2023/10/30 のログ
■オルト > 「場所を選ぶのは冒険者が使うとしたら不味いよな~…ははは、でもそういう需要が有るのも確かだよな、まあその手のはここには無さそうだけど」
最高峰と太鼓判を押されると、こっちの剣にも目移りしてしまい。
「設備の問題がなぁ…これはこれで大きな工房の特権だよな~」
量産体制取れる程となればそれ相応の投資が必要…となると、必然的に大きな工房でもないと採算が合わない…出来が良くても自分の所の様な小さな工房だと中々参考になるところが少ないのも困りものだ。
「いやあどうしても新しい武器屋で面白いの見ると熱くなっちゃうからな…武器屋としては色々複雑だろうけど悪い…
ん?もしかして店頭に置いてない物も有ったり…?
へぇ…でも流石に紹介でもないといきなり声掛けるのも怪しいだろうしな」
もしかして職人に逢えるかもと聞くと嬉しそうにするも、
流石に特徴と一致するからと声を掛けても取り合って貰えるか…
「う~ん、どうしたもんか…エルフ製のこっちが気になってるんだけど…店頭に並べてないってのも気になって…もし良かったら見せて貰えるか?」
元々此方の身長も有ってか、近づいて来た少女を見下ろす形になって、申し訳なさそうに並んでない商品も見てみたいとお願いしてみる。
■ハイディ > 「扱えない武器は宝の持ち腐れね。それを判断できるようになるのも冒険者の務めだと私は思うけど。
ここは実用性だけの店ね、飾りの武器は置いてない」
最高峰ではあるが同時に高く、売れない逸品でもあり。
「採算を考えないなら小さな工房でも作れなくはないよ」
量産ではなく受注品、それならば採算は別として作ることができると。
問題はそこまでして作るのは商売ではなく道楽だと口にして。
「大丈夫、私も出先だとそういうはあるから。
倉庫にいくつか、後はコレクションが少し?
確実に不審者よね、それ」
怪しいというか、この国でそれは身の危険を感じるかもしれず。
警戒され話も聞けないかもしれないと。
「エルフの職人は少ないからそれは当然ね。
並んでないのを……?今度でもいい?」
近づけば見上げるようになる青年を見上げて少し考え。
出していない物は倉庫ではあるは生活スペースでもあり、あまり綺麗でないそこに人を招くのは抵抗があり。
責めて綺麗な時ならばと、そう考えてはそう返して。
■オルト > 「手厳しい様だけど、実際の所そうだよな~…ああ、だからここの品揃え好きだぜ、俺は」
値札を見ると「おぉ…」と小さく頷いて。
「いや、そうなんだけど…やっぱり俺みたいな小さな工房で本当に採算を度外視すると…な…?」
判っては居るし、一度はやってみたい…が、それをしてしまうと…とがくりと肩を落とし。
「仕入れの時とか、こんな感じになるのか?
だよな、やっぱり…」
まあ、国内に居ると言うならもしかしたら…の可能性位で考えて置こう。
「お?良いのか?それなら是非とも、こっちは急ぐわけじゃないし、都合の良い時で構わないぜ」
店に並んで無いようなコレクションまで見せて貰えると言うなら俄然興味が湧いてくる…いきなり倉庫やコレクション置き場まで見せろと押し掛ける訳にも行かないのは重々判っているので彼女の申し出には深く頷いて。
「それじゃあ、今日は冷やかしになっちまったのは悪いが…
今度コレクション見せて貰える時に手土産でも持ってくるから許してくれよ? それじゃあ今日はどうもな」
改めての来訪を約束すると嬉しそうに笑って店を後にし、期限良さそうな足取りで路地の奥へと消えていった…
■ハイディ > 「武器はアクセサリーじゃないって事ね。うちの品は実践で使えるものだけ」
飾りにするなら、それこそ大通りの店に行けばいいと。
それを言えるほどに扱う武器は実践だけを想定している、それ故に値段は高い物ばかりで。
「出来が良ければうちにおいても良いけど?」
採算を度外視の意味はよくわかっている。
なので出来が良ければおいても良いと告げて。
「なるよ、そうじゃないと良い物は揃えれない。
キミだっていきなりは不振に思わない?」
知らない相手なら普通はそうなる。
ただ時々街に居るので運が良ければ…と。
「キミは安全そうだし、いいよ。
じゃ、次に来た時には見せれるようにしておく」
見たいとは言うが押し掛けない姿勢、その姿に危険はないと判断し。
次には見せると約束をして。
「次に来た時に買ってくれるならそれでいいよ。
手土産……?期待をしておくね。こちらこそ」
次の来訪を約束されると笑みを浮かべ、去っていく姿がを見送り。
そして再びカウンターへと戻って…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/武器屋」からオルトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/武器屋」からハイディさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイェフィムさんが現れました。
■イェフィム > 日の暮れた大通りを歩く。
銀色の髪を揺らしながら、ぼんやりと月を見上げながら、
時折肌寒そうに二の腕をさすったりして。
「すっかり秋というか…、寒くなってきたな…。」
ふう~、と息を吐き出してもまだ白くなるほど寒くはないが、
こいつにとっては十分寒いようだ。
誰に言うでもなく、ぼやく様に呟きながら空を見上げていた。
が、そんなこいつに忍び寄る影が…。
■イェフィム > 「ふんっ。」
がし。
忍び寄ってきたのは小さな少年、その小さな手を細い指が掴むと、
がっしりと少年を後ろ手で拘束する形になる。
「はい、残念。
俺からスろうとする度胸は認めてやるけどな。
でもおとなしくスられてやるわけねぇだろ。」
そこまで力を入れていないからか、少年は「放せよ!!」とじたばた暴れている。
そんな少年を見降ろして、けけけ、と笑い。
「俺が気づかないようにスれるのはいつになることやら、だな。」
悔しそうに唸る少年を見降ろしながら肩をすくめる。
■イェフィム > ぎゃーぎゃーと暴れる少年の額にデコピンを一つ。
それに対して「いでぇっ!!」と涙交じりの声が上がった。
「ほれ、そろそろ帰れ、今日は運が悪かったと思ってな。」
ぽいっちょ、と少年を放り出すと、「べー!!」と舌を出す少年たちは我先にと逃げ出した。
本当の騎士としての立場ならしょっ引かなきゃいけない立場だと思うのだが、
そこは何というか…、こいつ故というか、変なところで甘いというか。
相手が自分だったから目をつむるというところである。
一応お灸は据えたということで良きこととしておこうと思っている。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にアレンシアさんが現れました。
■アレンシア > 「騎士イェフィム。任務は?」
後ろから静かな声が。アレンシアどうやら少年よりは隠密スキルに長けていた模様。声が笑っているので本気で怒っているわけはないのだが。
「非番です?良ければ暇つぶしの相手を願っても?」
部署(宗派)が違うので比較はしにくいのだが多分アレンシアの方が格上なのだろう。少なくともアレンシアの方はそんなこと気にした様子も無く男やってた頃から知ってる女性に気さくに声をかけた。怒られないのならイフ姉と呼びたいぐらいには親しげである。
私で良ければいろいろ付き合いますよー位のお誘いだったりする。アレンシアの真面目な性格からアレンシアは仕事上がりだろう。ぐらいの見当は付けられるのだろう。
■イェフィム > 「おっと……。」
少年たちを見送った後、背後からかかる声に小さく声を漏らす。
けれどもその声色が本気で怒ったものではないことを悟れば、
内心少し胸をなでおろす気持ちになって。
「…んっと、こんばんは、アレンシア様。
一応仕事終わってウロウロしていたところですよ。
退屈しのぎになるものがあればなーと思って。」
相変わらず立派な胸…もとい、立派な身体をしていらっしゃるアレンシア様。
気さくに話しかけてくれることを受け入れつつ、むしろイフ姉と呼ばれても怒ることは無いだろう。
彼女が彼だったころからよく知った間柄、立場上「様」と呼んでいるくらいで…。
「暇つぶしのお相手になるかわかりませんが…俺は別に構いませんよ。」
相手も仕事上がりなのだろうと見当をつければ相手の言葉にうなずき。
ただ、暇つぶしになるかどうかはわからない、とこちらは小首をかしげてみた。
■アレンシア > 「むー イフ姉かたいー 今は非番でしょー?」
ほっぺぷにぃ。からのはぐぅを試みる。成功したのならば正面からぎゅーしながらイフ姉エスコートーお願い!って甘えてしまう。
「イフ姉なら悪いところいろいろ知ってるんじゃないです?」
近すぎる顔で覗き込みながらそんなことを。スラム街で悪さしてた頃のノリで言っているがそういう所に行ったらアレンシアは色々危険で危ない気はするだろう。もっとも乱暴にされるのも好き❤とかゆるゆるすぎることを言いそうではあるのだが。
■イェフィム > 「最初に堅苦しく声かけてきたのはそっちだろー。」
ほっぺぷにぃ、からのはぐぅ。
はぐぅ、の時もぷにぃ…というか、むにゅう、と当たるものがある。
対してこちらはスッカスカ、いや別に気にしてなんかいないけども。
「エスコートって言われてもなぁ、
そりゃ、悪いところばっか無駄に知ってるとは思うケド、
アレンシアちゃんも十二分に知ってそうな気ィするケドなァ。」
貧民地区でいろいろやっていたころのことも知っている身としては、そんな軽いノリで言われちゃっても…。
とか思ったり思わなかったり。
近い。と、相手の額を指先で押しのけつつ、うーん、と小首をかしげえている。
「っていうか、危ないところに行きたがってんだろ…。
そして俺もそうだと思われてそうだな…。」
明日に響かない程度にしておかないとなぁ、と呟きつつ、それなら貧民地区にでも行くか?と訊ねた。
自分がたまに行く酒場にでも行けばアレンシアのような美女ならば男共が放っておくわけもないだろうと。
■アレンシア > 「イフ姉をからかいたかっただけー♪」
押し退けられながらふヘリと笑うゆるゆる娘。
「え?イフ姉悪いおねーさんじゃなかったんです??」
ぢー。まじまじと見つめ今までの悪行を指折り数え始めた。早く貧民街にでも引っ張っていかないと路上で今までの悪事が公開されてしまうことになってしまうのだろう。
■イェフィム > 「からかうな。と言いたいところだが…隙を見せた俺が悪いか。」
ゆるゆる娘の笑顔を少し恨めし気に見やるが、
どうせそうやって見ていてもこのお嬢さんがいい気になるばかりだろうと悟れば、
つんつくと彼女の額に…少年にしたようにデコピンを一つ繰り出さんと。
「おぉ~い、悪いばっかじゃねぇだろ俺は。
少なくとも表面上は悪い奴じゃない時もあるだろ。」
やめろやめろ、とばかりに指折り数える手を掴むとさっさと貧民地区に引きずっていこうと。
■アレンシア > 「あうっ!」
おでこを抑える。そうやっていると昔の悪ガキを思い出させてしまうだろうか。
「それは私もそうなのですよ?これでも聖騎士さまー!」
雑に抗弁しながらずりずりと貧民街に運ばれていったのだとか。
【移動します】
■イェフィム > デコピンは痛かったらしい。
昔の悪ガキ時代を思い出して、ふは、と小さく笑った。
「まぁ、たまにそれを忘れるけどな。
……よーし、とりあえず酒行くか。」
そう言ってずりずりと可憐な美少女を貧民地区に運んでいく聖騎士の姿があったとか。
■イェフィム > 【移動します。】
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイェフィムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にイェフィムさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からイェフィムさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」からアレンシアさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」にブレイブ・クーパーさんが現れました。
■ブレイブ・クーパー > 夜のマグメールは昼以上に物騒である。
物取り、誘拐、強姦などなど…。
そんな物騒なマグメールを作っている要因の一人が平民地区にやってきた。
革の鎧をまとい、腰に斧をぶら下げている様はまるで賊のようである。
だが、こうみえてれっきとした貴族である。
と言ってもつい最近まで平民と変わらない生活レベルの落ちぶれた貴族であったが。
「あ~~、ったく。
手ごろな奴はいねえのかよ。」
誰もいない公園のベンチに腰掛け、じろりと通路を睨みつける。
男の名はブレイブ・クーパー。
生まれつき頑強だったことが幸いし、腕っ節のみで成り上がった人物である。
と言っても、妾の子だった男にまともな強要などはない。
今も自らの肉欲を満たす相手を探している最中であった。