2024/04/22 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にシーリーンさんが現れました。
シーリーン > 平民地区のカフェ。そのテラス席の一角に腰掛ける制服姿。
ぱら、ぱら、と手に持った書物をめくりながら、時折目の前のティーカップに手を伸ばす。
見たところ、少し暗そうな、控えめな印象を受けるかもしれない。

ペア用のテーブル席を一人で陣取っている状態。
カフェ自体はそれなりに混んでおり、相席を所望される事もあるだろう。
まぁ、それならそれで、と考える。
時刻もいい頃合い。…そろそろ食事もしたいかな、と考える。

周囲にはうっすらとした甘い香り。
通りがかっても何かの茶葉の香りと間違えそうなモノ。
根暗そうで、手籠めにしやすそうな少女の風体は居合わせた者達にどう映るだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にヘルフリクさんが現れました。
ヘルフリク > 「あ、どうもどうも、えへへ……失礼します」

どことなく挙動不審な、同じく学院の制服を身にまとった黒髪のエルフが
カフェ店員に相席を案内されて、少女の向かいの椅子の背もたれにちまっと収まる。
同じ学院、お互いに姿を見かけたこともあるかもしれないし、ないかもしれない。

(うーん、ぱっと見地味だけどすごくかわいい子だなあ……
 胸もでかいし……
 相席になれてラッキー……)

メニューを開いたりお冷に口をつけたりしながら、相手の姿を盗み見る。
目があったらえひひ……と溌剌さとは程遠い笑みを返したりするだろう。

「へ、へへ……なんだかいい香りしますね……
 なんか、香水とか、使ってるんですか……?」

シーリーン > 自分より小さな制服姿の少女が座るほんの少し前。
やってきた給仕に相席をお願いされ、気楽にいいですよと答える。
続けて案内されたちんまりした少女が向かいの席に座ると、礼儀としてはと書物に栞を挟んでぱたりと閉じる。

「……はい、どうぞ。」

どこか甘い聞き心地の良い声音。
声量は小さいが、微かにハスキーで耳をくすぐってくるような声。
相手はなんというか第一印象は卑屈な感じを受ける。
自分が言えた事ではないが、少し変わっている子なのかもしれない。
長い耳。エルフのように見える。
ちらちらとこちらを見る様子に目が合うだろう。
自らは無視するような態度はとらず、ひとまずじっと見つめている。

「…あぁ、香水…。そんなようなものです。」

小さな声音は囁くように。
わずかに香る甘い匂いは鼻腔をくすぐるように。
……色々と、よからぬ妄想を促してしまう、かもしれない。

ヘルフリク > (うわっ……見つめ返してくる……
 こんな……路傍の石ころみたいな存在のボクを……
 どうしよう……この人……ボクのことが好きかも……!)

向こうからの視線を受ければわかりやすく頬を紅潮させて
童貞さながらの妄想力を遺憾なく発揮させた。

「へえ……のようなもの、なんだ……
 いい石鹸とか、かな……」

最初こそ我慢しようという素振りはあったが、
次第にすんすんと鼻を鳴らして貪欲に匂いを嗅ぎ始める。
あまり品の良い仕草とは言えない。

(うっ……いいにおいすぎる……
 あの胸に顔を埋めてめいっぱい嗅いだりしたい……
 いや……脚で挟まれるのもいいな……
 帰ったらオカズにしよ……)

目つきがぼんやりと危ういものになりつつある。
今すぐ立ち上がって実行に移そうとしない程度の自制心はあるようだ。

シーリーン > 見つめていれば、次第に頬を紅潮させていく。
発情しているというよりは何やら照れているような。
やはり少し変わっている。まぁ、それならそれで構わないと。

「…ふふ。」

小さく笑い、唇がわずかに動いた。
エルフの耳は優れていると聞く。少し試してみようと、周囲に聞こえない程度の声が漏れる。
『すごく嗅いでるね。』と鼻を鳴らし始めた様子について声をかけてみた。

夢中になってくれるならそれはそれで構わない。都合が良い。
すっと意味ありげに首元のリボンタイをほんの少しだけ緩めた。
するとわずかに甘い匂いが強まる。
どこから香る匂いなのか。強く少女に意識させるように。
その反応を見るように頬杖をついて観察を続ける。

甘い匂いを嗅ぎ続けていれば、ふわふわと、ぼんやりと、思考力がゆっくりと低下していくかもしれない。

ヘルフリク > 「えっ、あっ、はい、ごめんなさい」

長い耳がぴくりと動いて、ささやき声を鋭敏に拾い上げて、
責められたわけでもないのに身体を震わせて恐縮そうに謝る。
軽蔑されたのではないかと怯えているようだ。

「え……?」

どうしてタイを緩めたのだろう。
そんな当然の疑問が、匂いを嗅いでいるうちにどうでもよくなってくる。
どこか泰然とした態度を取る彼女が、大きく見える気がする。

(あ……なんだろ、これ……)

半開きになった口から、よだれが一筋落ちる。
テーブルの下、太ももが合わされてせわしなく擦られ始める。
理性が融けるように薄れていく。

シーリーン > 「いいよ、別に。」

頬杖をついたまま、微笑みを浮かべて見つめている。
軽蔑したり、なじったり、責める様子は見られない。
紫の視線がとろんとしてきた少女の目をしっかりと捉えるように見ている。

『ほら……そのまま嗅いで? 深く呼吸してもいいよ。』

思考力が低下し、周囲の喧騒が遠のく。
囁くような甘い声がエルフの少女の耳元にだけ届く。
その白桃のような香りを深く吸い込めば、
一層じぃんと頭の奥が痺れてくるような感覚に包まれるだろう。
同時に、何もしていないのに腰の奥が熱く痺れてくるかもしれない。

『ふふ…。私の匂いに包まれて……何を考えてるの?』

楽し気に、声にならない声が、エルフの聴覚にだけ届けられる。
停止した思考に囁かれる言葉が、少女の妄想を誘うように。
胸で。手で。脚で。どんな妄想に囚われていくのか、それを楽しむように見つめているだろう。

ヘルフリク > 「え、えっ、じゃあ、え、遠慮なく……?」

あっさりと許されると、これ幸いと身を乗り出して、遠慮なく匂いを吸い始める。
そのうち腰を浮かせて、椅子から立ち上がってしまう。
ささやく声が耳朶を震わせれば、それだけで軽く感じて、じわりと瞳が潤む。
もっと嗅ぎたい……もっと包まれたい……もっと許されたい……

「え、えへへ……えっとぉ……
 スカートの中に顔を突っ込んで匂いを嗅ぎたいとか……
 小さくなってきみのおっぱいを登山したいとか……
 お洋服に閉じ込められた、素肌の汗を舐めたいとか……?」

緩んだ笑みで、素直に、ろくでもない妄想(の、ほんの一部)をさらけ出してしまう。
立ち上がったエルフの制服のスカートの前が、不自然にこんもりと盛り上がっていた。

シーリーン > 許されたことにかたんと少女が立ち上がる。
その瞬間、ぱちり、と軽いフィンガースナップが鳴った。
元より幻を操るのは得意。
周囲の客達には何の変哲もない二人がお茶を楽しむ光景が見えている。

しかし、それは外からだけ。
こちらからは、混みあったカフェの光景が広がっているだけだ。

『ふぅん。……変態ね。
そんな事想像して。…そうやって前を膨らませて。』

す、と視線が落ちる。
こんもり膨らんだ、スカートを押し上げるテント。
それを見て、むしろ楽しそうな様子すら見せる。

『わかっているの?……ここ。皆、見てるんじゃないの…?
そんな中で。そんなに気持ちよくなって……。』

ちらりと覗く、嗜虐的な視線。
エルフの耳を責める、嗜虐的な言葉。
同時に、甘い香りが一層強く鼻腔に入り込み、エルフの少女の性感を高めていくだろう。

『ほら…止まらないんでしょ? 
いやらしくて…淫らな想像。想像すればするほど…感じちゃうんでしょ?』

くすくす。くすくす。
嘲笑するような笑みと、甘い美声。蕩けるような香り。
淫魔の少女は一歩も動かず、快感に狂ってしまえるよう、導いていく。

ヘルフリク > 「えっ、ううっ、あううう……」

変態。みんな見ている。そんな言葉に、更に羞恥が深まる。
現実にはそんな事はないというのに、周囲の視線が突き刺さって、くすくすという笑い声すら聞こえた気がする。
だめだだめだと思えば思うほど、スカートの布を持ち上げる力が強くなっていく。
責められて、見られて、どうしようもなく興奮してしまう。
嘲ってほしい。罵ってほしい。踏んでほしい。撫でてほしい。
そんな妄想がとめどなく湧き出して。
じんわりと、先端から滲み出す露が、下着とスカートを濡らす。
目の前の少女に、近づくこともできず、逃げ出すこともできないまま。
ただ、朱に染まった顔で、がくがくと無様に膝を揺らして、
媚びた眼差しを送ることしかできない。

「なんか……へんだよこれっ……
 ボク……どうなっちゃってるのぉ……ねえ……っ」

シーリーン > 媚びた視線。羞恥に染まった頬。
動くこともできず、怖がっているようにすら見えるのに。
スカートのテントはさらに突っ張るようにして、興奮の度合いを伝えてくる。

『ふふ。変かしら?』

しゅるり。淫魔は微笑みながら、リボンタイをするりと抜き去った。
ほわんと甘い匂いが再び強くなる。
濃密な、熟れた白桃の香り。
全身を包まれていると錯覚しそうなほど、濃密な香り。
深い胸の谷間を晒し、興奮を更に煽りながら、香りによる甘美な調教は続くだろう。

『だって。そんなに興奮して。えっちな気分になって。
変じゃない方がおかしいでしょう?
ね? 私に変にされちゃったのだから…仕方ないでしょ…?』

耳元に囁かれる甘い誘惑。
少女の気持ちに逃げ道を作り、堕落へと誘っていく。
そして視線を合わせて、少女の瞳を捉えて…。

『ほら。私の目を見て? 気持ちよくしてあげる。』

見つめ合うだけ。
しかし、視線を介して淫魔は弄ぶための手管を行使する。
視線を合わせていれば、スカートの中のモノがさわさわと何かに撫でまわされていくだろう。
匂いに包まれたまま、見つめ合いながら、心地よい快感を。

『ほら。見られてるだけでどんどん気持ちよくなっちゃう。』

見られる快感、を少女に対して刷り込んでいこうとするだろう。

ヘルフリク > 「そ、そう、かも……仕方ないのかも……」

曖昧になった思考が、誘導されていく。
すべてを目の前の彼女に委ねる、心地よい思考停止。
大きなものに包まれる安堵。
彼女がずっと遠くにいるようにも、間近にいるようにも感じてくる。

「えっ、あ……ああっ、何っ、何か、されてるっ……すごい……っ」

お互いに一歩も動かず、距離も離れていないはずなのに。
スカートの下をうごめくなにかがある。
与えられる快楽に素直になって、矮躯には似つかわしくない漲りが、
下着をはみ出して、びちびちと揺れて、雫を落とす。
涙目でよろめいて、テーブルにがたりと手をつく。

シーリーン > 『ほら、気持ちよくなっていく。
見られて感じちゃう。ね、変態さん?』

くすくす。くすくす。
曖昧になった距離感の中、耳元に吐息すら感じるような甘い声。
いきり立つ逸物から零れる液体が絡みついたように。
ちゅく、ちゅく、と水音すら鳴り響いて。

『ふふ。このままイっちゃうね。
ほら。私の目線も。声も。匂いも。全部キモチイイね。』

テーブルに手をついた少女に、す、と顔を近づけて。
間近で顔を、目を覗き込みながら、囁きかけて。
唇を微かに歪ませ、その中の蠢く紅い舌先を見せつけて。

『ほら、ほら、ほら。我慢できない。
目線で。匂いで。犯されて。イっちゃう。出ちゃう。

…ほら…!』

追い立てるように囁きかけ、幻の快楽で少女を弄び―――。

ヘルフリク > 「っ、だって、こんなえっちなこと、されたら、っ」

遠近感が、どんどんあやふやになっていく。
周囲のすべてが、彼女のそのものになってしまったかのよう。
彼女の言葉通りに、ただ、声を耳にするだけで、快感が高まっていく。

「は、わ」

実際に接近されれば、その存在感は余計に増して、自分が卑小なもののように感じる。
眼差しすらも、瞳の奥、脳を眼光でくすぐられているよう。
その赤い舌先から、目が離せない。
まるで小さくなった自分が、さえずる彼女の舌に全身ごと捕らえられたような気分だった。

「あ、あっ、あ、あああ……」

触れられてもいない。
ただの、視線と、声と、匂いだけで、みじめに。
膝から崩れ落ちながら、彼女に見下ろされながら。
どぷ、どぷと、勢いよく精を噴き上げて、女性器からも潮を噴き出して。
足元に、白く濁った水たまりを作り上げた。

シーリーン > びくり、と身体を震わせて崩れ落ちていく少女。
びく、びくと震える度にぴちゃぴちゃと濡れた音が床から響く。
絶頂の際に放出された精気をゆっくりと吸い込みながら、
淫魔は少女の耳元に唇を近づけて…。

『気持ちよかったね……見られるのも……匂いも……。
見られて気持ちよくなる……匂いで気持ちよくなる……。』

絶頂後の真っ白になった思考に、蕩けるような声を染みわたらせていくだろう。
ちゅ、耳朶に唇を最後に触れさせて……。

「ね。まだまだ気持ちよくなりたいでしょ?」

解いたリボンタイを自分はさっさと結んでしまいつつ、少女を見下ろして。
くすっと笑いながら、再び少女の鼻腔に甘い匂いを微かに伝えつつ、
『次』を期待させるように淫魔は笑う。

同じ学院生だろう。
性別も見た目は女性だし、学生寮へと連れ帰れば問題ない。
このまま何度も快楽を味合わせ、悦楽の奴隷にしてしまうのも悪くない、そう考えて―――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からシーリーンさんが去りました。
ヘルフリク > 「え、あ、は、ん…………」

彼女の言葉に、ろくに返事も返せない。
快楽の余韻に、全身がしびれている。
唇で軽く触れられれば、びくりと震える。

「あ、……まだ……」

従順なオウムのように、彼女の言葉を繰り返す。
甘い香りをかがされれば、射精後の脱力も曖昧になって、
みちみち、と音を立てて、前についた尻尾が硬くなる。
どこからが自分の意思なのか、彼女に植え付けられたものなのか。
それすら考えることもできずに、ただ、頷いたのだった……

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からヘルフリクさんが去りました。