2025/02/13 のログ
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ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシアンさんが現れました。
シアン > 平民地区の大通りの傍にしつらえられてある、大広場。
ご近所の奥様の井戸端会議、大通りで買い食いを楽しんだ帰りの学生、犬の散歩にご自分の散歩のご老人、
等々等々快晴の日差しのもと冷えた空気に時折身震いしながら各々が憩う場となっているそこにて――

「ん゛~~~……」

昼餉にどっさりと買い込んだ揚げ物だの握り飯だのを食い尽くしてのんびりと背伸びをする強面な男。
本当はどこぞの飲食店なりギルドの併設食堂兼酒場で済ましたかったが正午はどこも満員御礼。
人が犇めく中だと窮屈であるし己も背丈も身体の厚みも小さいほうじゃないから周りに迷惑だしでこうして広場で昼飯だった。
こっちは燃えるゴミ、こっちは不燃ごみ、と仕分けして後でゴミ箱に放り投げる支度もしたところで。
ベンチを一つ丸ごと占領するのはやや申し訳ないが心地いい気怠さに任せてごろんと寝転んだ。

「さぁて」

掌を後頭部にもっていって枕代わりにしながら、ちらり、時計台を見遣っては一思案。
娼館に行くにはちょっと早いし今頃じゃあ手頃な依頼もないし、どうすっかな、なんて。ぼんやり。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシアンさんが去りました。