2023/12/23 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にユーゴさんが現れました。
■ユーゴ > 「それではまたね。」
襤褸の外套を纏った男へと、そんな言葉をかけて歩き出す。
背後から響く慌ただしい足音は、己が渡した荷物を抱えて走り出した音だろう。
昼間でも薄暗い路地裏は大通りと異なり、人の営みの気配が薄く、何処となく、空気が重い。
冒険者として活動してはいても、用がなければあまり長い時間滞在しようとは思わぬ場所だ。
時折擦れ違う、冒険者とも名乗れぬ無法者から向けられる、不躾な視線。
それを気にした様子もなく、砂利を踏み擦る音を響かせながら路地を進んでいき。
■ユーゴ > そうして歩む事暫し。
見慣れた路地の、見慣れた曲がり角。
大通りへと繋がる路地を進んで行く――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からユーゴさんが去りました。