2023/09/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」に夏虎さんが現れました。
■夏虎 >
お昼時。ゲリラ降雨。この二つが重なると流石に人気は少なくなる大通りの一角――
タープを立てて机と椅子とを並べて雨天営業形態へと以降した果物屋、もとい薬屋台。
タープの下にて机に携帯用の五徳とアルコール燃料を置いてさらにフライパンも載っけ、その隣に木目のまな板を用意、ジャガイモの皮を剥く店主。
果物どころか野菜にまで手を出しはじめた、
わけではなく。お客さんの入りが少ないため今のうちに昼飯を食おうという訳だ。
本日の献立は、じゃがいものガレットに、プルーンとベーコンのフルーツサラダ。
皮を剥いたら薄~く切って並べて小麦粉とオリーブオイルと顆粒ダシを加えて混ぜて……
と、手慣れた手付きで、準備から下味付けからとこなしながら、時折街並みに目を向ける。
天気予報では一日晴れ間という話だったのだが。
「止むかなこれ……」
地面に当たっては勢いよく弾けるほどざあざあと降り頻る雨。
早めの店仕舞いも見当に入れる必要があるかもしれない。何せ、屋台から天幕から何から今こうして開いている店の装備の凡そは鋸やら釘やら針やら何やらで頑張って拵えたお手製のそれである、多少の事なら耐えれるのだが多少どころじゃない雨は浸水するし多少どころじゃない風相手には最悪吹っ飛ぶ。
うーーーん……
なんて悩ましげな声を上げる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区2」から夏虎さんが去りました。