2025/01/28 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にクロスさんが現れました。
■クロス > (平民地区に建材する冒険者ギルド
昼も夜も関係なく多くの人々が行き来を行い、中は常に満員と言わんばかりに人が溢れかえっている。
入り口から入り、辺り一面を見渡しても冒険者らしい恰好をした人ばかりである。
戦士、魔導士、薬剤師に貿易商と言った具合に多種多様な者達は各々の目的のためにここへ訪れるのであった。)
「…フゥ」
(そんなギルドの端、そこは酒場の様な場所になっていた。
依頼に参加するための人探しや事前準備のための一服、はたまた依頼終わりの褒美として使われる小さな酒場のカウンターでため息を漏らす男が居た。
長い黒髪に頭のてっぺんからはツンっと犬の耳が生えている。
2mはありそうな巨体をし、その体を甲冑で固めているが知識のある人間ならわかる。
その甲冑は安物、市民が自衛用の為に買える様な安物の鎧を身にまとっていたのである。
目立つところが多いミレーらしき男、その名を『クロス』と呼ぶ)
「今日も今日とて面倒な依頼だったが…まぁ、これでまた酒には困らねぇな…」
(依頼終わりなのか愚痴を零しながら注文したウィスキーロックを飲み、カウンターに置いた金貨を数える。
麻袋にぎっしりと詰まった金貨をテーブルに並べ、今回の報酬を確認しているのであった。
表情は無表情のままに数え、その様子を冒険者は眺める。
ある者は卑下する、ミレーであること、身なりも揃っていない冒険者であることをバカにする。
ある者は驚く、その装備でそれだけの報酬、一体どれだけの依頼に参加したのか。
そして、ごく僅かな者達は無視を、あるいはあえて無視をしているの。
そんな中で男は人目を気にせずに晩酌をしながら報酬を数えるのであった。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からクロスさんが去りました。