2025/04/30 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」かられあさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクレイさんが現れました。
■クレイ > 夜。とある酒場にてガン! と机を殴る音が聞こえる。
殴ったのは良い服に身を包んだ男。その対面では涼しい顔の男。腰にはロングソードをぶら下げ、荒々しい態度にも何のその。
「威嚇するならもうちょい覇気だせよ覇気。怖くもなんともねぇ」
酒を一口飲んで対面の良い服の男を睨みつける。
「下げるつもりはない。キッチリ20万ゴルド。前金で半額の10万。それ以下なら受けねぇ」
普通に考えればあり得ないような高額。完全に吹っ掛けている。というより男は出さないのを理解してこんな金額をふっかけたわけだが。
男は呆れたように溜息を吐く。
「大体、この依頼、お前専用の若い娼婦が欲しいってだけだろ。だったらここじゃなくてバフート行けバフート。それとも奴隷じゃ恰好がつかないから罪人を許してやったって口実が欲しいのか?」
男が持ち掛けられたのはとある村を攻撃する部隊に参加しろという物。しかしただの村。守りは薄い。その上略奪してもいいという内容。普通の傭兵なら1万でもおつりがくるような物。
しかも攻撃対象は罪人を匿っているという噂の場所。つまり罪にはならない。
だが男は知っている。そこはただのミレーの隠れ里。男からすれば襲う理由も無いし襲う気もない。
手でシッシッと裕福な服の男を追い出すように。
「金がねぇなら帰れ帰れ。話は終わりだ」
後悔するぞとか言われるが。
言われ慣れてんだよと追い返す。
そして男が去ってから溜息を吐く。
「おいマスター。今いる客全員に1品だけサービスしてやってくれ。俺が払う。わりぃなお前ら! 俺の客が不快な思いをさせた!」
他の客へのフォローをして男は自分の酒を改めて注文して酒を飲んでいた。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレア・パーマーストンさんが現れました。
■レア・パーマーストン > 日も暮れた夜の平民地区の大通り。
酒場や宿以外で空いている店はほぼ皆無という時間帯に魔法の明かりを片手に歩く。
ただその歩みはゆっくりであり何かを探すかのように時折に足を止めたりとして。
「ここは問題はなしっと、後は何か所だっけ」
足を止めて覗き込んだ先、路地裏に何もない、誰も居ないことを確かめては足を進め。
そして次はまだ店を閉じていない店先に座り込む酔っ払いに、早く帰りなよ、と声をかけ追い払い。
文句はもちろん帰ってくるが、そこは魔法で黙らせる強制手段。
そして店主から礼を言われると軽くお礼を告げて次の場所へと足を進めていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からレア・パーマーストンさんが去りました。