2023/11/12 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 古書店」からラリーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」にダインさんが現れました。
ダイン > 昼の時間の少し前、太陽は上に来ているものの何処か薄暗く、平民地区の中であるにも関わらず荒れた雰囲気、澱んだ空気が漂う路地裏。
裏の仕事、空き巣、強盗、強姦、そういうことに使える道具がないかと、掘り出し物を探して露店を覗きながら歩いている。

「これはどう使うんだ?ああ、なるほどな……面白そうだから一つ、買わせて貰おうか。
いや、後のはいい……別にそれがなくても自前のがあるからな」

鍵開けに便利そうな道具、使い方を聞けば工夫次第で色々な鍵を開けるのに使えそうだと思えばためしにと一つ購入する。
他の、女性を悦ばせる道具を進められれば男性器を模したそれはいらないと断る。
表通りでは決して売ってはいないような非合法な道具が並んだ露店を離れ、次の露店を探していく。

「もう少しで昼か、流石にここらの店で食べようとは思えないからな。
めぼしいものがなかったら大通りに出るか、ここらの食い物はまずいのが多いからな」

路地裏の露店で売られている食品には麻痺毒や睡眠薬、媚薬などの食べた人間が前後の分からない状態になるモノが混入していることが多い。
味も御世辞にも良いとは言えないので二重の意味で食べるとまずいのである。
平民地区の路地裏とはいえ、薄暗いここではその手の犯罪は日常茶飯事、目的もないのに迷い込めば無事に出ることは難しい場所なのだ。

ダイン > そこから路地裏の出口まで歩いて行き、見るべきものもなくなったと感じれば丁度昼時。
そのまま路地裏を出て大通りへと戻っていき、何か腹に入れようと飲食店を探してその場を立ち去って行った。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/路地裏」からダインさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場・賭場」にファルスィークさんが現れました。
ファルスィーク > 休日という事もあってか、昼間から賑わいを見せている酒場兼賭場は何時ものように悲喜交々。
歓声が上がったと思えば怒声も上がり、酒が入っているとなるとそれは倍増気味。
賭場のコーナーで少し遊んでの小休憩として、酒場のカウンターにてワインを片手に軽食のサンドイッチを摘まみつつ、店主と世間話や噂話等をしての王都や周辺国の情報収集、それに加えてたまに色の話。

「ほう……あそこの娼館に上玉が入ったというのは本当だったか」

そんな話をしながら店内へ廻らせる目線は、客層の確認を兼ねての物でもあり、面白そうな話をしている者や怪しげな者を見かければ声をかけてみようかと。

ファルスィーク > サンドイッチも食べ終えると空いていた小腹も満たされ、店主の話もひと段落した所で礼の言葉と共に支払う代金。
少々、多目にしたのは有意義な情報が含まれていたからでもある。
毎度。という店主からの言葉に片手を軽く挙げると再び賭場の方へと赴き……結果はいつも通り3割ほどの増収であったとか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/酒場・賭場」からファルスィークさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にエルバさんが現れました。
エルバ > 以前より受けていた依頼の報告は、常日頃顔を出す冒険者ギルドへ――ではなく、路地裏にて行われた。
先程まで相対していた、一見は浮浪者のような身形の男。
無論、見掛け通りではなく、表立って行動がし辛い依頼の仲介役だ。
恙なく報告を追えれば、足取りは幾らか軽やかに路地裏を進んで行く。

「――――あとは、」

と、小さく呟いて、己の口から声が出ていた事に気付いて押し黙る。
単なる中間報告でしかないのだ、完遂する迄は――否、完遂した後も、気は抜けない。

エルバ > とん、と一歩足を踏み出せば、軽やかな足取りは路地を抜けて行く―――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からエルバさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2 宿」にアルマースさんが現れました。