2023/10/28 のログ
■エレイ > 出くわしたのは一般の男性客。互いに軽く謝罪し合うと、男は改めて歩みを進め、何処かへと──
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からエレイさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にプリシアさんが現れました。
■プリシア > 今日もお友達とやって来た温泉旅籠。
目的は幾つもの種類が在る温泉、本日はお友達だけとの事で女風呂だ。
お風呂という事で長い黒髪は2つのお団子に纏め、タオル1枚を身体に巻き、小さな桶の中にもう1枚のタオルとボディタオルを別に1枚、石鹸やシャンプーとの自分専用のお風呂セットを入れて胸元に両手で抱えている。
脱衣所を出て浴場に出ればペタペタと冷たい床の感触を楽しみ乍、先ずはお友達が先に入っている温泉へと向かって行く。
最初の頃は周囲から、頭の角に背中の翼やお尻の尻尾と物珍しげな目が向けられていたものの、何度も通う今と為っては周りも慣れているもので。
他の子供達と同じ様な微笑ましい気なものと為っていた。
そうは云っても、矢張り偶然やって来た等で訪れている人も居るのだから全くの零という訳でもない。
そうした色んな視線が向けられている中でもプリシアは気にする様子もなく、最初のお風呂でお友達とお話をしたり遊んだり。
そうした後は自由行動との事で、身体を洗いたい子は洗い場に向かうし、別のお風呂を楽しみたい子は何か新しいお風呂はないかと探しに行った。
因みにプリシア自身はもう少しだけ温まって考えると伝えて、のんびりとお湯に浸かった侭で残っていた。
■プリシア > 身体に巻いていたタオルは軽く濡らし、畳んで頭の上に置いている。
こうした方が逆上せ難いから良いのだと聞かされてやっている、というの理由である。
乳白色のお湯の中に浸かった侭、今だのんびりと。
こうして浸かり乍ゆっくりとする時間もプリシアは好きだからだ。
今浸かっている温泉はちょっと温めなので、もう暫くは居ても逆上せる事はそうないだろう。
時々何度か見た事の在る顔見知りの人が気付いて手を振ってこれば、自分も小さく手を振って返したりして。
長々と寛ぐ時間を堪能して過ごす。
気分は良さそうなのだろう、其れは背中から見える翼がパタパタと小さく揺れている事で解るのかもしれない。
流石に乳白色のお湯に浸かった尻尾迄は見えないだろうが。