2024/06/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区の冒険者の宿」にスルーズさんが現れました。
■スルーズ > 一仕事を終えてギルドから定宿へと戻ってきた所。
この時間は早上がりの冒険者や仕事にあぶれた冒険者たちが集まる時間。
もちろん、自分のような長期間の仕事を終えてきた者もちらほらと。
扉をくぐって入っていくと、『いらっしゃい』と店主からかかる声。
「ああ、ただいま。少し骨の折れる仕事だったが、まぁ首尾よく帰ってきたさ」
店主に向けた返事と、扉をくぐった自分に向けられる数々の視線。
いつものことゆえに当たり前のように受け流せば、カウンターの方へ。
あいているスツールの近くに装備を下ろしていけば、店員で冒険者見習の更に見習いくらいの少年が近づいてくる。
その少年に軽くチップを投げ渡せば
「いつもすまないね。アタシの部屋に放り込んどいてくれ。」
いつもの指示と、重い装備を何とか持ち上げて運んでいく少年。
その様子を口元笑みを浮かべて見やれば、店主に向かって注文を入れる。
「まずは、エール。それと、生野菜をふんだんに使ったサラダをおくれ。
旅だとそういうのが食べられなくて、真っ先に欲しくなるんだ。
マスターなら知ってのことだと思うけどさ」
■スルーズ > 程なく自分の前に並ぶエールと大きなボウルに入ったサラダ。
あとは、この宿でよく食べるものたちがずらりと。
この辺くらいまでなら勝手に出しても払ってもらえるという店主と女の信頼感のようなもので。
故に、また出しやがった、などと軽口を口にするけれど、それ以上の文句も言うことはなくエールをあおり、食事を始めていく。
■スルーズ > そのまま店主や店員、近くにやってきた冒険者仲間と談笑しながら食事をすすめ、一段落したところで口を拭き
「あー、食った食った。さて、久しぶりにまともなベッドで休むとしますかね。
ほい、お代ね。」
そう口にして代金をカウンターの上に置けば立ち上がる。
そのまま二階の、もはや自分の部屋として使い倒している宿の一室へと消えていった。
ご案内:「王都マグメール 平民地区の冒険者の宿」からスルーズさんが去りました。