2024/03/09 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアーディスさんが現れました。
アーディス > (平民地区の、何処にでもある食堂。
 このところ働きづめだった事もあり、たまにはちゃんとしたモン食おうと入る。

 やっていたのは商人の護衛だ。
 バフートまでの行きかえりを護衛して欲しい、との事だったので普通に引き受けてやっていた。
 売り物に関しては奴隷では無かったようなので特に聞いてない。

 結果、何故か野宿が多かったがそれはそれである。
 ともあれ、数日振りのまともな食事だった。)

「金はあるから良いんだけどなぁ」

(ピラフ、白身魚のソテー、ハムエッグ、サラダ……などなど。
 何処にそれだけ入るんだ、と言う量をどんどん食っていく。

 だがしかし、身体が資本なのだから、おかしい事は無い。
 遠慮無くがっつりと食事を摂っていた。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアーディスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > 雲が厚く、太陽が見えない昼間の街。
昼食をとる時間帯なのか、あちらこちらで炊事の煙が上がっている。

冒険者ギルドに併設された室内訓練場。何人かの冒険者を前に、銀髪の男は言葉を発した。

「……という訳で、今日の講義は終わり。お疲れ様」

捕縛術を教えていたため、皆少し汗ばんでいる。講師と生徒が互いに礼をして解散となった。
生徒は前衛職が多いぐらいで、他に特徴はない。男女ともに使える技術の一つだ。

魔物相手にはほとんどないが、人間相手ならば傷つけると問題になる、あるいは傷つけない方が金になる場合がある。
前者はたとえば酔っぱらったお貴族様、後者は懸賞がかけられた山賊などだ。
人間の場合、殺してしまっては刀剣の試し切りや死霊術の素材ぐらいにしか使えない。
生かして捕えたなら奴隷として売り払える。捕えた相手の能力が高ければ得られる金も多い。

講師の報酬はそう高い訳でもないが、仕事が終わればギルドの一室で汗を流せて昼飯がついてくるので引き受けた。
これまで生徒や興味を持った冒険者から質問を受けることもあったので、空になった訓練場で数分待機することにした。