2024/11/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/鍛冶屋兼武具店」にオーステンさんが現れました。
オーステン > 平民地区の大通りの片隅にある小さな武具店。
鍛冶屋も備えるその店内は入れば新人から中堅までが扱うような武具に、少数ならば魔法関連の品が置かれている。
そんな店内の奥、鍛冶場に繋がる場所に置かれたカウンターに腰を掛け扉を眺める。

「今日は人が来ないな……そんな日は多いけど…」

そう毎日大勢の客が来るような商売ではないが、朝から客が来ないとさすがに暇を持て余す。
暇ならば店を閉めて出かければいいのだが、それができない真面目さもあり、カウンターで暇そうにしていて。

普段なら一人二人は来る常連客が来なければいよいよ暇な時間であり。

「どうしたものかな」

客の一人でも来れば歓迎できるが、このまま暇な時間を過ごすのももったいない。
それなら剣の一本でも打つほうがいいか、そんなことを考えて来客を待つ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/鍛冶屋兼武具店」からオーステンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にミルラさんが現れました。
ミルラ > (平民地区の休息日は人が多く賑わう。
 少女がやってきたのは昼下がりでまだ動きがない繁華街。
 夜に店を開くための仕込みの時間なのか、働いている人はちらほらといるものの
 真昼間から連れ込み宿に入っていく人もいないので、働くのはミレーなどの奴隷が目立つ。
 白いローブを着た少女は鞄を肩からかけて、荷物の配達という雑務の最中で。)

「これで終わりかな…。さて、遅くならないうちに戻らないと」

(荷物もだいぶ軽くなり、鞄の中に貴重品をしっかりとしまって、ぱらぱらとメモを捲る。
 日が傾き始める時間。日の暮れも早まって暗くなるのもあっという間だ。
 軽く腹部を摩りながら、少しだけ空腹を感じつつ何か買って帰ろうかと考えて。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 冒険者稼業に休息日は存在せず、365日依頼があれば働き詰めとなる。
尤も、彼らを管理するギルドは別で休みという事はないが、
ギルド内の依頼募集の掲示板は目に見えて張り出される依頼書の枚数が激減する。
その為、目ぼしい依頼に有り付けなければ、冒険者側も自主休業となり、
昼下がりから手持無沙汰になれば、馴染みの酒場で一杯引っ掛けて、
早めの時間から娼館にて娼婦でも買おうと繁華街をふらふらとぶらつき始め。

「さて、今夜は何処に行くかな。『貴婦人と一角獣』か『愛人の部屋』か。
 奮発して『天国への階段』に久々に行ってみるか、……と、ん?」

普段利用する事の多い娼館や所属する娼婦の顔を思い出しながら助平な笑みを浮かべ。
周囲から見ると近寄り難い雰囲気を醸し出す中年冒険者が、不意に足を止める。
その前方、ローブ姿で買い物中の少女の姿を見付ければ、口角を吊り上げて舌なめずりして。

「――――よっ、ミルラちゃん。こんな場所で奇遇だな。買い物中か?」

往来にて少女の名前を呼べば、軽く片手を掲げて親しげな馴れ馴れしい調子で近付いていき。

ミルラ > 「っ……!」

(人の往来はないとは言わないが、繁華街という場所柄年端もいかない少女は目立つようで、声を掛けてきたのは学院で遭遇した人物。
 その風貌は近寄りがたい重厚な雰囲気を持ついかにも荒事専門の冒険者というようで、
 こんなところで遭遇するとは思わず、緊張に身を強張らせて視線を彷徨わせ。
 逃げ出したところであっさり追いつかれるのは目に見えているし、こういう場で揉め事を起こしても
 善意で助けてくれる者はそう多くないということを知っている。
 ましてや屈強な風体の相手に対して強く出られる相手など早々いないだろう。
 息を吐き、彷徨わせていた視線を彼へ戻せば、碧い目が彼の見下ろしてくる三白眼を見上げ。)

「……こんにちは、トーラス先生。奇遇です、ね…。いえ、…仕事の雑務です。…先生はここで何を…?」

(近づいてくる彼を見上げたまま鞄を握り締めて、平常心を保つように意識しつつも少しだけ声を震わせて。
 ここで何をしていたのか、それともこれから何処かへ行くのかと、首を傾げて)

トーラス > 何処か緊張した面持ちの少女は、教鞭を振るう学院に通う女生徒。
仕事という相手の言葉に、小首を傾げながら間近にまで近寄っていき。

「あぁ、この時間でも空いている馴染みの酒屋で一杯飲んで、
 その後は娼館にでも行こうと考えていた所だが、……丁度良かったな」

何分、まだ日が傾き始めた時間帯。
夜間の営業がメインの酒場は仕込み作業の真っ最中であり、
娼婦たちに至っては、眠りこけていても不思議ではない時間帯。
この繁華街が賑わうのも、日が暮れてからという所であろう。
そんな中、彼女に出会えた幸運に感謝しつつ片手を伸ばすとローブの上から臀部を擦り。

「時間が早いと思っていたんだが、こんな場所で会えるなんて、本当に丁度良かったぜ。
 この先に中々の連れ込み宿があるんだ。愉しもうぜ、……なぁ、ドМ性奴のミルラちゃん」

仕事中という彼女の事情を考慮もせず、大っぴらに年端もいかぬ少女を如何わしい宿に連れ込むと宣言して、
其の侭、彼女の身体を抱き寄せれば、大通りから一本裏に入った連れ込み宿が軒を連ねる通りへと足を踏み入れていき――――。

ミルラ > 「ひっ……! ……、声が大きいです…!」

(通りすがる人がいないわけでもなく、体格差も年齢差もありそうな男女を見て聞き耳を立てている者がいないでもない。
 そんな中で呼ばれる名称に顔を真っ赤にして、否定こそしないものの声を荒げて。
 彼の目に留まった時点で素直に従うしかなく、当然のようにセクハラめいた接触をしながら促す相手に抱き込まれて、
 そのまま連れ込み宿まで連れていかれることとなり――――)

ミルラ > 『移動します』
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からミルラさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクセニアさんが現れました。
クセニア > 平民地区の酒場
仕事から程よい距離と言うこともあり、今日も足を運ぶ。
一人暮らしの女にとって、ここで食事をとることが一日の終わりとなっている。
テーブルの上には安物のワインと煙草、そして肉。

日頃肉体労働をしている女にとって、肉は大事な栄養源だ。
グラスを傾けながら、鳥の腿肉を手で掴んで頬張る。
ここでは遠慮など必要ない。

クセニア > こういう酒場は冒険者達が盛り上がるもの。
女の席から少し離れた所で今日も手柄話が聞こえてくる。
遺跡からお宝を持ち出しただの、魔族を倒しただの。
真偽のほどは定かではないが、元気だなあと眺める。

…いや、元気すぎて少し五月蠅いかもしれない。