2024/02/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」にラリーさんが現れました。
ラリー > 「…よし」

ある日の平民地区の古書店にて、開店の準備を済ませた目立たない少年は、感情の起伏というものが
見られないながらどこか達成感を滲ませる声色でそう漏らすと、静かに店の扉を開けた。
店の方角の関係で陽光が店先に差すことはないが、代わりにその向かいの景色は明るく太陽に照らされている。
その光景にまぶしげに少し目を細めてから、扉の掛け看板を反転させ"CLOSE"から
"OPEN"に変え、開店の作業を完了する。
あとは店内に戻り、いつもどおり悠々と読書しながら来るかもわからない客を待つ…そう考えて
いたところで、こちらに近づいてくる足音が聞こえる。
珍しく開店早々の客の訪れか、それともなにかまた別の用向きか…
ともかく少年は緩慢な動作で顔を振り向かせてそちらを見た。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にオースさんが現れました。
オース > 平民地区の大通りの人の賑わう時間帯。
そこを大きな空の麻の袋を持って商店を眺めて歩く。
ただ買い物というわけではなく、荷運びの仕事を終えた帰りに眺めているという感じであるが。

しかし店を覗き、興味を引くものがあればじっくりと眺め、なければ少しだけ見て直ぐに離れ。

「あ、あれ美味しそうだけど高いな。あっちは……なんだろ」

そしてまた目についた店の前で足を止め商品を眺めだし。
置かれた果実がおいしそう、謎の道具を見ては何だろうと左右から眺め。
買うか買わないかは気分次第であるが…今は興味が湧いたものを目を輝かせて見つめて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からオースさんが去りました。