2024/12/03 のログ
ご案内:「平民地区 食堂 兼 宿」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 「おじちゃん、これ美味しいね。もういっこ頂戴♪」

少年の言葉に、カウンター越しにおじちゃんと呼ばれた店主は目をすこしだけ開く。
クラブハウスサンドに野菜サラダ、チキンのソテーに牛ステーキ
最初、小さな少年が一人で店に入ってきたときには子連れの客が来たのかと思ったがそうでもないらしい。

――ごはんをたべにきた♪

人懐っこい笑顔でそういった少年は店主に銀貨がかなりはいった革袋をそのまま渡して、計算ができないから料金分だけとってほしい、と言ってきた。
料金を払うのなら客だが革袋ごと渡すあたり警戒心とかそういったものもない
しかし、少年はむしゃむしゃもぐもぐと美味しそうに――ただし成人の大食いのように平らげて、さらにおかわりを要求する。

もともとが寡黙な店主は小さく頷いて、チキンソテーを準備し始める。じゅうじゅうと香ばしい香りのするソテーを少年にさしだすと、少年は少々お行儀がなってないフォークとナイフの使い方だがチキンソテーをばくばくと平らげていく

「おいしー♪ おじちゃんはお料理上手なんだね、すごいね♪」

人懐っこく少年が店主を褒めるが、店主は黙ったまま空いた皿をさげていく。「これはおまけだ」と何人分ものメニューをたのんだ乗客にぶどうジュースを出すあたり店主も気分は悪くないらしい。

「いいの?ありがとー♪」

木のコップを両手にもって、んくんくとぶどうジュースを飲み干す。 店主はその間にカウンターの奥へとひっこんでいって。
まだ客はほとんどいない。 とはいえ正午前なのでもうそろそろ客でごった返すとこだろう

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルティアさんが現れました。
シャルティア > 「おじちゃん、おかわり♪ こんどはちゃんとお金はらうね♪」

と、ぶどうジュースのおかわりを所望。 ニコニコと人懐っこく明るい少年は、ぶどうジュースのおかわりを持ってきた店主にありがとー♪と笑顔を見せる。 とても人懐っこい子供らしい。
客もそれなりに入ってきて、先客の小さな少年をすこし物珍しそうに見ながらも客たちは昼食を頼み、昼から酒を飲む人もいる始末。

少年はニコニコとした表情でそんな酒場をみながら、ぶどうジュースをんく、んく、と飲んでいる

シャルティア > 人懐っこく、愛想はいい。
目があってしばらく見られてると、少年のほうから手を振って見せたりする。
なので奇異に見てる側がむしろ視線を外す始末だ。
少年からしたら遊んでくれる、かまってくれる、おしゃべりしてくれる相手がいないので、視線をはずされると「ぷー」とほっぺたを膨らますことになるのだが

とはいえ、ここのご飯は美味しいし、マスターのおじさんもいいひとだ。椅子の上で地面にとどかぬ足をぷらぷらさせながら、ぶどうジュースを美味しそうに飲んでいる

シャルティア > 「ごちそーさま、おじさん。 またね!」

革袋を返してもらって、椅子からぴょいっと飛び降りる。
元気よく店主に挨拶して手をふって、そのまま店の外へととびだしていって

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルティアさんが去りました。