2024/05/11 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエイリさんが現れました。
エイリ > 女はとても上機嫌な様子で踊るように馴染の店内へ入ってくると、端のほうの空いている席に腰掛けた。
冒険者たちが御用達にしている酒場は今夜も賑やかだ。
混雑していても慣れたもので、すぐにやってきた給仕に注文を告げる。
いつもより1ランク高い酒だ。

「――えっ? なんでって?
 そんなの決まってるでしょ~、美味しい仕事で稼がせてもらったのよ」

この店に来る客が上機嫌な理由など聞かずとも分かりそうなものだが、わざわざ聞いてくれるのがよいところだ。
ニンマリと笑って理由を述べるると、それは素敵ですね、などおだててもくれる。
お酒を取りに厨房へ向かう店員を見送り、ぐっとひとつ伸びをした。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にグスタフさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエイリさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からグスタフさんが去りました。