2023/12/02 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にラッツィオさんが現れました。
■ラッツィオ > 冒険者はよく食べる、ということでもないだろうが、ギルドの周辺には飯屋が多い。
男もギルドからの帰り道、飯屋にふらりと立ち寄って席に座っていた。
昼時ということもあって店は盛況であり、幸運にも1つだけ空いていた隅の席に通された。
「魔物退治はあんま専門じゃねェからな――」
給仕から受け取ったメニューを眺めながら、ひとりごちる。
タイミングが悪かったのだろう、今日のギルドには魔物退治の依頼しか貼り出されていなかった。
人間相手ならば経験豊富でも、全く異なる生態である魔物は話が別だ。
なにより失敗を恐れてかチームを組ませる依頼が多く、単独行動を好む男には合わなかった。
なにも食うに困るほど懐が寂しいわけではない……ということで、今日はギルドから引き上げたところで。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からラッツィオさんが去りました。