2024/03/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にゲイリーさんが現れました。
ゲイリー > (今日は両方の仕事が無い日。
 ギルドの方へ行ったら、雨で幾つかの仕事が中止になっていた。
 故に完全なオフ、と言う事でやってきたのは喫茶店だ。

 首をぐるりと回しつつ、店に入ってから軽食を注文。
 サンドイッチでいいか、などと思いながら奥の席に座る。

 特にこれといった理由は無いが、のんびりと店内を眺めながら)

「いやはや、これだと農村部は大変でしょうね……」

(雨が上がらないと動けないだろうが、川の辺りとかは大変な事になりそうだ。
 そんな感想を抱きながら、ゆっくりと店内を眺める。

 人影はまばらであり、特にこれといった感じも無い普通の店だ。)

ゲイリー > (天候ばかりは、正直どうにもなるものでもない。
 ただ、自分の故国に関しては雨すら稀、不毛な砂漠の地である。

 若かった頃、各地を旅していた時に土砂降りの雨が降ったのを見た時。
 言葉にできない感動を憶えた記憶があった。
 実際に水瓶をひっくり返すような、と言ってもいい程度には雨脚がかなり強そうだ。

 取り留めの無い事を思案しつつ、やってきたサンドイッチ。
 それに手をつけながら、紅茶を注文し忘れていた事に気付く。
 どうやら、少々気が抜けているようだ。

 改めて注文を向けてから)

「ふむ、しかし……こういった所に来るのは久しぶりですね、本当。」

(副業がある時は王城で、冒険者としての時は酒場や野営が基本だ。
 そう考えるとこういった場所へ来る事自体、実はなかなかないのかもしれない。
 そんな事をふと、考えた。

 悪くはないのですけどねぇ、なんて考えを一つ。
 紅茶が来れば、そのままサンドイッチをのんびりと食べ始め。
 紅茶を時折飲む形になる。

 実に、普通の昼食の風景である。)

ゲイリー > (食べ終えて外を見れば、雨脚は弱まったようだ。
 支払いを済ませると、そのまま外へと向かった。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からゲイリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にランバルディアさんが現れました。
ランバルディア > とあるギルド内、酒場の一角。
知らぬ先客がいなければ、指定席のようになりかけているテーブルに腰掛けている男こそ。
そのギルドの掲示板に張り出されている“割のいい採取依頼”の依頼主である。

品物はそう珍しくはない薬草。
持ち帰ってきた時の報酬は、際限無しで量に応じて即時その場で現金払い。
ギルド所属の冒険者じゃなくても構わない。ギルドへの付け届けは男持ち。
その他諸々都合良く。
ただまあ、報酬支払い後に酒に食事に付き合えというのが御定まりのようで。

今日この日は、依頼を任せたひとりが『大量に摘んでくるから報酬も用意しておいてくれ』と言う旨を伝えて朝に出ていったものだから。
適当な獲物――もとい、冒険者の類がやってきても隣の宿へ連れ込むには至っていない。
大したことのない酒とツマミもこの後にお楽しみが待つとなると中々悪くない。

ギルドの扉が開くたび。
今もまた、件の誰かが帰ってきたかと視線を向けて――。