2024/09/19 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にテンドンさんが現れました。
テンドン > 夜、平民地区の片隅の深夜でも経営している店。
薄いエール一杯で粘って隅っこに陣取っている。

「ふあーーーーーーーーあ」

でっかい欠伸。
遠からぬテーブルでは飲んだくれの酒盛り模様。
ステージにはもう吟遊詩人も踊り子も立っていない。
こんな時間にチップを投げてくれる気前の良い客は居ないのだろう。
自分はテーブルの上に本を拡げて書き物、事務作業中。

テンドン > 「ねむ」

油断してると涎がぼたぼた零れる。
それもデスク上ではなくデスク上にのっしりしている自分の父の北半球にシミをこさえる羽目となる。
頬肘もでかいボリュームの腋に若干埋もれつつも押し返される弾力によってIというよりもVの片割れみたいに斜めっている。
直ぐ眼下に本を敷く事が出来ずやや遠目がちに配置せざるを得ないのが七面倒臭い。
いや、産まれて大分馴染んで来た振る舞いなのでもう呼吸をするように出来るのでめんどくさいという感情も湧いては来ない。
いやめんどくさい。雑念が二転三転と頭の中を駆け巡る。

テンドン > 「おー……」

思考処理がおろそかになると無意味な独り言が増える。
特に多く描写することはない。
自分の仕事の処理に一段落つくまで数字、数字、計算、計算、法律、業務、照らし合わせ、事務、スケジュール調整。

テンドン > 終わった。

「っうう、はあああああ」

其の場に立ち上がって大きく伸び。
同じ姿勢を継続して拘縮しかけていた関節がぱきぱき鳴き声をあげる。
机に広げたものをサクサク片付けて鞄の中に放り込む。
後は普段通りに振る舞うだけで良い。

「おつかれ」

小銭を幾らか置いて店を出て行く。
早く自宅に帰って部屋で寝たい、ぐっすりと…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からテンドンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にズラトさんが現れました。
ズラト > 空は分厚い曇天でやや暗くって日差しはないが蒸し暑い。
道行く人達も露天で商う人達も額に汗をじんわり浮かばせるお昼過ぎ。
そんな大通りの、端の端。
集合住宅に両隣を挟まれて狭苦しそうに立つ小さな酒場。
【Bar『Pšeničné klasy(小麦の稲穂)』】の置き看板が設置されている。
営業中の札と、本日のおすすめランチの黒板もぶら下がっている。

「ふぁ~~~……ぁ~……」

外観通り中身もまた狭い店内には店主が一人退屈そうに、欠伸中。

ズラト > 本日のランチは、

かぼちゃのシチュー
梨とほうれん草のフルーツサラダ
バゲット

出回る時期にはちょっと早いが収穫は実は今頃の、かぼちゃ。
市場に出すには小さすぎたり大きすぎたりの規格外品を、
取引先の農家さんから処分半分好意半分で大量に貰った。

「ここんとこず~~~っとぱんぷき~ん。
 血ぃとか肌迄きぃろぅなったらどないすんねん。
 黄色過多やぞ、ほんま」

髪も眉毛も黄金色で瞳は琥珀色でもう結構黄色味過多。
いや南瓜食いすぎたからって血や肌はそうはならん……
という突っ込みを入れてくれる誰かも居ない一人ボケを呟きながら、また欠伸。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からズラトさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にギンジョウさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からギンジョウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にギンジョウさんが現れました。
ギンジョウ > カランカラン。
ドアベルの音をさせて一人の女が冒険者ギルドに入ってくる。
そしてそのまま、男たちの視線を浴びながら、カウンター席に腰を下ろして。

「~♪今日はどうしようかなぁ~。」

ちらり、と、給仕の少年を見やって、ちろり、舌なめずり。
無垢そうな少年も意地悪そうなマスターも大好物ですとばかりに。

「それとも…♡」

ちらり、今度は自分を見つめる冒険者たちを見やる。
精力の強そうな男性たちもまた、たまらないのだ。
おみ足を見せつけるかのように足を組みながら、
女は今夜の「食事」を探していた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にグスタフさんが現れました。
グスタフ > ギルドに討伐依頼の報奨金を置きに来た男は事務手続きを待ちながら欠伸を噛み殺す。
手続きを終え、帰ろうとしたところに見目麗しい美人が入ってくれば目を奪われる。
着物の裾から見える四肢を見ては、いいねぇなどと顎髭を擦り。

妙な色香に誘われて、ふらふらと声を掛けに行く。

「こんばんはお姉さん、一人で依頼探しかい? それとも……」

脚を組みなおすしぐさに見惚れて。言葉を続けた。
露骨に誘われてる気もして、下心も隠さずに。

「男漁りなら今晩どうだい?」

ギンジョウ > とりあえずお酒でも…、なんてメニューに視線を移したが、
そこに低い男性の声がかかってくれば、ちらり、そちらへ視線を移す。
逞しい身体、きっと下も…♡なんてはしたない妄想。

「こんばんは♡
 お兄さん、うふふ…とても素直ですねぇ。」

下心を隠さぬ様子にクスリと微笑むと、カタン、椅子から立ち上がり、
男性の手を取って…。

「いいですよぉ♡
 優しくシてくださいね♡」

かっこいいし…活きのイイザーメンを持っていそうだなんて思いながら、
男性の手を取ってご機嫌そうに歩き出す。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からギンジョウさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からグスタフさんが去りました。