2025/04/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/喫茶キャンドル」にアメリア・ストライデンさんが現れました。
■アメリア・ストライデン > 平民地区の一角にある小さな喫茶店。
その小さな佇まいから数人の客を迎えるのが限界という小ささ。
そんな店内のカウンターの向こうで先ほど見送った客の使った食器を片付ける。
それが終われば椅子に座り、次のお客が来るのを静かに待ち。
元々趣味でやっている店なので、一日に数人の客が来ればそれで生活できるので暇は問題はなく。
収入面では問題はないが、経営という面では暇は問題。
しかし積極的に客を呼ぶわけではなく、自然とやってくるのを待つ当たり、道楽色が強く。
「今日はあと何人来るかしらね」
そんな事を口にしては店の入り口を、その向こうの通りを眺めるようにして。
お客が来れば笑顔を見せることにはなるが、今の処はどこか眠そうな顔を見せ。
もう日も暮れている時間なので来るかどうかは微妙ではあるがお客が来るのを静かに待つ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/喫茶キャンドル」からアメリア・ストライデンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。
■ラリー > 平民地区内のその小さな古書店は、わりと地区の中心の近くにありながらほとんど目立たず、立ち寄る者もそう多くない。
また古書店という性質上、商品の劣化を避けるために出入り口の向きなど日差しが殆ど入らない設計になっていて、店内は薄暗い。
そんな店の奥、接客カウンターの向こうで椅子に座って文庫本を読んでいる店番らしき少年の姿があった。
この店は少年の実家が経営しているもので、書類上は別の人間を立てているが実質的な店長は少年が務めている。
それ故、この店は少年にとって学院の図書館以上に自由のきくテリトリーである。
獲物となる対象が訪れれば、ほぼ確実に術中に囚われる羽目になるだろう。
もっとも、客足の少なさから獲物の出現は図書館以上に運任せではあるが…その時はその時、が少年のスタイル。
ただ静かに、読書に没頭しながら客の訪れを待ち続ける。
なお主な客層は通常の書店では見つからないような商品を求めるマニアックな本好きか、
遠方の客との本のやり取りの依頼を受けた冒険者あたりとなる。
少年の修理の腕はそれなりに定評があるため、そうした依頼もぼちぼちやってくる。
また開店・営業時間は少年の気分次第。さっさと閉めることもあれば、無駄に夜遅くまで開けていることもあったりする。
「…ん」
そうしていれば来客を告げるドアベルの音が響いて、少年はゆっくり本から顔を上げ
珍しく現れた客の姿を視界に入れた。
さてその客は少年の獲物になりうるような者なのか、それともなんでもない一般客か…。