2024/12/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にランバルディアさんが現れました。
■ランバルディア > 香ばしい焼き菓子やパンの匂いが鼻を擽る通り。
活気良く呼び込みする店も多い。
片腕にはもうパンパンの紙袋を抱えているのだが、その男はまだ買い足すつもりのようで。
「……んー、此方も美味そうだな」
口元に手を当て悩む姿と白衣を合わせ見ると深刻な病のカルテでも見ているようだが。
目の前にあるのは、菓子類のショーウィンドウである。
年の瀬も迫り浮かれた患者が日を追うごとに増える中、ようやく出来たスキマ時間。
しあわせを齎す甘いものを買い漁る。
そうだ、子飼いに精力剤の材料も集めさせておこうか。
そんな、冬の昼間。
■ランバルディア > 孤児院へ持ち込む分の他に、今年は――今年からは自宅で消費する分もある。
これでもきっと足りるかどうか。
通りに背を向け、消えていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からランバルディアさんが去りました。