2025/02/23 のログ
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レト > 食事中に聞こえてくる話し声にときどき耳を傾ける。
最近の国政について語る者や冒険者稼業の苦楽を語り合う者、女の噂……。

冒険者の中にボンボンの家系の子女がいるという噂や奴隷市場で王族のそっくりさんを見かけた話。
酔った勢いで盛大に下品な話題で盛り上がり始める大人達にやや引きながらも興味深そうに耳を傾けてみる。

(奴隷……なあ……)

奴隷市場の存在は職場の先輩や風の噂で耳にする程度だったが興味はあれど独特の雰囲気に圧倒されて未だ行けずじまい。
非合法で危ない香りに満ちており、不用心でいると自身も商品になる恐ろしい場所。

(でも安い値段でヤれるなら……)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカーリアンさんが現れました。
カーリアン > こつ、こつ、こつ、とヒールの踵が石畳をたたく。
メイド姿の人物は富裕地区に多いだろうが、さりとて平民地区に多いわけでもない。
褐色肌に眼鏡のメイドは特に何かに関心を持つでもなく通りを歩いていく。

(さて、どうしましょうか。)

首尾よく王都に潜れたはいいものの、アテにしてある邸宅への勤務は今少し先になる。
それまでは一応休暇という事にはなるが…。
路銀は少々心もとないし、何ならツテを作っておくのも悪くない。
どこかに奉公でもしに行きましょうか、と考えながら通りを歩くのだ。
行先は、どこかのギルドか、斡旋所か…そういうのがあればいい、とは考えていた。

カーリアン > 「もし……。」

通りすがりの者に道を尋ねる。見てくれは商人風の男。
少々変わったメイド服に鼻の下を伸ばしながらではあるが、質問には答えてくれた。
心もとない路銀ではあるが、幾何かの銀貨を微笑と共に握らせておく。
容姿に自信がないわけでなし、今日一日くらいはうきうきで過ごしてくれるだろう。

さて、引き続き地区の表通りを歩いて行く。
教わった道筋を辿っていけば、それなりに面白そうな店先も目に付く。
無駄遣いは厳禁ではあるが、横目で流行り廃りなんかを目にしながら歩を進めるていくだろう。

カーリアン > やがて見えてくる建物。看板には斡旋所の文字が見える。
先ほどの商人が言っていたことに間違いはなかったようだ。
出来る事なら良質の勤務先があればよいのだが。

…なければ富裕地区に行くか、とも考えながら足を動かす。

「…着替えも欲しいなぁ。」

とぽつり呟いた。
さすがにうろうろと街中を歩くのにメイド服は色々と面倒である。
仕事中ならともかくオフならなおさら。
まぁ、まずは路銀稼ぎだ。

勤労は尊い。そう考えながら斡旋所の扉をくぐった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカーリアンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 宿屋」にジュンさんが現れました。
ジュン > 「はーさむさむ…まさかこんな寒くなるとは…」

一つの探索を終え王都へと帰還した青年
そんな青年を待ち受けていたのは急激な寒波であった
幸運にも宿を取ることが出来
現在は部屋で外套を脱ぎながら一息ついているところであった

「しっかしま…けったいなこともあるもんだ…」
そこで一つ気になったのは相部屋のお願い
最近はこの寒波の影響により自治会から案内が出ているらしい

「まあ最悪仕方ないとはいえ…せめてまとものあ奴にして欲しいものだが」
少し早めだったからか自分がとった時点では空部屋はあったものの
満室になるのは時間の問題か、相部屋にならないうちに一人の時間を堪能して過ごすことにしておく