2025/05/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレナさんが現れました。
■エレナ > 天気も程よい昼下がり。
平民地区の商業区域、露店が立ち並ぶ辺りをうろついている。
店頭に所狭しと並べられた品目を覗き込み、たまに手に取ったりして。
そんな気侭なショッピングを楽しんでいた。
「強めに推されるとつい財布の口が開いちゃうんだよねぇ…」
なんて愚痴めいた呟きを落とすも、今のところ改善される見込みなし。
店員とつい話が弾んでしまうのは、誰に対しても物怖じしない性格のせいだし。
「ま、ケチケチしたってしょうがないか~」
こざっぱりとそう結論づければ、再び露店巡りに戻るのだ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/路地裏の酒場」にアードルフさんが現れました。
■アードルフ > カランコロン── カウベルの乾いた音と共に扉が閉まる。
久しぶりに早い時間に店を開けた。とはいえ開店直後を狙われるなんてこともないため
カウンターの中で暇に任せて氷を削る。小気味よく削られるその音と
冷凍庫に転がっていく音が交互に繰り返される。砕かれた氷もそれようにと別の容器に収められて。
「そろそろ、リキュール系も増やさないとな時期か。 あとはジュース系──」
特に……と、取り出したのはウォッカとオレンジジュース。
少し濃いめにしたウォッカにクラッシュアイスを詰め込んでオレンジジュースで満たす。それを軽くステアし、
本来ならオレンジを差すところだが自分用ならばいいだろう。
飲み易く、けれど度数の強い── 所謂レディーキラーの筆頭。
■アードルフ > いくつかのカクテルを作っては飲み、と繰り返し
準備が出来たころ合いには既に出来上がっている店主。
きた客へまともなサービスが出来たかどうか……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2/路地裏の酒場」からアードルフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシャルロッテさんが現れました。
■シャルロッテ > 春が来て幾何が過ぎ、一雨ごとに夏が近づく今日この頃。
一雨去って雲間から差しこむ光が虹を作れば、軒下に隠れていた通行人がちらほらと顔を出し、露天商たちはほっと胸をなでおろし避難させていた商品を元の位置へ並べなおす。
「んー……ふふっ、良いタイミングで通りかかったようですねぇ。
何か素敵なものに出会える予感がします。」
コツ、コツ、コツ。
赤いドレスの令嬢が、赤いヒールの踵を鳴らし、これまた雨に濡れた赤い傘を乾かしながら商店通りを散歩する。
素敵な物か。はたまた素敵な者か。
ルビーの双眸が弧を描き嗤った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシャルロッテさんが去りました。