2024/11/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」にスルーシャさんが現れました。
スルーシャ > 年の瀬が近づき、人の往来も心なしか賑わっていく大通り。
その合間を抜けるように歩いていく女が一人。

この時期になれば人間は王都に流れ込んでくる。
夢を持つ者。
野望を持つ者。
想いを馳せる者。
陰鬱な欲望を抱く者。
まだ穢れを知らない者。

人の世に溶け込んで、その往来を眺めながら流れに紛れ込む女は、
見目の良い者や瞳に力を宿す者を見据えて視線を巡らせて。

「原石でなくとも、面白い人材が見つかればいいのだけれど……。」

どちらかと言えば局所での一期一会に比べれば王都は玉石混合が過ぎる。

だからこそ期待はしていないが、それでも、己が手塩にかけて篭絡する価値がある輝きを探すように歩いていく。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 大通り」からスルーシャさんが去りました。