2024/12/29 のログ
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ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジェイクさんが現れました。
ジェイク > 王都マグメールの平民地区。
富裕層でも、貧民層でもない、名前の通りに平民の多くが生活する地区は、
王都の中でも最も面積が広くて、人口も多い賑やかな場所である。

老若男女、種族も貧富の差もなく大勢の人々が往来する繁華街は
一見すれば貧民街より治安が良く、富裕区よりも便利で、住みやすさを感じさせる事だろう。
衛兵の詰め所も存在する此の地区では、必然的に街中を警邏する兵士の数も多くなり、
行き交う人々の不審な行動には絶えず彼等が目を光らせている。
だが、その瞳が必ずしも治安維持のためだけに輝いているとは限らないのがマグメールの所以でもあり。

「おい、――――そこのアンタ。少しだけ、構わないか?」

なめし革の軽胸甲を身に纏い、腰に剣を佩いた警邏中の兵士風の男が
繁華街の大通りを歩いている女の後ろ姿へと声を掛ける。
ちらりと覗いた横顔が好みであったのか、或いは、顔見知りだったのか。
口端に滲んだ嗤みは、この後、彼女に降り掛かる災厄を象徴しているようであった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジェイクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリーさんが現れました。
リー > 日も暮れてしまった時間帯の大通り。
昼間の依頼を終えてまだ時間も元気もあり、そしてその流れで夜の大通りの見回りの依頼を受ける。
酒場や食事処が並ぶ一角はともかく、商店が並ぶ一角は店が閉じてしまえば静かなもの。
そんな静かな大通りを明かりを片手に歩き。

「ここも問題はないかな。……この季節はこの依頼は向かないな…」

明かりを手に路地を覗き込むが怪しい人影などもなく歩くのを再開し。
思った以上に寒い空気に身を震わせ、持つ明かりは多少は暖かいが寒さを打ち消すほどではないので体は冷え。
この依頼が終わったら温かい場所に行こうと考えては次の確認地点にと足を向け。

「他も頑張ってるんだし…頑張らないとな」

自分以外にもこの依頼を受けた冒険者は何人かおり、あっちも頑張ってるなら自分も頑張らないといけないと考えては気合を入れ。

「確か僕が見るのは次のエリアの手前までだし……昼間に歩くより長く感じるな」

そして道の先を見ては殆ど人がいないので昼間とは違う感じに見える道を眺め。
自分の担当エリアを独り言のように確認し、行って戻って、もう一度行き来したらいい時間かもと考えては見回りを続ける。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリーさんが去りました。