2024/04/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にクルルさんが現れました。
クルル > (その日もその日の仕事を終えて、
 ふう、と大きく息をついて額の汗をぬぐった)

「……あち。」

(気温的には低い方であろうに、
 身体のほてりゆえに熱く感じる。
 のろのろとした足取りで平民地区の広場を歩き、
 どこか良い酒場でもないかとくるりとあたりを見渡した)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からクルルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」にエニシさんが現れました。
エニシ > 冒険者ギルドはどの時間になっても騒がしい。人種も貧富も、貴賤も問わない人という存在の坩堝の場。普段の仕事後に行う街道の人間観察も良いが、今日はより混沌とした様子を見たくなり足を伸ばしたのだ

無論、副業として冒険者登録しているとはいえただ席を温めるだけでは邪魔となる。曲がりなりにも塩漬けとなっていた採集の依頼を数件こなした後の話だ
ギルドの依頼受付の良く見える壁際にテーブルと椅子を二脚用意するとその内一つに座りのんびり全体の様子を眺める
大口の依頼を成功させ歓声を上げるグループがあるかと思えば、失敗し怪我を負ったのだろう。沈痛な面持ちで報告を躊躇いうろつく者もいる。外の街道を観察しているだけでは中々見られない強烈な悲喜こもごもの様子に内心うっとりとした表情をしながらも男は荷物をテーブルに並べ始め、最後に椅子の横に小さな看板を置く

『マッサージ店 Granatum出張所』

冒険帰りのちょっとした凝りをほぐしたり、医者に罹るまでではなくとも戦闘中に筋を痛めたりした者への応急処置等を許可を得て安価で行っているのだ。人間観察をする上での建前と、個人的なとある収集を兼ねて。というやつである

今日はどんな面白い舞台が見れるだろうか。或いは自分までをも舞台に巻き込むやも?そんな事を思いながら姿勢も正しく来客を待つ姿勢を取るのだった

エニシ > 「今日は意外と静かでしたね」

 数人の施術を行った程度で冒険者ギルド内は閑散とし、然程人の入りがないままに夜も更けてしまった事から店仕舞いをし、ギルドを退出していくのでした

ご案内:「王都マグメール 冒険者ギルド」からエニシさんが去りました。