2024/05/18 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場」にフレイヤさんが現れました。
フレイヤ >  
今日も騒がしい夜の酒場。
労働者や冒険者などがやんややんやと騒ぎながら酒を飲んでいる。
そんなところに似つかわしくない恰好の子供が一人――正確には、近くにメイドが控えているので二人だが。

「ふうん。庶民の割にはそれなりのもの食べてるんじゃない?」

高そうなドレスに身を包み、テーブルに肘を付くと言う行儀の悪い行いながらもどこか上品な振る舞いで、テーブルの上の焼いた肉を頬張る子供。
明らかに浮いている。
余りにも浮き過ぎているため、周りの客の視線を集めているが、気にした様子もなく食事を勧めている。

「どれだけ酷いものを食べてるのかと思ったけど、まぁ庶民が食べるなら十分じゃないかしら?」

確かに普段自分が食べている料理と比べれば、洗練されていないし味もだいぶ大雑把で適当だ。
とは言え食べられないほど酷いと言うわけでもない。
自身は知らないが、ここは値段の割にうまいものが食べられるとそこそこ有名な店だったりする。

「お酒は美味しくないけど。酔えれば良い、ってやつ?」

流石に酒は飲めたものではないけれど。