2024/01/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にハクさんが現れました。
ハク > (ここには無かったなぁ……)

平民地区のとある魔導具店から出てきて、はぁ、と思わず白い息を吐く。
首から下は火と風の混合魔術で温かい空気を纏っているため寒くはないが、この魔術はまだ未熟なため顔にまで覆わせると息が詰まってしまう。
不老不死の体とはいえ苦しいものは苦しく、痛いものは痛いので無駄に苦しむよりは顔が寒いほうがマシと、冷たい空気に向けて息を吐き出していた。
日はまだ暮れかけ、という所。西の方を見ればまだ城壁の向こうに日はあるのだろう、赤い空が見えている。

「さて、次は、っと……」

手元の巾着袋から取り出したメモを見つつ、耳をふるりと動かして北に向けて足を踏み出す。
メモに書かれたのは冒険者仲間や娼館の客から教えてもらった、平民地区の魔導具店の住所だ。
中には一見さんお断りなお店もあるようだが、その店に入る時用の符牒も教えてもらっているため、それもメモしてある。
ただまぁ、この1つ前の店もそうだったように年始ということで営業していない事もあった。
なので、今日は手に入ればいいや、くらいの軽い気持ちで散歩がてらお店に向かって居る所である。

欲しい物は3種類。
1つ目は純粋な防御用である、催眠・暗示に関して抵抗力を上げるためにお守り系のもの。
前からそういうものに弱いという認識はあったが、とある縁で体を見てもらったところ……めちゃくちゃ弱いということが判明している。
そのため、何かしらそもそも抵抗力を上げるお守りか、かかってもすぐに解除してくれる何かしらの道具か、そういうものを探している。
次の1つは変装用のもの。
とある縁から王立コクマー・ラジエル学院の制服を頂く事ができたのだが、ミレー族は獣の特徴を隠さなくてはならないらしい。
自分はこの国ではミレー族として登録されている以上、そこはごまかす必要がある。……が、ミレー族が得意とする幻術の類が使えない。
使えない以上学院で魔術を体系的に学ぶという願望を叶えるためには耳と尾を隠すような魔導具が必要と考えているのだ。
もう1つは趣味の能力封印系のもの。
今身につけている首輪は飾りではあるが、他にも魔力を少し封印する程度の力を持つ魔導具の首輪も持っている。
それ以外にも娼館でのプレイ用に使えそうな、能力をしっかり封印するような強めの魔導具の類を探しているのだった。
理想としてはたとえば装備中に魔法が使えなくなるピアスとか、体の一部を別の場所に封印する拘束具やら。そういうものが無いか探している。

とはいえ、やや効果が高いものを求めている以上、自ら無名遺跡に行くなどしなければ手に入らない可能性があるとは考えている。
あればラッキー、くらいの考えで尾を揺らしながら道を歩いて。
時折、路地の中にも目を向けて気になるものがあればそこにも寄り道をするなどし……

ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にセレシャさんが現れました。
セレシャ > メモを見つつ歩く狐耳の少女。
そのメモの中にあるかは分からないが、『アーマケミスト』という一風変わった名前の店の前を通りかかると。
その店の扉が開いて声がかかる、ちなみにこの店は開店していた様子で、看板が表に出ていた一軒で。

「おや、お嬢さん、この時期に何か探し物かな?
年明けたばかりの今日とかは、ボクの店みたいに、年中無休って店以外は閉まっていると思うけど」

室内から扉を開けて、外へ出ての声かけ。
その格好は結構薄めに見えるワンピース風の衣服に、マント、髪飾り。
どう見ても寒い時期に外に出る格好ではないが、そんな事は気にはならないのか、寒がる素振りは全く見せず。
手には籠を下げ、何かを買いに出かける所だったのかと言った風情。

「顔、赤くなってるよ…寒いなら少しお店よってくかい?
さっきも言ったけど年中無休だから店開いてるしてるし、温かい飲み物位ならサービスするし、何を探してるか教えてくれれば、相談に乗るよ?」

金色の瞳で紅い瞳を見つめつつ首を小さく傾げ、そう提案する。
扉の中は、ぱっと見えるのが革製の防具や、様々な衣服を着せられたマネキンたち。
見る目があるなら、衣服の縫製などが上質である事は判るだろう。
其れとともに、扉が開いているのに其処から室内に溜まっているであろう暖かい空気が漏れてない事に気づくかもしれない。

また魔力に関する感知力があるならば、装備している衣服やアクセサリーが魔道具であると気づけるだろう。
本人の魔力の程はそれほどではないので、逆に装備の質に目が行くかもしれない。

「まま、ほらほら遠慮いらないから、入っていいよ、ほらほら」

本人は少女がどう思っているかは置いておいて、”一応”親切心から言っているらしく。
入った入ったと扉の前から少しずれ手を動かしながら、どうぞどうぞと、そんな様子である。

ハク > 「『アーマケミスト』……は、この通りを曲がって、と?」

ちょっとネコに惹かれて入った路地。しかしながらネコには逃げられてしまって肩を落としながら再度道を探す。
メモを見ながら路地を出て、次の店の名前を呟きながら大通りの角を曲がって歩いた所で店内から声をかけられた。
見れば看板に目的地の名前が書いてある。迷わずに到着できたことに満足げに尾を揺らしながら、店内に顔を向け。

「あぁ、ここが『アーマケミスト』でござるな。うむ、それがしは魔導具探しにぶらついていたにござるよ。
 空いてなければまぁ、また別の日にも来ようかと考えていたにござる」

店の名前を呟き目的地であることを確認し。
否定がないのであれば安心して、本腰を入れて探しにきたわけではないけれど……という風に口を開く。
ただ、見れば店内にいた女性は手に籠を持っている。出かける所だったのだろうか、とその籠に目を滑らせ……

「む?出かける所ではなかったにござるか?
 いいのであれば、お邪魔させてもらうにござるが」

しかし、女性は出かける事なくむしろ店内に招き入れるように声をかけてきて。
予定を潰してまでは、とは思ってしまうものの……室内はあたたかそうであり、また様々な商品が丁寧に陳列されているのを見て耳をぷるりと揺らしてしまう。
そこにさらに、遠慮なくと言葉をかけられれば頷き、店の中に足を踏み入れ。

「ふわ、あったかいにござるな……っと、おお、雪が」

店内に入り暖かさにふるりと全身を揺らし、後ろを振り返ると店の外では雪がちらついてきたのが見える。
どうりで寒かったわけだと思いながら、店内をきょろきょろと見回して様々な魔導具に視線を奪われる。

魔力を感知する能力自体は高くないが、周囲の魔力を体、というか子宮が吸い上げてしまう体質なので体に満ちる魔力で品の良さは理解できる。
目利きはいい方ではないので、装備の質のほうは……残念ながら、あまり見抜けなさそうだ。

セレシャ > 「あぁ、買い物とかは明日でも良い物だから大丈夫。
なに、うちのお店さがしてたの?
あ、と…うん、どうぞ入って、そっちに椅子あるからどうぞ」

出かけるところではと言う問いに、大丈夫と頷き。
店内へ招き入れれば、会計用のカウンター近くにある椅子を示して。
入った店内は、この季節でありながら十分に暖かく保たれていて。

店内に入って見れば、マネキンが着ている装備類の他に入り口から少し見えにくい位置の棚がある。
棚の半分には様々なポーションの見本、もう半分にはアクセサリが並んでいる。
其れぞれの品に書かれているのは、ポーションであれば治癒や毒消し、その他。
アクセサリーの方は、身体強化や防御力向上、その他。

「ありゃ、雪になっちゃったかぁ…底冷えしてたしね。
それで、ボクの店も、かな…探してたみたいだけど、なにか欲しい品でもある?
一応、防具や衣服の他に、魔道具とかも扱ってるよ…勿論オーダーメイド儲けおってます」

そう言った後で、小さく…「えっちな道具とかお薬も、ね」…と悪戯っぽく囁いた後。
カウンターに置いてあったポットからカップへ中身を注ぐ、注がれるのは温かな紅茶。
そうした後で、カウンター裏から皿に乗ったクッキーも取り出して、良ければどうぞとお勧めして。

お勧めした本人も、少女の隣へ座り。
自分の分の紅茶も注いで、聞く姿勢に入る。
笑顔を切らさず、金の瞳で少女を見詰め、内心では可愛いなぁ、などと考えつつ。

ハク > 店主であろう女性が問題なさそうにすれば、安心した様子で店内の観察を再び始める。
マネキンが設置されて男性用女性用の装備が飾られているし、棚には色々なポーションが。
別の場所にはアクセサリのようなものも見えており、品揃えは充実しているように見える。
であれば、結構この店はあたりなのでは?という気持ちで尾を少しくねらせた。
店主には背中を向けている都合、背中側……露出した背中と、尻尾の部分で左右に分かれている申し訳程度のスカートで覆われた子供らしい尻肉が目立つ事だろう。

「む、あ、感謝するにござる」

そこでカウンター近くの椅子を案内されればそちらに移動し、尾を揺らしながら椅子にぺたりと座る。
子供の体格なので多少高く床から足が離れるため、ぷらぷらと足先を揺らしながらカウンターに戻っていく店主を見ていて。

「みたいでござるなぁ、寒い寒いとは思っていたにござるよ」

雪の話にうなずきながら、小さく呪文を呟いて体に纏っていた保温の魔術を解除する。
それにともない、僅かな桃の果実のような体臭がふわり、とハクの体から漂っていく。
もし店主が魔力に敏いなら、何かの弱い魔術を解除したことは気づくだろう。
聞かれれば素直に纏っていた魔法の事を話すことになる。

「んむ?そうでござるな、ちょっと欲しいものは若干複雑なのでござるが……
 相談、んー、ぷらいばしぃ、も守られるのでござろうか?
 あ、そうそう。自己紹介が遅れたにござる。それがしはハク。娼婦兼冒険者にござる」

少し悩んだ様子を見せつつ喋りはじめ、まずは自己紹介を。
店主がハクのペット用の首輪に視線を向けたなら、そこにも『ハク』と名前が刻まれているのも気づくだろう。
その上でオーダーメイドの話をききつつ、続く言葉に耳をぴん、と立てて興味津々な様子を見せてしまう。
実際、この店を教えてくれた娼婦仲間はココで自動で動くディルドーやらも作ってもらった、と言っていたのだ。
つまりそういうものも?と思いながら出された紅茶とクッキーに軽く頭をさげて遠慮なく口に入れていく。
そして一息ついて、軽く目的のものを口に出して。

「んまぁ、ほしいのは3種類でござってな。催眠・暗示の防御用と、姿惑わしのものと、封印・束縛系のものにござる」

セレシャ > 「この時期だと雪は積もるかもねぇ」

ほのかな香りを感じ取ると小さく息を飲んで。
魔術の解除については特に口にはしなかった、高位魔法が使えないとはいえ全属性取得者である。
ある程度以上の感知力もあるので、保温の術式かなと当たりはつけていた。

「うん、勿論だよ、一品物でもここに出してある量産品でも、購入情報は誰にも言わないね。
ハクちゃんだね、ボクはセレシャ、錬金術師兼防具職人だよ、皮と布系のね」

名前を聞き、首輪を見てなるほどと頷き。
プライバシーも注文された品の情報も守ると胸を張る。
店には出してないが、基本的な淫具や、本人が作った大人の玩具も色々とあり。
其の上でこういうのがと言えば、防具でも魔道具、玩具でもなんでも作る腕も持っている。

「ふむふむ……えーと、全部あると言えばあるけど、それぞれの必要持続時間とか教えて貰っていい?
あとごめん、一寸扉閉めるね、そこら辺からプライバシー関わりそう」

欲しいものを聞いて、少し考えてから。
短時間でいいならポーション等使い捨てを勧めるし、持続時間が必要なら魔道具をとなる。
なので、其処を問いかけつつ、扉を閉める合言葉を小さく呟く。
その段階で窓などもカーテンが引かれ、店内は魔法の灯りだけで照らされる。

「はい、これで外には声聞こえないし、なかもみれないから、続きお願い」

ハク > 「ううむ、であればあまり長居はしないほうがいいかもしれないでござるなぁ……
 町中では流石に火の魔術使うわけにもいかぬでござるし」

雪の勢いはゆっくりではあるものの、しっかりとした形のものが降り始めている。
となれば積もってしまえばこの軽装……町中用のヒールでは歩くのが困難になってしまうので、少しばかり不安げに耳を揺らす。
まぁそうなってしまえば素足で走ればいいだけ、ではあるのだが。
さておき、魔術解除したことには何も言われず店主……セレシャからも自己紹介を受けて、再度頭をぺこりとサゲた。

「セレシャ殿、よろしく頼むにござる……と、あぁ、すまぬ。助かりにござるよ」

自己紹介の後、プライバシーもしっかり守ると宣言されれば安心しながらにこりと笑みを浮かべた。
そして扉を閉め、カーテンを締めつつ何かの魔術を行使したのを見ながら、部屋がしっかりと外部と区切られたのを感じる。
空間系の魔法のみはしっかりと学び、身につけているので結界のような状態になっているな、ということは察する事ができた。
その上で、こほんと一息ついて。

「持続時間というと、少々悩ましいでござるな……
 暗示対策のものはある意味常時、理想は掛けられる瞬間発動、というのが望ましいにござる」

カウンターに戻ってきたセレシャに、まず1つ目の魔導具について説明を始める。
その過程で自らが暗示や催眠というものにめっぽう弱いということ、それを危惧した友人に何かしらの防御が必要だろうと勧められた事も説明する。

「次の姿惑わしのものは、悩ましいにござるな……
 それがし、魔法・魔術の勉強にコクマー・ラジエル学院に行ってみたいのでござるが、幻影系の術に造詣がなく。
 入って、授業受けている間くらいの時間があると嬉しいにござる」

2つ目の道具については、ある意味ポーション等でも問題はないかもしれない。
使う機会がそう多いわけではなく、効果時間も長くて3時間もあれば十分だからだ。
ただ、魔導具やポーションについては詳しくないため、これくらい、と説明をし。

「最後の封印のものは……まぁ、理想は着けてる間の永続、くらいが望ましいでござるかな……
 種類も色々欲しくてにござってな。とりあえず魔力を完全封印するようなものがあれば嬉しく」

実際身につけている首輪にも、軽い魔力封印のような効果はある。
セレシャであればハクのこの姿は見た目相応の身体能力しかなく、魔力に長けているのがわかるだろう。
もし魔力を完全に封印してしまえば戦闘力を失うのだが、むしろそれを求めている様子で。

セレシャ > 「ハクちゃんが良ければ、泊まっていってもいいけどね、可愛い子ならボクとしてはウェルカムだし?」

冗談めかして、そんな言葉を掛けつつ。
店内を外区切る結界を起動する。
力づくで突破しようと思えば、熟練の魔法使いが数人、魔王クラスでも数秒は持つはずという、自身が構築した結界魔道具である。

「なるほど…暗示系は常時ね…んー、了解」

暗示の種類によるが、手段はあるだろう。
幾つか候補を考えながら、次の言葉を待つ。

「学院に通う為の、ね?
確かミレーでも通ってる人もいた気もするけど…まぁ面倒は少ない方が良いかな」

続いての希望も聞いて、こくりと頷き。

「装備時永続系、と…ん-、魔力を吸い上げてそれで魔力を封印するタイプでいい?」

少女がつけている首輪よりも強く魔力を押さえる装備ともいえる。

「封印系と暗示系連動すると、装備してる間暗示に強い魔道具とかもできるけど、別々の方が良いかな?
あと姿惑わしは…幻覚系かな、触られない限りはばれないレベルのはできるよ
でね…んー、ハクちゃん、他にはほしいもの無い?」

封印した魔力を使い、自身の魔力を押さえるのと暗示系の守護魔道具の動力になら一石二鳥ではあるので、そういうのはありかを問い。
姿惑わし系は幻覚系がお勧めかなと、身体変化もあるが慣れるまでうまくできない事が多いと苦笑し。
其の後で、エッチな玩具に反応していた少女の耳元に囁くように問いかけを重ねる。

ハク > 「むむ……んん、帰れなくなりそうであれば……?」

急な来客、しかも初対面というのに宿泊を許してくれる様子に少し驚いた様子を見せつつ、その話には頷く。
魔導具のオーダーメイドというのはやったことがなく、どれくらい時間かかるものなのかわからない。
そのお願いをする上で店主の方が許してくれるのであれば、問題ないかと小首をかしげてから頷いて。

「できるのでござるか?流石にござるなぁ……
 うむ、学院に通ってみるためのものでござる。
 ただ、学院に通って実があるのかわからないので、最悪1回しか使わない可能性もあるのでござるよな……
 まぁその場合でも何らかのプレイに使えるかもしれないでござるが。
 封印系についてはお任せするにござる。可能であれば、自分以外が簡単に外せないようなものならありがたいくらいでござるな」

説明するたびに行われる回答をすべて聞いて、うんうんと頷き。
打てば響くような答えに満足げに耳をぷるぷると揺らしながらカウンターに両手をつきつつにこにことして。

「あ、全部まとめて1つの魔導具でできるのであればそれが一番嬉しいにござるな!」

そして続く質問に笑顔でぺこりと頭をさげる。
そんな頭にかけられた言葉に、ぴく、と耳を震わせながら体を起こし。

他にほしいもの。
娼婦友人が見せてくれた魔力で動くディルドー等の姿が頭に浮かんでしまうもの、そういうものでもいいのだろうか。
ちょっとソワソワしつつ顔を赤らめながら。

「たとえば……それがしは動作のON/OFFができない、合言葉で強く振動するおもちゃ、とか……?
 あと、空間系の封印具で、四肢を消してしまうもの、とか……」

もごもごと、口ごもりながら聞いてみる。

セレシャ > 「うんうん、相談で時間かかるかもしれないしね」

驚きながら頷いてくれるなら嬉しそうに微笑んで。
オーダーメイドに関して言えば、効果のみ他お任せと。
効果と外観なども含めてとなれば、かかる時間はピンキリではある。

「まぁこれでも知る人ぞ知るマスターランクの錬金術師だしね。
あー…学院の授授業レベル次第って事かぁ。
あはは、そういえば娼婦もしてるんだっけ。
あとねぇ、言い忘れてたんだけど、可愛い子には割引になる方法もあるよ、きっとハクちゃんも好きな方法じゃないかなって、ね」

学院に行く理由に苦笑し。
其の後で、割引に関して艶っぽい笑みを向けながら、片手を所謂セックスを表す形にして見せる。

「他人が取り外しできない感じの…で、全部まとめてか。
うん、そうしたら腕輪型にして追加の効果で、合言葉か魔力認証での着脱方式とか、どうかな」

少女の高い魔力であれば、それらの効果を乗せても十分稼働できるだろうと提案する。

他にほしいものと問いかけて。
ソワソワし始めた少女の言葉に、楽しそうに微笑みながら。

「どっちもできるし、玩具の方は在庫もあるね。
良かったら試してみるかい…おまけで割引行為もつけて、ね」

腰につけていたマジックバックから、ディルドタイプとロータータイプの玩具を取り出す。
ディルドタイプに関しては、合言葉で変形稼働する一品、前でも後ろでも…さらに特殊性癖様に尿道まで使える様に太さ長さが変化するとか言う変態仕様である事を伝える。
その他に、男性器につける突起付きのサックや、触手型ディルドなんて品もカウンターに並べて、少女に見せて。

ハク > 「そうであれば、よろしくお願いするにござる」

カーテンが締められたので外を伺い知る事はできないが、見えていた雰囲気から雪は刻一刻と強くなっていくだろうと思っている。
であれば2時間もすれば帰宅困難と言って差し支えない程積もってしまうことだろう。
そこで店主が良い、というのであれば素直に頷き。

「うむ、まぁ、もうちょっとまともに魔術を使えるようにしたい……
 というのが学院に行きたい目的ゆえ。
 ただ、ミレー族の場合は入るには何かしらごまかす手段が必要と伺っているので、耳や尾を消して人間のようになれたらいいな、と思っているでござるよ」

マスターランク、というのがわからないものの、言葉の意味でそれはすごいのだろうと考えて思わず拍手しつつ学院の目的を追加で話す。
ちゃんと自力で調べていないものの、特徴を隠す必要がある……という噂は冒険者仲間や娼婦客からは聞かされていたので、今回魔導具探しにやってきたわけだった。

「ん、んむ、ん……」

そして割引、という言葉に耳を震わせそちらを見れば、わかりやすいジェスチャー。
さらに顔を赤らめ、尾をぱたぱたと振って嬉しそうな雰囲気を体からにじませてしまう。
その上で桃の甘い香りが少し強くなり、発情臭の一種だと気づかれてしまうかもしれない。

「あぁ、なるほど、そういうのでできれば嬉しいにござるな。
 ……理想を言えば、耳のカフスとか、首輪とか、そういうのでもできるにござるか?」

腕輪型にしてそれらすべての効果を出せると聞けば乗り気になりつつ。
その上で、他の人から見て装備状態がわかりやすい形状はできるのか、と聞いてみる。

そして色々とテーブルに品を出されれば、うわぁ、と思わず声をあげて手を伸ばし触る。
様々な形状の淫具、淫具型魔導具とでも言えばいいだろうか、そういう品に興味津々という様子で止められなければ手にとってみたり、ディルドー部分を淫らな手付きで扱く様子を見せてみて。

「……じゃあ、使うのは全部買い取るので、試しても、いい……?」

尻尾をぱたぱた振りつつ、右手に触手型ディルドー、左手に尿道プラグを持ちつつ期待に満ちた声をセレシャにかけてしまい。

セレシャ > 「おっけ、それじゃ後で奥にいこっか」

雪はしんしんと降り続け、歩くのも難しくなっていく事だろう。
そうなる事を想像し、お願いと言う言葉に微笑みながらうなずき。

「魔力は高いのに、魔法苦手なんだ。
確かにミレーだともめごともあるだろうし、受け入れも難しいのかな」

魔法の扱いに関すれば、魔導師の弟子という道もあるが。
王国なら学院の方が手軽であろうと、納得して。

此方のジェスチャーに尻尾を揺らし。
漂う香りが深まれば、笑みを深めて。

「うん、形は自由にできるね。
えーと、値段でいうなら腕輪と首輪は同じ程度、カフスは少し高めかな」

問い掛けに頷きつつ、値段が変わるのはカフスだと小型だから。
一寸だけ難易度があがるため、その分技術料がかかるレベル。

少女が手を伸ばして触れる事を止める事は無く。

「うん、良いよ…それじゃこれもおまけにつけてあげるよ。
こっちの筒型魔道具の中に入れた、ディルド―とか手とかの動きを、こっちの子機がトレースしてくれる、ボクのオリジナル。
子機を好きな所に入れて置けば、手でしながらおまんこと、おしりと、尿道全部一気に、とかできるんだ、子機は何個か上げるね」

快く快諾しつつ、おまけを追加する。
内側が触手がぎっしり詰まったような筒と、子機と言っていた魔道具。
筒の中の動きを、子機が繰り返すため。女性なら子機を入れた場所を、自慰できる品。
ふたなりであれば、肉棒を筒で扱きながら、女性器やお尻にも入れらるという、無駄に空間魔法を使った逸品である。

「で、ボクも手伝おうか?…ちなみに、ボクこういうについてるから、さ」

スカートをまくれば、下着を持ちあげる男性器がそこに。

ハク > 奥への誘い言葉に素直に頷きお礼を言う。
――というより、既に注文も聞かれて割引の話も成立したなら淫靡な空気が漂っている。
奥で、同衾することを受け入れて子供らしい体ながら艶っぽい様子を見せていた。
魔力が高いわりに魔法が苦手、という質問については『ちゃんと体系立てて学んだのが空間魔法だけ』という回答をする。
また、得意な属性にも偏りがあり……風属性はともかく光属性は光の玉を生み出したり、組み合わせて生活魔法レベルの浄化術を使う程度しか才能がないことも話す。
そのせいで幻影術などを使えず困っているので、今回魔導具を探しにきたことも説明して。
――その間も、顔は既に期待で紅潮してしまっていた。

「じゃ、じゃあ……首輪型で。これと同じ形でできますか?」

興奮してきているせいか口調も装っていないものになりつつ、自らの首に巻いている首輪を指差す。
中型魔獣をペットにする時に巻く首輪と似た形状のそれは、ペット扱いされると興奮する性癖の発露で。

「……うわ、うわぁ……」

そして差し出された2つの道具を見て少し驚く。
テーブルに載せたままの触手が詰まった、まるでおまんこのような形のそれに指を差し込みくちゃくちゃ♪ とかき混ぜる様子は女性相手の行為も慣れているような手付きで。
それと同時に渡された子機も受け取りつつ、ごくりと生唾を飲み込む。

「ぁ♥
 ……その、おしゃぶりさせてもらっても、いいですか?」

そしてスカートをめくり勃起したペニスを見せられれば、嬉しそうに声をあげ。
同じようにミニスカートをめくって子供らしいおまんこから愛液が滲む様子を見せるようにしながら、奉仕の許可を欲しがりおねだり声をあげる。

セレシャ > 奥への誘い、支払いの割引と合わせればおのずと意味は決まっていて。
体系立てて学んだ魔法が空間系のみと聞けば、「偏ってるねえ」と苦笑を浮かべる。
自分に関して言えば、基本属性は全部中級、他属性も魔道具などで補える。
学院でダメそうなら、中級レベルまでは教えてあげるのも良いかもと思いつつ。

「うん、文字もそのままでできるよ、それでいいなら腕輪と同じくらいだね」

同じ型でと言われれば、勿論と答えを返す。
魔獣用に似た首輪、それ自体はそれほど難しくない上、サイズもあるので結構楽で。

「おや、うれしそうだね」

おま毛で出した、特別性の逸品を弄る手つきに、艶っぽく笑みを向け。
くちゅくちゅと指を動かせば、その中はまさに女性器、何しろ自分の女性器を元にしているのでなかなかの出来と言い張れるのだ。

「あは…もちろん、良いよハクちゃん。
ううん、多分こっちの方がいいかな…ハク、ボクのおちんちん、美味しそうに舐めて、ほら早く。
あーあ、おまんこもぐちゃぐちゃじゃないか、ボクの足でよければ、使っていいよ?」

頷いた後で、すこし口調を変える。
出てきたのは少し抑え気味にし、命令するような口調で舐めるよう指示し。
おまんこをみせる少女に対し、靴を脱いで、足の指を器用に動かし、そのまま少女のおまんこへ押し当て、足の指先できゅっと小さな陰核を摘まんで見せる。

ハク > 各種能力を詰め込んだ魔導具を、同じ首輪型の形状で作ってもらう事に感謝しながら蕩けた笑みを浮かべる。
色々な説明も行ったものの、すっかり体は発情と興奮で期待しきっていることがセレシャではなく誰であろうと一目瞭然な程で。

「ありがとうございます♥」

ぺこり、と頭をさげてお礼をしながら足を開く。
スカートをめくりあげている以上すっかり割れ目を晒す形になるが、幼い肉は足を広げた程度では割れ目が開く事はない。

「だって、ちょっとその……面白そうだから、つい……♥」

連動する魔導具、というものをそもそも見たのが初めて。
だからこそ、しかもそんな技術を淫具として作り上げていることに驚きと興奮を隠すことができない。
頭の中で子機を自分の膣穴と尻穴に仕込んだ状態で、貧民地区で親機を適当な所においてみたらどうなるだろうか、などと考えてしまっている。

「ふゃぁっっ♥
 ん、んんっぅ、っは、はい、舐めさせて、もらいますっっ♥」

ペニスをしゃぶっていい、という許可をもらった上で伸びてきた足が自分の股間をくすぐれば、それだけで腰が淫らに前後に揺れる。
その上で、体の外で一番弱いクリトリスを、皮をかぶったままとはいえ摘まれてしまえばそれだけで悦び、ぷしっ♥ と甘イキの潮吹きをしてしまう。

そのまま腰を足先にこすりつけながら両手を地面につくように跪き、まずはセレシャの下着を口で咥えて下ろしてペニスを露出させる。
そうしたなら柔らかい頬をペニスの先端に何度もこすりつけ、甘えながら顔に臭いをつけていき……頬コキ奉仕をしたあとは舌でぺろぺろと遠慮なく先端を舐めていく。
腰を淫らにくねらせ、セレシャの足先でオナニーをしながら先端を咥え、くぽくぽ♪ と音をたてて顔を前後させつつ舌を絡めて奉仕する様は、フェラ奉仕が大好きなんだと誰でも思ってもらえるような表情で。

セレシャ > 首輪型で、暗示への抵抗、姿惑い惑わし、魔力封印、着脱の可否。
全ての効果をつけた品を作る事を約束し。

「いえいえ、それがボクの仕事だからね」

足を開き、幼い割れ目を見せる少女に、小さく息を飲んで。

「あは、そう言って貰えると作った買いがあるよ、いっぱい使ってみてね」

他の人には教えてないし、基本販売はしてないので持っている人はまれである。
空間魔法で筒と子機をつなぎ、それを複数に繋ぐという高度な技術の無駄使い。
本人のなかでは胸を張れる事ではあるが。

「ふふ、ハクはおちんちんが好きなんだね、後で奥に行くの楽しみだね」

足先で、くちゅくちゅと少女のおまんこをかき混ぜる。
潮を吹いた様子に、深く笑みを浮かべ、指先を膣へ浅くいれ、指でかき混ぜていく。

少女の口で露出されるペニス。
上を向いて、先走りを滲ませて少女の奉仕を待ち受ける。
頬の柔らかさ、舌での舐めあげに、小さく声を漏らし、少女の頭の上の耳を撫でさする。
少女の唾液と、先走りが混ざった液体がいやらしい水音を立てるが、外へは響かない。
まるで好物を舐める様な様子の少女の頭を押さえ、喉奥へ亀頭を押し込んでいく…いやらしい少女の顔に、艶美な色を瞳に宿らせて。
そして、挨拶代わりとでも言うのか、そのまま甘く絶頂を迎え、少女へ自分の精の味を教える様な少量の射精。
ん、と言う声と共に、すこしだけ精液が少女の口内へ広がっていく。