2025/05/16 のログ
■グスタフ > 「ごちそうさまでした」
丁寧に挨拶をして、札を返すと出ていく。
肩をコキコキならしながら、路地裏に向かって――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグスタフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアルカさんが現れました。
■アルカ > 赴いた冒険者ギルド。
仕事を求める者、仕事の報告に来た者、依頼しに訪れた者。
様々な目的を持った人々が集う場所に初めて立ち入った男が一人。
小綺麗な法衣を纏った彼は見慣れぬ景色が落ち着かず、慌ただしく揺れる顔と瞳。
田舎者丸出しの姿を見つけた優しい受付嬢に此処に来た目的を告げ、案内通りに手続きを済ませた。
少し待つよう伝えられ、ベンチに腰を掛けていると多数の依頼が書かれた紙が貼られているクエストボードに新たな一枚が追加される。
『九頭竜山脈の温泉宿までの護衛任務。護衛対象1名。食事有。』
他に、やや安価な報酬金額が記載された紙を遠目で確認して肩を撫で下ろした。
近頃の道中は治安が悪いと風の噂で聞き、安全を買う為にダメ元での依頼。
鮮やかな長蒼髪を持つ依頼人は落ち着きなく、そわつきながらも膝を揃えて姿勢良く、ベンチにちょこんと座って依頼を受けてくれる人を待っていた。
「 ……安すぎるかなぁ。 】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアルカさんが去りました。