2024/09/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にランバルディアさんが現れました。
■ランバルディア > 日も暮れた街に降り注ぐ夏の雨。
じめじめとして、すっきりとしなくて、思わずため息が零れる。
月が登り切ると暗闇になりそうな路地の軒下を借り、目の前で地面を殴りつけるような雨を見ている。
鬱陶しくなった白衣は腕を抜いて脇に抱え持ち。雨宿りのアテがないではないが……一人で乗り込むのも気が進まない。
「……はー……ったく、……たまにゃ慈善事業でもしてやろうと思ったらコレだ……」
ため息をもう一つ重ね、何ぞの店とも知れない壁に背を預けて立ち往生。
額に、うなじに、伝う汗を腕で、肩で拭ってを繰り返す。