2025/01/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場兼冒険者ギルド」にハーラさんが現れました。
■ハーラ > とある酒場を兼任した冒険者ギルド。
そのカウンターにて、掲示板の募集依頼を眺めながら酒を飲んでいる女冒険者が一人。
褐色肌が一際目立つ、見るからに異国風の彼女は、王国の南方にある国から来ていた。
「なんかいい依頼ない?マスター」
マグメールのウイスキーをちびちびと飲みつつ、彼女、ハーラはカウンターの向こうのマスターに訊ねる。
だが、依頼は掲示板にあるもので全部らしい。
「うーん…どうにも、簡単なものばっかりなんだよねぇ」
ハーラが求めている討伐依頼のようなハイリスクハイリターンのものは出されておらず、
掲示板にはもっぱら低級冒険者向けの採集等の依頼が並んでいた。
このままでは、折角の冒険者ギルドなのに単に酒場として利用しただけとなってしまう。
「……ま、それでもいいけど」
実のところは生活にはそんなに切羽詰まっているわけではない。
彼女は気を取り直し、酒を楽しむことにした。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 酒場兼冒険者ギルド」からハーラさんが去りました。