2023/10/08 のログ
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にグァ・ジャミルさんが現れました。
■グァ・ジャミル > (温泉旅籠。わざわざ九頭龍山脈の方から魔法だなんだで温泉を運んできている異国情緒溢れる旅籠。
卑猥な噂も聞くその旅籠の廊下を歩く黒髪金目の青年が一人。
ミレー族の特徴である髪と同じ色の耳と尾は幻術で隠しているので、見た目的には人間の青年に見えるだろう。
廊下の先には温泉────があるのだが、この男あまり温泉に長く浸かるのは好みではない。
が、無性にムラムラもしてるので"そういう目的"で誘いあう場所へと向かう。
誰でもいいから抱きてえなあというところ。発情期ではないが、発情してる。)
「あ~……都合よくセックスさせてくれる子いねえかなァ」
(もしくは娼婦を呼ぶか、或いはそういうことがOKなスタッフに手を出すか。
うんうんと考え唸りながら、広めのラウンジへと出るだろう。)
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にテレサさんが現れました。
■テレサ > 偶の贅沢と息抜きに普段は脚を運ばない九頭龍の水浴び場にやってくる。
温泉が多いやどこまで本当かという噂は耳にするが、危なければ逃げれば良いと考え。
比較的安めの部屋を取り、慣れない浴衣に身を包んで温泉に向かい廊下を歩き。
「温泉、初めてだし少し楽しみかも」
色々とあるらしいが難しく考えずに一番人気ではなく、静かに入れる場所いしようと決めて。
そういう場所ならゆっくりと入っても大丈夫だろうと考え、楽しみという考えから足取りも軽くなり。
其のままラウンジに足を踏み入れ。
「…あ、久しぶり?」
そこで丁度以前に会った男性の姿を見つけ、小さく頭を下げて挨拶をする。
■グァ・ジャミル > (人もまばらなラウンジもまた異国情緒あふれる内装。
木と紙が基本で、天井の梁も壁紙も床板も、王国の建物や大衆浴場のそれとは異なる不思議な光景。
丸いテーブルに木で出来た座椅子には布でクッションが出来ている。
軽食や酒を交わしながら、ここでのんびり相手を探すということなのかと首を傾げて見せ。)
「お? おー、久しぶりじゃん。えーと、テレサ!」
(声を掛けられて振り向けば、小柄で白絹のような美しい長髪が特徴の少女がいた。
ナンパがてら一緒に港へ海鮮を食べにいった子だ。きっとその時に互いの名も伝え合っただろう。
今はこの旅籠で支給されてる浴衣に身を包んでいる。
無防備な胸元に視線が落ちる。)
「ここに来たってコトは、テレサもそういう目的? 俺とかどう?」
(と、早速ナンパ。
ムラムラしてるところに可愛い子がきたらナンパは礼儀である。)
■テレサ > 珍しいものを見るのは好きなので、この旅館の内装はまさにそれ。
他では見れないような木造で紙を使っていることに驚き、倒壊しないのかと不安に思う事もある。
しかしその不安以上に全ての物が珍しくて視線はつい動き。
温泉の後はここで食事も良いかもしれないと思ってしまうほどであり。
「あってる。……ジャミル、だったよね?」
声を掛け、相手が自分を憶えていたことに少しうれしそうにして。
あの時の海鮮料理も美味しかったなと、その時を思い出し。
自分もそうだが、この宿特有の浴衣を着こなしている姿をつい上から下と見てしまい。
「そういう目的?ん……ジャミルだし、いいかな」
その目的を温泉だろうと考え、混浴は恥ずかしいが大丈夫だろう。
そんな勘違いをしたままに頷いて、いいよと返してしまう。
■グァ・ジャミル > 「マジ? そっかそっか、なんか一皮向けたかあ?」
(またすげなく断られるかもなあという可能性もあったが、肌を許してくれるとは。
耳が彼女にも見えていればぴんっと立っているし、尻尾が見えていればご機嫌に揺れている。
些細なすれ違いではあるが、混浴OKともなれば男女、その後もそういう流れになるのは予想も出来るだろう。
嬉しそうに歯を見せながら快活に笑って、「んじゃ行こうぜ」と早速彼女の背に軽く手を回し。
こんな美人の上玉を、他の男にみすみすくれてやる気もないと、ラウンジを後にして。
──行く先は温泉ではなく、ジャミルが借りている部屋になるわけだが。)
■テレサ > 「……温泉よね?一皮?」
完全に勘違いをしているのだが全く気が付いていないままに見返し。
何か違っている気がするが、嬉しそうな姿を見ればそれを指摘するのも悪く思え。
まあ、この人なら悪い事はしないだろうと前回の経験からそう考えて。
行こうと言われ、背中に軽く手を回させれば「せかさなくても」と言いながらも払いはせず。
そのままにともにラウンジを後にする訳で。
■グァ・ジャミル > 【移動します】
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からグァ・ジャミルさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」からテレサさんが去りました。
ご案内:「温泉旅籠「九頭龍の水浴び場」」にエリビオさんが現れました。
■エリビオ > 肌寒い大気の中で白い湯気を立てる露天風呂。
そこに足からゆっくりと浸していく少年は顔をしかめる。
腕が痛む。撫でる痛みには古傷の痕。
もう癒えていたと思ったのに未だに苦痛を訴える傷跡を何度も撫でて。
「時間が経っても傷は癒えないんだね」
刃の切創痕を撫でる度に当時の痛みと障害を取り除こうとする闘志が沸き立つ。
それは苦くもあり懐かしい思い出だから。
きりりと眉の皺を深めたようでいて口元には笑みが浮かぶ。
そんな複雑な想いに肩までちゃぷりと浸かって。
後は沸き立つ湯気で朧月となった空をゆったりと眺めて露天の湯を楽しむのだった。