても逃れられないよう、両手はしっかりと彼女の尻肉に食い込ませたまま。鼻先から口元までを愛液まみれにさせ、猫というよりはまるで犬の様に、くぐもった声を漏らしてしまう。
舌は少女の無毛の割れ目を上から下までなぞり、愛液を舐めとり、膣内に差し込まれ、襞を直接撫でていく。

「ん、むはっ、ちゅ…っ、もう我慢できない…ボクのおちんぽ、ハクのおまんこに入れていい?」

顔を上げ、荒い吐息の合間からかける声。
許可が欲しいのではなく、彼女の懇願の声が聴きたいための。
促し。

ハク > 牙をむき出しにして笑う様子をみれば、そこにオスを感じて子宮を疼かせ、尾を嬉しそうに振ってしまう。
そんな様子をみせるので、レモンが謝ってきたらすぐににこりと笑みを浮かべてお尻を突き出すのだ。
そうして視線が股間に注がれるのを感じてしまえば期待からさらにお尻を突き出してしまう。
レモンの両手が腰をつかめば、さらに期待から尾をぱたぱたと強く振ってしまい――

「みゃぅ!?っひゃ、んっぁ、ひゃ♥♥ っぁう♥♥♥」

しかし期待していたようなペニスの衝撃ではなく、レモンの顔が股間にねじ込まれた事で困惑の声を上げてしまった。
しかし彼の舌がそのまま股間を舐め回し、割れ目の中にまでねじ込まれながら桃味のする愛液を舐め取り、さらに皮かむりのクリトリスまで転がされればすぐに甘い声をあげてしまう。

産毛も生えていない股間の柔肉。体温もやや高めで、さらに湯で温まっているためともすれば熱いと感じてしまうかもしれない。
幼い体は膣内に入り込んだ舌をぎゅっと掴むように締まりながら愛液をにじませ、舌先には上下の肉が繋がっている処女膜を感じさせることだろう。

そうしてひたすらレモンに股間を舐められ続け、時折ぷしっ♪ と潮を噴いてしまって軽くイってしまう様を見せてしまえば、顔を離す時にはハクの上半身は少しぐったりとして湯船のふちにもたれかかっている有様で。

「ぁ、っふ、っぅ、うん、おちんぽ、ちょうだい……♥♥」

さっきまで振られていた尻尾も、刺激がとまったことで背中にぺたりと乗っかり震えている。
上半身を床に倒し、震える両手で自分の尻肉を左右に割り広げて幼い割れ目を広げてアピールしながら、つぅ、と粘度の高い愛液を湯船に垂らしてしまっていた。

レモン > 少女は年齢に不相応なくらい、とてもいい甘い声で喘いでくれる。
そんな少女にのめり込む。
脳髄貫くような彼女の鳴き声をもっと聞きたいと、少年もまたちぎれんばかりに尻尾を振り、水面を叩く。
彼女が身をよじれば増々抑え込もうとし、腕に、全身にかかる力は強く。
合意の行為のはずなのに、半ば無理やり犯しているかのように錯覚してしまう。
少女の幼い膣はまるで意志をもってそうしているように舌に絡み、締め付け、純潔の証拠へと促してくるようだ。

舌だけで吹いてしまう潮にぬれた顔が上がり、背中越しにぐったりした少女の顔をのぞき込む。

「んっ…ボクのおちんぽ、ハクの中に入れてあげる、ね…」

太く熱い獣の肉竿が、彼女の濡れそぼって受け入れる準備を完了させたそこにこすりつけられる。
最初は躊躇いがちに、けれど少しでも亀頭が呑み込まれてしまえば、ぐにぐにと柔肉を割り広げながら胎内に押し入っていく――

少年の左手は少女の細腕をたどり、突っ伏した手の甲に重ね、ぎゅっと握る。
右手は半ば無理やりに彼女の顎を持ち上げ、背中越しに振り向かせようとする。
そのまま無理矢理彼女の唇を貪り、愛液の未だに絡みつく舌をその中にねじ込もうとし。
全身を後ろからぴたりと重ね、体重を預けるような姿勢。
おのずと少年の下腹と少女の尻もぴたりと重なり、少女の処女膣の最奥まで肉棒をねじ入れる。

ハク > 何度も何度も口で愛され膣も子宮もトロトロに蕩ける。
ドリンクの効果で普段より発情し、普段より理性が弱く、普段より欲求を表に出してしまうために、公衆の浴場ということも考えずに甘い声をあげて喘いでしまっている。
震える体をレモンに抑え込まれれば、幼い体では力に抗えずにすぐに押さえつけられそのまま愛撫されていき、征服される被虐心により体はなおも興奮を増していってしまう。

「っか、ぁ、っは、っぁ、うん、ちょう、だいっっ……♥」

背後から抱きすくめられるような状態になり、熱く蕩けた膣穴の入口にペニスの先端が添えられる。
無抵抗なその穴にペニスを押し付ければ、蕩ける肉は処女らしく硬く締まってこじ開ける快感を与えるだろう。
そしてそのまま処女膜にたどり着き、一度抵抗するような素振りを見せ。
そのまま体重をかけるようにレモンの腰が進められれば、ぶち、という刺激とともに膜が引き裂かれて淡い鮮血を散らす。

「ん、っぅ、んんんんんっっっっっっっ♥♥♥」

その痛みでイってしまいながら、同時にレモンの手で顔を背けさせられ、唇を奪われる。
キスをしながらしっかりとペニスが奥までねじ込まれていき……ごちゅ、とレモンのペニスを根本まで咥え込めば淫魔の魔力が溢れていく。

魔力のパスをレモンのペニスにつなぎ、まるでその先端から奥へと熱い粘液が流し込まれるような快感とともにレモンの睾丸に魔力を注ぐ。
自動で発動する房中術によりレモンの体力と精力を回復させていき、レモンが油断したならばいきなりそのまま射精まで導かれるだろう。
だが、出した所で2日ほど射精していない時のような滾りが溢れてくるはずで。
そして同時に膣肉が自分の穴を犯したペニスの形を覚え、レモンの専用の形に緩やかに歪む。
レモンのペニスよりも1周り小さく、腰を沈めればキツく咥え、引き抜く時には酷く絡みつくような、そんな形に。

レモン > 彼女自身の言葉の通り、激しくされればされるほど彼女は興奮しているかのように思えてしまう。
人のいない温泉中に響き渡るような嬌声、これが街中や屋外であれば、人も獣も問わずに雄の発情を促してしまうだろうと思わせるような、甘ったるい声。

「んぅ、んちゅ、むふ…!」

ぎゅう、と、彼女の手を握った左手に力がこもる。
一度キスまで持ち込んでしまえば、右手は脇から少女の胸へと回り、乱暴に爪を食い込ませて揉みしだく。
年相応の乳が歪な形に変わるほどに、強く。
そうでもしてしがみ付いていないと、自分が快楽に耐えきれずに倒れ込んでしまいそうだったから。
乱暴なキスをしながら処女膜を貫いた瞬間にあふれ出る快楽。

迸るそれが魔力によるものとは知らず、あらがうことも出来ず、たった一度貫いただけで射精してしまった。
少女の胎内にどろりとした粘度の精液をたっぷりと流し込み、二人の結合部からは黄みがかったそれがあふれ出すほど。
けれど射精の余韻に浸る間もなく、また次の波を感じる。

再び意思を持っているかのように変形する膣内。
まるで自分の意思は存在しないかのように、少年は無心でペニスを引き、また打ち付けることしかできない。
水音響かせながら少女にみっともなくしがみ付き、二度目の高まりを求めて何度も腰を打ち付ける。
そのたびに少女の尻肉が揺れ、愛液と精液の混ざったモノが湯船に跳ね、少女の柔らかな体を背後から抱え込んで。

「あぁ、すごい、すごいよ、ハク、気持ちいい、さっきイったばっかりなのに、おちんぽ止まらない…しゅごい、もっとしたい、もっと出したいよ…!このままイっていい?ハクの中、出していい?」

身体と顔を密着したまま、腰の打ち付ける動きを止められずに少年のほうが乞うように声を上げ。

ハク > 純粋に肉の悦びで溢れる発情ボイス。
気持ちいい、という事を全力でアピールして交尾が本当に大好きなのだと知らしめるような声をあげながら一番奥を抉られる。

「っちゅ、ちゅう、っちゅ、っちゅるっっ♥♥」

口内で絡めた舌を必死な様子で吸い、キスに夢中になってレモンの唇に自分の唇を押し付ける。
そして乳房を強く、爪を食い込ませるように揉まれてしまえば膣肉が悦びにきゅうっっ♥ と締付けを増して強く揉まれて喜んでいることをペニスに教えていった。

「ん、っぅ、んんんん♪♪♪♪」

その締め付けのお礼だろうか、遠慮なく膣奥に精液を注がれてしまい。
キスしながらレモンの口内にイき声を反響させながら膣肉を締め付けペニス内に残る精液までを搾り取ろうとする。
そんな締め付けを見せるものだから、膣肉とペニスの隙間から精液が溢れて湯船にびちゃり、とこぼれてしまい。
そのままレモンが腰をふり、肉を打つ音をたててピストンしながら懇願する声を出してきたら。

「っぃ、イいいよ、っっ♥♥ レモンの、おちんっぽ、がんばって、元気にする、っから♥
 たっくさん、好きなだけ、ざーめん、ください♥♥」

高い体温の膣穴。溢れる愛液だけでなく精液も潤滑液としてより交尾しやすくなった場所を柔らかく締め付けながらレモンにさらなる交尾を要求する。

レモン > 全身を使った交尾に彼女も喜んでくれているようだ。
しかし少年は今の快楽に身悶えするのに精いっぱいで、大人の余裕は未だ持つことが出来ていないのだった。

「んっ、うぅ、たっぷり出してあげるね、ハクの中…気持ちいいんだから。すごいんだから…ぁ、、」

こうしてあと何度交わったか。
それは二人しか知らないことだけれど、行為が終わってからの少年はきっと、立つのも精いっぱいなくらい疲れ切っていることだろう――

ハク > 続く交尾の音が浴室内に響く。
メスとオスがお互いにあえぐ声と、粘液がかき混ぜられる音。肉がぶつかり合う打音に加えて桃の香りのハクの発情臭と精液のにおいが広がっている。

「っぁ、またっっ♥♥♥ ううん、っぁ、っふ、ぁ、すき、すきっっ♥♥」

本能丸出しに、大好きな交尾に夢中になる声をあげながらさらに交わり。
房中術の効果でレモンの体力と魔力、精力は持続的に回復していくもののハク自身には回復効果は及ばない。
そのため、魔力が一定値以下になり房中術の効果が切れる頃にはハクはすっかりぐったりと疲れ切り――満足そうな顔をレモンに見せていることだろう。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からハクさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からレモンさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にキールさんが現れました。
キール > 長い依頼も片付き、報告やら清算を終えて先ずは旅籠へ。
軽く一杯ひっかけてから軽くなった足取りで様々な湯が並び、湯気が立ち込める中を歩く男。
腰にタオルを巻き、大きな歩幅で歩けばタオルを巻いた時にできるスリットからは男の鍛え抜かれた太腿がちらりと見える。
だあれかが求めているかはさておき、男はそんな体を見られても気にすることなく足を進め、血行促進の札が掲げられている妙にとろみのついた湯に目を付け足を踏み入れていく。

ざぶ、ざぶと絡みつく湯をかき分け、腰に巻いたタオルを外し縁を作る大岩の上にタオルを放りそのまま膝を曲げ浸かっていく。

ちなみに血行促進とはあるが媚薬が混ざっているのだがそれは男も知らない。

少しぬるめでとろみのついた湯、大きな手で桶を作ると湯を掬い自身の首元へ。
冷え切った体に熱を擦り込む様に自身の筋肉で盛り上がった肩やら僧帽筋のあたりやら胸のあたりに擦り込んでいく。

キール > 媚薬の効果もあるのか大分温まってきた体。
底についている尻を僅かに浮かし滑らせ、温泉の縁に背を預けすっかりくつろぎ始めれば湯から出ているのは男の大きな頭のみ。
屋や白濁した湯の水面で揺らめく波をぼんやりと眺めつつ脱力し寛いでいる。

ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からキールさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にエレイさんが現れました。
エレイ > 「~♪」

ピーヒョロロと下手っぴな口笛を吹きながら、館内の廊下を一人のんびりと歩く浴衣姿の金髪の男が一人。
着込んだ浴衣は客室に備え付けのものであるが、男の着こなしは何故か妙に様になっていた。

それはそれとして、男は現在旅籠内を探検という名の散歩中である。
この旅籠は知らないうちに道が変わっていたり施設や仕掛けが増えていたりするので
男にとっては適当に歩き回るだけでもなかなかいい暇潰しになるものだった。
知り合いの従業員に聞いたところによると、その妙な特性のおかげで主に女性が迷ってしまう確率が高いらしいが……。

それはさておき、やがてT字路に差し掛かると、男は一旦足を止めて。

「──さて……どっちに行くべきですかねぇ」

右か左か。
廊下の中央で仁王立ちしながら、男は顎に手を当てうぬぅ、と唸りながら思案し始め。

「んんーむ……うむっ、よし左だな左へ行くべきと俺の中の何かが囁いている──おおっと!」

悩んだ後、男はおもむろに左側の通路へと踏み出し──その途端に、
ちょうど通りかかった誰かと出くわし、思わず足を止めて上肢をのけぞらせた。