2023/10/08 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にカルムさんが現れました。
カルム > (冒険者ギルドは誰もが知りうるスポットの一つと言える、冒険者が集まり、依頼を受けて熟し、報酬を受ける場所
冒険者のカルムは、何時ものように薬草採取の依頼を受けて熟し、戻ってきた。
何時ものように、受付で採取した薬草を手渡し、見分をしてもらう。
このところ、ずっとアスピダ関連で冒険者が戦力として取られている関係で、薬草採取の依頼が多く、薬草の量が足りないらしい。
新人や、コクマーの学生を動員しているらしいけれど、それでも足りない、との事だ。
そう言う訳で、今現状、薬草採取の値段は上がっている、それと同時に、様々な依頼が値上がりしている。
手が足りなくて、早急に求める依頼主が、依頼の料金を上げているというのもあるから。
眠そうな顔の冒険者は、報酬を受け取り、そのまま併設の酒場の方へと進む。)

「ぁふぁ。」

(眠そうな冒険者は、欠伸(いつものこと)を零しながら、酒場の様子を見る。他の冒険者達が皆で酒を飲み、楽しそうに騒ぐ。
それに混ざりたいと思うけれどさて、何処か空いている場所はないだろうか。
若しくは、こう、同席させてくれるような心優しい女性は居ないだろうか。
居なければこの際男でも同席させてもらえるならいいや、と思う。
とりあえずは、何時もの酒飲んで管を巻いている知り合いにあいさつがてら軽く手を上げながら、店の中の。
空いている席を探し求めて、歩き始めた。)

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」に劉若汐さんが現れました。
劉若汐 > (冒険者が集うギルドは常に賑やかしで溢れており、
主に依頼する側で活動をしていたとある女は刀一振りを引っ提げて
久し方振りの冒険者側として活動を再開に至りアスピタ方面の話題は耳にする程度、
新人にも該当しないしましてやコクマーの学生でもない。
達人でもないし中堅みたいな感じの冒険者(メイド)は定位置の隅っこのテーブル席に一人で座り
麦色の飲み物をちびちびと飲み他席で繰り広げられる他冒険者の話に耳をすませていた。)

(女がいるテーブル席には他には地図が折り畳められ、他には何かの図面に手帳とペン位だ。あとは軽いつまみが二皿程度)

カルム > (視線を巡らせながら、歩いていた所、この酒場は、今日は余り空いている場所が、なさそうだ。
しかし、そんな中に、一つの場所が空いている。
と言うよりも……異質、と言って良いだろう気がする。
冒険者と言うのは、目立つ必要もあるから、己で、武器防具をカスタマイズするというのもあるし、判らなくもない。
彼女の服装事態は、其れこそ奇異だ、とかは感じないのだけども。
彼女の持っている得物……見たことの無い、武器だ。
この辺の武器ではなさそうだ、確か―――東方にそう言った武器があったと聞いた事が有るような。
剣とレイピアとその中間のような武器だ。
隅の隅だから空いている、と言うのもあるが、その、異質な雰囲気の人物がいるから、空いているとも感じられる。

あともう一つ。
地図とかが広げられて占有されているからかもしれない。
どれが理由かと言うのは、考えるだけ無駄な気がしてきた。)

「あー……。」


(どうしたものだろう、声をかけるべきか、どうか。
とは言え、自分も仕事帰りで、腹が減ったのもあるし。
そう考えてから、隅の方へと移動して。)

「済まないけれど、相席、良いかい?」

(恐る恐る、問いかけてみる。刀を装備して、隅に座る、メイド服の視たことの無い人物、どんな性格しているかが判らない。
声を掛けただけで、剣を抜いたりする人物だって、冒険者には居るのだから。)

劉若汐 > (製図は王国内のどこかの建物の土台や構造体の設計図であり、細かく正確に描かれている位。
 建築の依頼主は兎角材質に拘る方であったので一度採掘・採集しに赴かねばと思い
 女はその準備の為にこの場にいるのだけど他冒険者と圧倒的に異質だったことに残念ながら気づいていなかった。
 丈の短いメイド服で冒険者やってます、は無理があるとは。)

「材質が柔らかくて撓る木で梁を作れ?大黒柱にしたら折れる」

(頭抱えたくなったので独り言を呟きどうしよう こう杉材ならまだよかったけど柔らかい梁?なんてあるんですか。
 色々と考え始めた女は気分を切り替えようと麦色の飲み物をくーっと
 一気に飲み干して一気にテーブルに叩きつけるのではなく置く寸前で静かに置いた。
 そんな時だった、この誰も避けていた席に声がかかったのは。
 あ、占領しすぎたか、と地図やら製図やらを丸めたり折り畳んだりとがさがさと邪魔にならない場所へどかしたりして)

「は! すまない、すみません申し訳ないです。どうぞ」

(刀は抜かなかった ギルド内は不殺だったはず、粗相はしない、したらこのメイドとある人物にお仕置きをされてしまう。
 で、どこのどなたがこのメイドにお声をかけて下さったのか顔を上げてから
 向かいの席?をどうぞ、と相席を許可致すのだった)

カルム > (書類があるのは見えるが、流石にそれを見るのは、不躾も良い所。どういう意図があってそんな風に広げているのか。
単純に隅っこで人が来ないから、と言うのも考えられるし、自分が行くまで実際誰もいなかった。
だから、なのやもしれない。
そして、目の前の人物は、その書類らしい何かに視線を向けて集中しているようだ。
言っていることに関しては、周囲の喧騒にかき消されて聞こえないが、悩んでいるという様子は見て取れる。
ただ、其れだけと言う感想だ。)

「あぁ。いえいえ、失礼します。」

(自分が声をかけて、気が付いたのだろう、視線が持ち上がり、自分の方を見る。
それと同時に、矢張り見られたくないものなのだろうから、羊皮紙を仕舞っているのが見て取れた。
とは言え、一瞬首筋にヒヤッとしたものを感じたのは、殺気だろうか、それとも気のせいか。
自分を見上げた彼女の許可に礼を軽く言ってから、隅のテーブルに腰を下ろす。)

「エールのジョッキと、肉の香草焼き、パンをたのんまーす」

(少し遠くに居る、手を上げてウエイトレスに声を掛ければ、伝わったようで、待っててくれと言う声。
酒場のマスターにも届いたようで、其れで注文は出来ただろう、後は来るのを待つのみ。
そう、思いながら、向かいに座る―――何だろう。
男には縁のない服装をしている人物を何と云えばいいのかわからないので、女性と認識。)

「相席の許可、有難う。」

(思考の中は兎も角として、相席を許可してくれたのだから、有難う。
お礼は忘れない冒険者。)

劉若汐 > (機密情報でもないし図面だけみてどこの店の図面か分かるのは同業者程。
 書いていた文字は全て王国外の言葉や採寸であったのでほぼ暗号染みているかもしれない。
 王国内は多種多様な民族、種族が集う坩堝のような都、如何なる種がいても差別意識はない。
 然し このメイド(仮)に声をかけてくれた殿方?声は殿方であったのでそう思い乍、
 顔を見上げて見詰めてしまった、金髪碧眼のいかにも冒険者といった風情の殿方だった)

「なにか?」

(殺気は向けません。殺気は出さずに普段通りに一撃必殺のお勤めならした事があります。
 何かありましょうか、と若干ひんやりとする気配のままにこりと微笑みながら言葉を返す
 殿方、彼が席についたのでマスクを時々おろしてつまみを啄むように食べる)

「相席は構いませんが、よくこのメイドに声をかけてみようと思いましたわね?
 少しばかりおや、と思いましたの。メイド服は確かにこの場では
 間違っている恐れがありましたので今更ながら気づきましたの
 冒険者ギルドに久し振りに顔を出してみましたが相変わらずにぎやかしには事足りませんわ此処。」

「あのう 今日のお勧め紅茶コールドを頼みますわ」

(通りかかったウエイトレスに追加の注文をして注文は聞き届けられた。同じように商品が来るのを待つ身分と相成った)

カルム > 「いや、何も。」

(本能、と言うべき何かかもしれない、取りあえずは、問いかけられて、首を横に振る。
マスクをしている姿、時折それをずらして食事をする様子に、何か言いようのないものを感じる。
ラブではない、はず。)

「ははは………。」

(彼女の質問にどう答えればいいのか、自覚しているなら、とは思うも、それを言うほど厚顔無恥でも鉄の精神を持っているわけでは無い。
とは言え、笑って誤魔化すだけ、と言うのも、それはそれでどうなのか、と思うので、あまりよいとは言えない戦士の頭を総動員。
ちゃんとした答えが出せるのか、それは……この後すぐ。)

「他に席が無かった、からさ。
迷惑だというなら、持ち帰りにして俺は帰る事にするよ。
何かの作業中だったようだし。

冒険者ギルドの酒場は、大体はこんな感じだろうさ。
だって、冒険者は大体が、破落戸だし。」

(紅茶を注文する様子、まだ、用事が残って居るのだろう。
声を掛けた理由としては、容姿などではない、他に席が無かったから。
女性との上手な会話の方法など、硬い中の農家の三男坊にあるかどうかで言えば無いのだ。
年齢を聞いてはいけない、とか、容姿を貶してはいけない、位は判るけど。
正しく声を掛けられているかどうかさえ、不安なれべるなのだ。)

劉若汐 > (マスクなのは咳をするからなのだけど、それ以外に意味がないのと
 咳は今収まっているからあくまでもエチケットとしてと聞かれれば答えるにとどまる)

「ここは賑やかしの冒険者ギルド。
 いえ、迷惑とは思っていませんし無理難題を
 押し付けられて途方に暮れていい案が浮かぶまでは考えていただけなので。
 何時もならば依頼する側なのでいざ逆の立場でここにいると新鮮味が半端御座いません

 あ、申し遅れました 私 劉 若汐(リィゥ ルォシー)と申します。」

(紅茶を頼んだのは彼が相席して何か注文したからそれに合わせて注文しただけの事。
 深い意味が全くなく用事とするのならばこれから依頼者に修正点を告げに行くくらいだ。
 此方もだけど身内の組織内の殿方と会話する以外ほぼほぼ異性とこう対面で話をした事がない。
 場を持って取り繕うとは思うがどうしたものかと考える)

カルム > 「………?」

(彼女の言葉の意味を最初判らなかった、少しの間考えて、ようやくたどり着いた。
普段は依頼をする方、と言う言葉、逆の立場、と言うのがどういうことか、と。
その気づきを、言葉にする前に、どうぞ、と先程注文をした肉と、パンと酒が届く。)

「ええ、と。
君は、冒険者では無くて、何某かの依頼なり頼みごとを、されている、と言う事、なのかな?」

(賑やかしと言う表現に関しては、このギルドはそんな名前だったか、と思いを馳せる。
冒険者ギルドは、酒場も兼ねていて、基本的には、何かしらの名前が付いているのだ。
一つのギルドに定着する冒険者もいれば、この国のように幾つかギルドがあるなら、彼方此方と動く冒険者もいる。
カルムは後者で、幾つかを回って、良さそうな依頼をチョイスする方である。
冒険者が此処に居るのが当たり前、と思っていたので。
依頼人が、此処でうんうん唸っている、そう言う状況は想定で来てなかったから、理解が贈れたのだ。)

「と、俺は、カルム。家名持ち……?この辺りの名前じゃなさそうだけど、貴族の方、かな?」

(彼女の平民の様子では無い雰囲気と、聞いたことの無い名前。異国の名前とまでは判るが。
異国でどの立場の方なのかも分からない。
無礼打ちは嫌なので、と入って、貴族がこういう所に居る事は余り無いし。
そもそも、貴族なら、声を掛けた時点で、平民が!とかありそうだとも思うし。
判らなくなったので問いかけて確認して見る事にする。)