2025/01/27 のログ
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ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエアさんが現れました。
エア > 奇異と好奇の視線をすれ違う人々より感じながら、
平民地区にある商店通りを歩いている。

切れ込みすらない真っ白な仮面。
フードがついた外套、手にはシルク素材の手袋。
一部の隙も露出もない服装で歩いていれば当然であるし、
自分が珍妙な格好をしている自覚もある。

だから平民地区をうろつきたくはないのだが、
今夜はある目的のために、仕方なく、仕方なく、仕方なく、
こうして平民地区にある商店街を歩いている。

行き交う人々の数はまばら。
時間が時間だからそれはいい。
でもその少ない人数がこちらに向ける視線は不愉快。
だから平民地区の人間は嫌いなのだと悪態を心の中で吐きながら、
富裕地区にはない冒険者が通うような薬草を扱う店を探しているのだ。

――…しかし、わからん。
真白い仮面の奥からあたりに視線を向けても、
この時間帯まだ開いている薬草を扱う店がわからない。
どの店も明かりはついているが、カーテンが閉まっていたり、
看板がしょぼくて暗いと良く見えなかったりと、
正直に言えば迷子というのになっていた。

エア > ――…少しぼーっとしすぎたようだ。
富裕地区ならともかく、平民地区はあまり歩きなれずで、
暫くは同じような通りを行ったり来たりしていたが、
何とか富裕地区への通りを見つけ、帰路についたのだった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエアさんが去りました。