2024/02/24 のログ
ご案内:「平民地区 食堂」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 平民地区の食堂
2Fには宿・1Fはフロアすべてが食堂兼居酒屋というスタンダードな食堂だ
朝昼は主に食事処・そして夜は酒を主に提供する王国にはよくある食堂である。
カウンターといくつかの長テーブル。 さらに大きな丸テーブルとそれなりに広く、客も多い。
酒を飲み騒ぐ客ばかりであるが夕食目的の者もいる

「あむあむあむあむ! ごきゅごきゅん! むぐむぐむぐ♪ ――っぷはー♪」

とはいえ、カウンターに座りサンドイッチや干し肉のスープ、サラダを書き込んでる、幼い少年というのは少々めずらしいかもしれない
革袋を不用心にカウンターの上に置き、紐をあけたままだ
いかつい大男――宿の店主は無言のまま、カラになった皿を片付けている

「おじちゃん、これおかわり♪」

赤い髪の少年は人懐っこそうな顔でニコニコと店主に声をだす。 ランプの光に赤髪が照らされると、まじった栗色がキラキラと光る。
やたら人懐っこそうな子だ

シャルティア > 店主はこくり、と頷いてカウンターに投げおかれた革袋をつまみ上げ、銀貨と銅貨を抜き取る。少年は確認もせず夢中でサラダを頬張ってる
幼い容姿もそうだが無防備がすぎてどうにも危なっかしい
とはいえあまりに堂々とカウンターに座り食事を頬張ってるあたり「もしかして店主の親戚?」「近くに保護者がいるんじゃないの?」といういうように客も少々気にする程度だ


「おじちゃんこれ美味しいね♪ 美味しいね♪」

嬉しそうにニコニコと少年は店主に話しかける。 店主は逆に無愛想な態度のまま、小さく頷いてそのまま仕事をしてる。
少年はその頷きだけで満足したのかまた食事に戻って

シャルティア > 置かれた紙を両手で掴み口元を拭き拭き
嬉しそうに、にぱー♪と笑って

「ごちそうさま♪」

と、椅子から飛び降りて宿を駆け出ていく

ご案内:「平民地区 食堂」からシャルティアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロイナさんが現れました。
ロイナ > 「……ねむ…」

ふわぁ、と申し訳程度に口元を手で隠しながら、退屈そうに欠伸を零す淫魔の少女。
王都の平民地区──都民の憩いの場、美しく噴き上がる噴水広場。
その噴水を取り囲むように設置された長椅子のうちの一つに腰掛け、背もたれに体重を預けながら辺りを見回していた。

「平和とはいえ、変わり映えしない姿だよねぇ」

一介の魔族が平和だなんだと口にするのは奇妙だが、別にロイナ自身は人間に害しようと考えているわけではないから致し方ない。
むしろ共生──人間の精を貰えなきゃ、死にこそしないものの困るのだ。

勿論、王都を一歩離れればきな臭い地域はあちこちにある。
都内でもそれこそ若い女性が狙われたり、魔族がいつの間にか入り込んでいたりと…波風無いわけでは決してないのだ。

とはいえ、自分には与り知らぬこと。
つまりは自分の見えている範囲を眺め「平和だなぁ」とのんびり呟いているだけにすぎず…

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロイナさんが去りました。