2024/08/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にリザさんが現れました。
リザ > 平民地区の色々な店が並んでいるあたり。
市場地区とは少し違う、どちらかと言うと歓楽街と飲食街の中間程度の場所。
この辺りには、食事をとるもの、酒を飲むもの、そしてこの辺りに多い冒険者の宿にやってくる冒険者など、とにかくたくさんの種類の人が行きかう場所。

その一角にあるベンチに腰を掛けて、道行く人たちを興味深げに見つめる女性が1人。

串焼き数本とドリンクを手にしながらのため、遅めの昼食を取っているようにも見えるかもしれないが。

特に誰に声をかけているとか、誰かにターゲットして観察しているという事もないが、行きかう人たちをとにかく観察していた。

見た目からは想像できない話だが、この女は生まれてからまだ一年たっていない。
一般常識的な部分では十分大人だが、とにかくいろいろなことを学びたい欲求が強いのだ。
そのための人間観察とも言えて。

リザ > 暫しそのまま観察を続けていたが、程なくそろそろ次の用事の時間となって

「……そろそろ、行こうかな。」

ぽつり、そう呟けば立ち上がり、食べ終わりの串と紙コップをきちんとごみ箱へ捨ててから、次の用事の場所へと消えていった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からリザさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にレヴィアさんが現れました。
レヴィア > ――…一説によると吸血鬼という種族は雨が苦手らしい。
流れる水=川、後はガラスとか、あれは流動している物質という扱いとか、色々と説がある。

今夜は見上げても星も月も全く見えない真っ暗闇。
当然のように吸血鬼が苦手らしい雨も降っている。
最初はパラパラ、続いてバラバラ、そしてザーザー。

例にもれず吸血鬼である私も雨が苦手である。
だって服が濡れてしまうから、魔力で紡ぎあげてる服ではあるが、ぬれると流石に気持ち悪いのだ。

「雨が止むまで、雨が弱るまで、帰れないなーこれ。」

声帯も今の見目麗しき姿に合わせている。
発する声色は鈴の鳴るような涼しげな声色。
言葉のニュアンスこそは困っているが、声色は楽しそうで。

今は雨宿り。
雨風が強くなる前に閉店したお店の軒下。
時折覗き込むように夜空を見上げて雨雲と睨めっこ。
鼻腔には土と雨の香り、もう少し堪能していくつもりではあるが、このまま雨が弱まらなかったらどうしようか。

レヴィア > その時はそれ、何とでもなるし、何とでもする。
この身が吸血鬼であると堂々と見せつけないように、が前提。
黒いサテングローブをまとった両手をパンと合わせると、指先からグローブを形成する魔力を解き、同時に傘を編み上げる。

こうして吸血鬼の少女?は傘を揺らして軒下より飛び出し歩き出すのであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からレヴィアさんが去りました。