2025/05/09 のログ
■ラナ > 「あっ……そうだ、子供たちに何かお菓子でも探しましょうか」
やるべき事にまっすぐ必死になっていると、そういう余裕が抜け落ちて、なかなかお土産のようなものを持って帰ってあげられず。
せっかく思い立ったのだから、忘れないうちにまずそれを探してみましょう、と椅子から立ち上がり。
ギルドの受付さんに、どこかお勧めがないか聞いてみれば、いくつか持ち帰り易そうなお店を教えてくれて。
「助かります、それではまた……いずれ」
丁寧に一礼してから、教えてもらったお菓子のお店を探しに出かけることにして。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からラナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にミタマさんが現れました。
■ミタマ > 「―――ふぅーーー……やぁっと、戻ってきましたぁ! あ、お久しぶりです、受付嬢さん!」
受諾していた任務。それは、北方帝国シェンヤンへ向かう重役の護衛任務だった。
元々北国出身ということと、重役の男性が筋骨隆々な戦士よりも、可愛らしい少女をご所望したという事実があり、
ここ数ヶ月、馬車に揺られ、魔物を遠ざけ、向こうでいろいろな手続をして――。
そうして、漸く帰ってきたのである。
普段はふわふわの毛並みは僅かにぼさぼさ。何処か疲れた様子が表情に浮かんでいるけれど――、その声は明るい。
何せ、特に面白みのない護衛任務が終了し、王都に戻ってきたのだから!
――報告の書類をカウンターに持っていき、任務の後処理。既にギルドに送られている依頼人からの連絡と照らし合わせ、報告完了。
また後日、報酬が支払われるということで――とりあえずはカウンターから離れまして。
「―――ふぅ~……あぁ、もう、お尻いたーい……。
行きは良い馬車でしたが、馬車代ケチったせいで、少し悪い馬車を引いちゃったのが悩まし、ですねー。
さてと。……少しご飯でも。……って、うーん。この時間はやはり混んでますね……。」
馬車の揺れで痛むお尻を擦りつつ、ギルドの受付から離れた酒場兼飲食スペースに。
何かお腹にいれたいな。と想っているが、流石に20時という夕餉時。空いている席がない――。
……相席などを狙えるかな?と思いながら、いかにも人畜無害な様相を振りまきつつ、きょろきょろと視線を彷徨わせまして……。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にミタマさんが現れました。
■ミタマ > 「―――お!……席が空きましたか!
あ、そちら、お邪魔しても? ……ああ、良いですか!ありがとうございますっ!
……ではでは。店員さん、オーダーをお願いします!」
――とはいえ、時間が時間。賑わいも激しいが、それ以上に客の回転も良い。
カウンター席の一つが開けば、其処の椅子にちょこんと腰掛け陣取り、そのままオーダーに移行!
久方ぶりの王都の。美味しい食事にありつけるのであり――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からミタマさんが去りました。