2024/07/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にタマモさんが現れました。
タマモ > 平民地区の昼下がり、今日も今日とて猛暑が続く。
誰もが暑い日差しを避け、軒下や建物の中へと逃げて行く。
そうした中での、やはり建物の影等となっている、路地裏のどこか。
ぽーん、ぽーん、と人気の疎らな場所で、跳ね回るのは球体の影。
良く見れば、それは手毬、この辺りでは珍しいかもしれない、玩具である一つだ。

もっとも、それ以外であっても、それを見付けたものの目を引く事になるだろう。
なにせ、そんな手毬を跳ねさせている、そんな人影は一切見えないから。
手毬がひとりでに、誰の手によってでもなく、跳ね続けていた。

もしそれを見付ける、そんな者が居て、それに興味を持ち、更に何事かと眺め続ける事となれば。
そんな者を誘うかのように、手毬は勝手に跳ね続け、路地裏の奥の奥へと跳ねて行く。
そうして行った先に居るのは、その場に佇む、一人の少女である。
上手い事、そこまで誰かしらを誘う事が出来たのならば…そこはもう、その少女の領域内。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にカチュアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からカチュアさんが去りました。
タマモ > 時折、こんな遊びをする訳だが。
こうしたものに、誰かが掛かるのか、掛からないのかは、運次第。
まぁ、そうした運に左右される遊戯も好むのだから、それはそれで楽しむ感じに。

ともあれ、その結果が、どう出たのか?
それは、少女のみぞ知る。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からタマモさんが去りました。