2024/08/23 のログ
ご案内:「平民地区・商業地と住宅地の間にある小さな公園」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 平民地区の小さな公園
商業地域と住宅地域をつなぐ道にある簡素なものだ
古い石畳とベンチと、誰が手入れをしてるのかこぎれいな生け垣ぐらい。
そんな公園のベンチに、一人の小さな子供と茶トラの野良猫が座ってる。
子どものほうは、小さく幼く、ローブを脱いだ白い貫頭衣をまとってる。ニコニコと人懐っこい笑みをしているが幼い、という雰囲気でこんな時間に外に一人、というのが危うく感じられるほど。背には大人の手のひらぐらいの小さな翼が一対。
天使、というには子供すぎる。英雄譚や教会の絵画に書かれる、ラッパを吹く小さな天使の方がまだそれらしい。
「ねえねえ、猫さん猫さん。にゃーして。 にゃー。」
野良猫はでっぷりとした、いかにも人間から餌を貰っていきてそうな茶トラだ。 ふてぶてしい顔を少年に向け、言葉の意味がわからぬというようにゴロゴロと喉を鳴らしつつも少年をみつめるだけ
「もー、にゃーだよ、にゃー。」
とはいえ、少年は一方的に猫にかたりかけてるだけで満足なのかニコニコとごきげんに猫の頭をわしわしと撫でる。 多少雑な撫で方ではあるが子供というのはそういうものだし、野良猫の方もそのように撫でられてもキにしないらしい
ベンチのうえで丸まり、もっと撫でろというように目をほそめている
ご案内:「平民地区・商業地と住宅地の間にある小さな公園」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > (PL:接続しなおしです、後入はどなたでも歓迎です)
■シャルティア > 「チャトちゃんは鳴かないね、いいこいいこ。でもちょっとだけにゃーって言ってみて?」
野良猫は適当に撫で回してくれる相手に満足らしく目を細めてまるまっているだけ。 人でも猫でも犬でも竜でも魔獣にでもなつっこい少年はなでなで、ぽんぽんと猫をさわれるだけで満足、ではあるがへこたれる様子もなく茶トラの野良に語りかける。
とはいえ当然ながら猫がそれに返事をするわけではない。 野良は基本的には誰にも鳴かないのだ。 自分がいるアピールとして鳴く程度であまりにゃあにゃあ鳴きはしない。
時々かがんで、オデコを猫の頭にくっつけてみたり。
ちょいちょいと手をつついて猫がむすっとしたようにひっこめたり。
よくいる猫をかまいすぎて猫に嫌われることばかりだが、この猫はそういうのも平気らしい。そのふてぶてしさと人慣れ具合が人間にもウケて餌を貰ってるのだろう
ご案内:「平民地区・商業地と住宅地の間にある小さな公園」からシャルティアさんが去りました。